- 1. 作り置きのメリットとは?
- 2. みかんの缶詰で作るオシャレな「バルサミコみかんソースの豚肉ソテー」
- 3. 電子レンジで作る茹で卵で簡単!あっという間!「時短マカロニサラダ」
- 4. 帽子をかぶったシェパーズパイ「ヨークシャープディング」
- 5. 肉を軟らかくして臭みも消す!?紅茶を使った簡単調理「紅茶煮豚」
- 6. オシャレなカフェ風ランチに!「チキンとひよこ豆のトマト煮」
1. 作り置きのメリットとは?
まとめて先に調理しておく、先取り家事の「作り置き」。そもそも作り置きをすることでどんなメリットが得られるのだろうか。既に知っている方もいるかもしれないが一緒におさらいしておこう。
時短が可能になり、帰ってすぐにごはんが食べられる
作り置きのメリットは、何といっても料理する時間が大幅に省けるということだろう。たとえば3日分のおかずをまとめて調理しておけば、3日分どこかで調理時間を短縮できる。作り置きがあれば、温めて盛り付けるだけで完成だ。帰宅してすぐごはんにありつける。
献立に迷わず食事のボリューム・栄養価アップができる
作り置きがあれば、当日「何を作ろう?」といった迷いもなくなる。もし帰宅が遅くなってしまっても、作り置きがあることで晩御飯の心配が不要になる。これが心の負担をグッと軽くしてくれるのだ。余裕がある日は汁物やサラダなどのメニューをプラスして、献立のボリュームアップを図ってもよいだろう。品数の多い食卓は満足感を感じやすく、また栄養価も充実するというメリットも。
弁当作りも楽々
朝早く起きて「弁当作り」というミッションがあるとなかなか大変だ。作り置きがあると弁当箱に詰めるだけで済み、品数も充実。朝から包丁やガスを使う必要がないので、弁当作りがグンと楽になるだろう。外食を減らすきっかけにもなり、昼食代を浮かせることも可能だ。
食費・光熱費を節約できる
買ったその日に調理してしっかり使い切る作り置きレシピで、1番栄養価が高い状態で美味しい状態を長くキープでき、栄養も逃がさない。傷む前に使い切ることで、食品ロスもなくなる。また、その日毎に1食分のおかずを調理するよりも、一気に何日分かを調理したほうが調理時間やガス代も節約できる。洗い物の回数も減って水道代まで安上りだ。
2. みかんの缶詰で作るオシャレな「バルサミコみかんソースの豚肉ソテー」
デザートでおなじみの果物であるみかんを、ごはんの主役に用いた作り置きレシピだ。最初に豚肉の両面にフォークで穴をあけておくのが重要なポイント。この穴がお肉の中まで味をしっかりしっかりしみ込ませ、火の通りも均等にしてくれる。加熱しすぎを防げるため、肉が固くならずにすむのだ。ひと手間でグッと美味しさが増すので、ぜひやってみてほしい。漬け込むまでしておけば後は焼くだけ。みかんの甘酸っぱいさわやかな味が魅力の一品ができる。
2人前
豚ロース 2枚
ローズマリー 1本
缶詰のみかん 100g程度
オリーブオイル 大さじ1
バルサミコ酢 小さじ2
醤油 小さじ1
にんにくチューブ 1cm
料理酒 大さじ1
塩コショウ お好み
詳しいレシピはこちらをCheck!
3. 電子レンジで作る茹で卵で簡単!あっという間!「時短マカロニサラダ」
彩りのよいマカロニサラダの時短調理を可能にした作り置きレシピを紹介する。鍋で水から茹で卵を作ると通常10分前後かかる。そんな茹で卵だが、電子レンジで調理するとたったの1分しかかからない。茹で卵が完成したら、ほかの切った材料と混ぜるだけ。とってもお手軽で、まとめて作っておけば日々の献立にプラス一品できる作り置きに最適だ。お弁当のおかずにもってこいなので大活躍すること間違いなし。日々のメイン選手に加えてみてはいかがだろう。
4人前
マカロニ 50g
卵 1つ
きゅうり 1本
プチトマト 7個
コーン 30g程度
マヨネーズ 大さじ2
オリーブオイル 小さじ2
酢 小さじ1
塩コショウ お好み
詳しいレシピはこちらをCheck!
4. 帽子をかぶったシェパーズパイ「ヨークシャープディング」
イギリス料理をアレンジした作り置きレシピを紹介する。どこから噛り付いてもジューシーな肉汁を味わえ、食べごたえはバツグン。食卓にボリュームと華やかさがプラスできる。あとは焼くだけの状態で作り置きすれば調理時間も省略でき、当日の調理もスムーズになるだろう。ヨークシャープディングを焼くときには、途中でオーブンを開けるとうまく膨らまなくなるので注意してほしい。
2人前
・グレイビーソースの材料
牛ひき肉(あらびき) 150g
玉ねぎ 小1/2個
小麦粉 小さじ1
コンソメ(顆粒) 小さじ1
・ヨークシャープディングの材料
小麦粉 50g
牛乳・水 各50cc
卵 1/2個
・シェパーズパイの材料
牛ひき肉 200g
じゃがいも(皮をむいて) 250g
溶けるチーズ 40g
プチトマト 5〜6個
バター 5g
塩・コショウ・ミックススパイス 適量
詳しいレシピはこちらをCheck!
5. 肉を軟らかくして臭みも消す!?紅茶を使った簡単調理「紅茶煮豚」
お肉を紅茶で煮ているので、柔らかく臭みのない仕上がりになるこちらの作り置きレシピ。お酢を使うので、チャーシューや角煮よりもさっぱりした風味が特徴だ。タコ糸は肉に巻くことで煮崩れを防ぎ、形よく仕上げるために使われる。仕込み好きな方は、豚肉にタコ糸を巻くところからやるのもよいだろう。完成した肉の塊を切る瞬間は、美しい断面を見るだけで楽しい気分になり、食欲がそそられるはず。作り置きにも活躍するのでレシピを覚えていってほしい。
2人前
豚肉肩ロース塊 500g
アッサム茶葉(できればティーバッグのもの) 10g
砂糖 50g
酒 150g
塩 25g
醸造酢 100g
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6. オシャレなカフェ風ランチに!「チキンとひよこ豆のトマト煮」
「ひよこ豆」とは、名前の通り、くちばしのような突起があるひよこのような形の豆だ。ほくほくとした味わいで、その食感は栗をイメージさせる。カレーやスープ、サラダなどに親しまれている食材だ。そのまま使える缶詰がスーパーなどで手に入るので、下処理の手間いらず。このレシピはパンにも白米にも合うので、作り置きをして組み合わせを楽しむとよい。お好みで粉チーズ、パセリをかけると味わいに深みがでるだろう。
2人前
鶏もも肉 1枚
塩、コショウ 少々
ゆでひよこ豆 1缶(100g)
トマト缶 1缶
水 150ml
チキンコンソメ 小さじ1.5
中濃ソース 小さじ1
はちみつ 大さじ1
粉チーズ お好みで
パセリ お好みで
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結論
作り置きのメリットと、食卓が華やかになる作り置きレシピを紹介した。少し作り置きを交えるだけで、心に余裕が生まれるということがお分かりいただけただろう。必ずしも毎週作らないといけないわけではないので、まずは「できるときに作る」「食材が安く手に入ったときに作る」「普段よく食べるものや不足しがちな野菜で1品だけ作る」くらいの気楽さで取り組んでみてはいかがだろうか。