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古い木製のテーブルの上のみかん

みかんの旬の時期はいつ頃?産地ごとの品種や特徴も紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2022年1月31日

冬の家族団らんに不可欠の果物、それがみかんである。こたつに入って食べるイメージが強いみかんであるが、夏が終わるころから出回るみかんもある。はたしてみかんの旬はいつ頃なのだろうか。日本各地で生産されるみかん、地域ごとの相違も含めてみかんの旬について説明する。

  

1. みかんの旬の時期はいつ頃?

伊豆のみかん園温州みかん
ずばり、みかんの旬はいつか。品種や栽培される場所によっても異なるが、一般的には10~12月である。つまり、秋から冬にかけてがみかんの旬となる。夏にみかんを見かけることもあるが、これは宮崎県や鹿児島県を中心に栽培される早出しと呼ばれるハウスものである。昨今は貯蔵法が発達したため、収穫後に保管し3月頃に出荷されることもある。

2. 温州みかんの種類と旬

木製テーブルの上の葉のついた新鮮なみかん
みかんと一口にいっても、実は種類がたくさんある。現在みかんとして出回っているのは温州みかんである。日本では温州みかんの栽培面積および生産高が、ほかの果樹を断然引き離して多い。その温州みかんも、品種や生産地によって収穫の時期がことなる。それぞれのタイプについて説明する。

極早生(ごくわせ)

極早生のみかんの収穫は9~10月である。皮がまだオレンジ色になりきる前に収穫される極早生は、以前は非常に酸っぱいみかんとして知られていた。現在は改良が進み、ほどよい酸味を残しつつもじゅうぶんに甘みを楽しめるみかんが多い。極早生のみかんはまた、果実を包む袋の皮が薄いという特徴もあり食べやすい。代表的な品種は岩崎早生や静丸早生である。

早生(わせ)

早生みかんは、温州みかんの旬の時期10~12月にかけて収穫されるタイプである。皮の色は緑色を呈していたりオレンジ色だったりと、品種によって異なる。品種としては、宮川早生と興津早生が早生系の代表である。いずれも酸味と甘さのバランスがよいという特徴がある。

中生(なかて)

中生とはみかんのなかでは比較的遅い時期に収穫されるタイプで、普通温州とも呼ばれている。旬は11~12月である。収穫が遅いために甘みがよくのっているのが中生の長所である。大津4号や南柑20号などがよく知られた中生品種である。

晩生(おくて)

1~3月が収穫軸の晩生。晩生みかんは濃厚な風味を特徴としている。青島温州や十万温州などの品種があり、果実は比較的大きい。皮も厚めであるため保存性に優れているという長所がある。収穫後に一定期間保存し糖度を高め出荷されることが多い。

3. 産地ごとのみかんの種類と旬

木に緑の葉が付くオレンジの枝
温州みかんは日本を代表する柑橘類であり、日本各地で栽培されている。とくに年間平均気温が15~18℃の温暖な土地が栽培に向いているとされている。各地で栽培される種類は多いが、みかんの産地として知られる地域、その特徴について見ていく。

静岡

東西に長い静岡県は、東部、中部、西部と全域でみかんの生産が盛んである。それぞれの地域で栽培されるみかんの種類も多種で旬もさまざまだが、静岡県は青島温州の発祥地であるためとくにこの種類が多い。西浦、寿太郎、小笠山などの種類がある。晩生みかんに属するこれらの旬は1~3月である。

愛知

愛知県は蒲郡市、東海市、南知多町などがみかんの産地として知られ、中でも蒲郡みかんは愛知県のブランドとして登録商標となっている。酸味と甘みのいずれも濃厚で、果実を包む袋の部分が柔らかく食べやすいのが蒲郡みかんの特徴である。愛知県産のみかんの旬は、一般的に11月下旬~1月である。

和歌山

みかんの生産量が日本一の県、それが和歌山である。和歌山県ではとくに、オリジナル品種であるゆら早生と田口早生の評判が高い。温暖な気候を反映したまろやかな風味が特徴の種類である。和歌山県のみかんの旬は、一般的に10~12月とされている。

愛媛

みかんだけではなく数々の柑橘類の生産が盛んな愛媛県。愛媛県はハウス栽培も盛んであるため、通常の旬である10~3月以外にも、夏に温州みかんの収穫が行われている。ほぼ通年でみかんを食べることができる県といえるだろう。晩生以外の種類の栽培がされている。愛媛みかんにはせとか、かんぺい 、はるか、日南1号、愛媛中生などが知られている。柑橘王国の名に恥じない芳醇な味を誇る。

熊本

南国の太陽を吸い取ったような甘さが特徴の熊本産みかん。熊本で開発された種類である肥のさやか、肥のあすか、肥のあかりは酸味が少ない豊かな甘さを誇る。熊本のこれらのみかんの旬は、9月上旬~11月である。

佐賀

多良岳山麓や天山山麓でみかんの栽培がおこなわれている佐賀県。太良町をはじめ豊かな土壌を生かしてみかんのブランド化も進められている。その代表がさが美人である。酸度と糖度を測定して選別されるブランドみかん、青果業者間での評価も高い。佐賀のみかんの旬は9月下旬~3月の終わりまで続く。

長崎

古くからみかん栽培が行われていた長崎県。ウラジオストックにみかんを輸出していたという記録も残っている。長崎生まれのみかんの種類には、させぼ温州、せとか、不知火、はるかなどがある。技術を駆使したこれらのみかんは味が濃いことで知られている。旬は10~2月である。

4. おいしい旬のみかんの選び方

篭に盛られたみかん
年末年始の家族団欒の時間、スナック感覚で手を伸ばすのがみかんである。旬の時期には日常的に食べることが多いみかん、購入時にはどのような点に注意して選べばよいのか。美味しいみかんの選び方を見てみよう。

皮の色

みかんは品種によって皮の色が異なるものの、その色が濃いほうが成熟度が増して甘みがのるといわれている。また皮のきめが細かいもののほうが一般的に糖度が高い傾向にある。

軸の形状

みかんのへたに注目をしてみよう。この軸の部分が細いもののほうがより甘いのである。軸が太いものは、栄養が枝に集中していた可能性がある。軸が細いものほど、栄養分が果実に吸収され甘くなるというわけだ。

重みがある

水分が少ないみかんは味気ないのは衆目の一致するところである。水分がたっぷりと入りみずみずしいみかんは、重みがあるのが特徴である。購入時にはずっしりとしたみかんを選ぶようにしよう。

結論

日本で最も愛されている果物のひとつ、それがみかんである。なかでも温州みかんは、日本の秋から冬の風物詩ともいえる。日本各地で生産されるみかんには、その土地のオリジナルの品種も多く、旬も極早生から晩生にいたるまでさまざまである。各地のみかんの旬を知り、家族でより美味しい味を堪能してほしい。
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  • 更新日:

    2022年1月31日

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