目次
- 1. 杏仁豆腐の「杏仁」とは?
- 2. 飲むあったか杏仁豆腐!「ホット杏仁ミルク」
- 3. 簡単とろとろ杏仁香る!「杏仁豆腐風スイートポテト」
- 4. 混ぜ合わせて冷やすだけで完成!「杏仁豆腐みたいな牛乳プリン」
- 5. 香り豊かなとろける本格派スイーツ!「杏仁霜を使った杏仁豆腐」
- 6. 材料は2つだけ!アーモンドミルクで作る「簡単杏仁豆腐風」
1. 杏仁豆腐の「杏仁」とは?

中華料理のデザートとして有名な杏仁豆腐だが、杏仁が何かを説明できる方は多くないだろう。ここでは杏仁についてくわしく解説していこう。
杏仁とは?
杏仁豆腐の杏仁とは、杏仁霜(きょうにんそう)という食材から来ている。日本ではなじみがない食材なので、初めて知ったという方もいるだろう。
杏仁霜は杏(あんず)の種の中にある仁(さね・じん)をすり潰した粉末のことである。商品として棚に並んでいるものは、すり潰した仁に砂糖やコーンスターチなどが加えられたものが多い。
杏仁は薬だった?
杏仁は元々、中国では生薬として親しまれていた。中国北部で採れる北杏は薬効成分が強く、咳止めに効果があると現在も使われているほどだ。現在、食用になっているのは中国南部で育った南杏だけ。杏仁霜は高価なので、一般的に売られている杏仁豆腐は代用品で作られたものが多い。
杏仁霜の代用品は?
高級品の杏仁霜の代用品として、杏仁豆腐のレシピにはアーモンドパウダーが使われていることがある。アーモンドも杏と同じバラ科の植物であり、味や香りが似ているからだ。アーモンドパウダーを選ぶときは、皮なしでローストしていないものがおすすめ。より杏仁と似た風味を出してくれる。ただ、あくまでも代用品なので、杏仁霜を使ったほうが風味豊かな杏仁豆腐が味わえる。
2. 飲むあったか杏仁豆腐!「ホット杏仁ミルク」

杏仁豆腐を食べたくても、冬は冷たいスイーツを食べると身体が冷える。そんなときは、ホット杏仁ミルクはいかがだろうか。一風変わったホットドリンクだが、濃厚な味わいが楽しめる。市販の杏仁豆腐と牛乳を混ぜ合わせて温めるだけの簡単なレシピなので、すぐに作れるのもおすすめするポイントだ。杏仁の優しい甘さが香るホットドリンクで、寒い冬を乗り越えよう。
1人前
杏仁豆腐 80g
牛乳 80m
詳しいレシピはこちらをCheck!
3. 簡単とろとろ杏仁香る!「杏仁豆腐風スイートポテト」

杏仁豆腐で一風変わったスイートポテトが作れるのを知っているだろうか?このレシピでは、加熱して潰したさつまいもに杏仁豆腐を混ぜて焼くのだ。どろっとしているので、一般的なスイートポテトのように成形せず、ココットに流し込む。甘すぎない味なのに、濃厚な食感がクセになる新感覚スイーツをご賞味あれ!
4人前
杏仁豆腐 1パック(100〜140g程度)
さつまいも 正味400g
バター 15g
卵黄 1つ
詳しいレシピはこちらをCheck!
4. 混ぜ合わせて冷やすだけで完成!「杏仁豆腐みたいな牛乳プリン」

杏仁豆腐が食べたいと思っても、おうちにある材料ではすぐに作れないレシピばかり。そこで、杏仁豆腐のような牛乳プリンのレシピを紹介しよう。牛乳と粉ゼラチン、グラニュー糖さえあればすぐに作れる。好みのフルーツやミントをトッピングすれば、華やかな見た目が食欲をそそるだろう。
4人前
牛乳 2カップ
グラニュー糖 大さじ3
ゼラチン(粉) 5g
詳しいレシピはこちらをCheck!
5. 香り豊かなとろける本格派スイーツ!「杏仁霜を使った杏仁豆腐」

杏仁霜を使った、本格的な杏仁豆腐のレシピを紹介しよう。杏仁霜はスーパーで売られていない可能性があるので、製菓材料を扱う専門店やネットで探してみてほしい。
材料の入手は難しいが、作り方はいたってシンプル。材料を火にかけ、ゼラチンを加えたら冷蔵庫で冷やすだけ。杏仁霜の甘い香りが漂う杏仁豆腐は、普段手軽に食べられるものとは一線を画すに違いない。
2〜3人前
牛乳 600ml
杏仁霜 大さじ1と1/2
きび砂糖 20g
ゼラチン 6g
いちごジャム 大さじ1〜2
詳しいレシピはこちらをCheck!
6. 材料は2つだけ!アーモンドミルクで作る「簡単杏仁豆腐風」

スーパーで手軽に入る材料でできる、杏仁豆腐風スイーツのレシピを紹介しよう。レシピの肝になるのは、アーモンドミルク。アーモンドの香りは杏仁とよく似ているので、杏仁独特の香りが苦手な方も食べやすいだろう。材料を煮詰めたあとは、アーモンドミルクのパックに戻して冷蔵庫で冷やしていく。器を用意する必要がなく、手軽にチャレンジできるのも魅力だ。
2人前
ゼラチン 4g
アーモンドミルク 200ml
お好みでバニラエッセンス 2滴
詳しいレシピはこちらをCheck!
結論
今回はおうちで杏仁豆腐が簡単に作れるレシピを5つ紹介した。本来の材料である杏仁霜は高級品だが、意外にも身近な食材で代用できる。レシピによって材料に多少の違いはあれど、基本的な手順は変わらない。子どもでも作れるスイーツなので、ぜひ一緒に作りながら楽しい時間を過ごしてほしい。