目次
- 1. 納豆に期待される効果とは?
- 2. 意外な組み合わせが美味しい!大量消費の簡単おかず「ししとう納豆」
- 3. パクパク食べやすい!「納豆のふわふわお好み焼き」
- 4. 時には遊びのある料理にトライ!「納豆チップス」
- 5. ぜひ試してほしい!相性抜群の「納豆キムチうどん」
- 6. 一緒に合わせる具材にひと工夫!「納豆釜玉風うどん」
- ※1 ※3 出典:日本ナットウキナーゼ協会「ナットウキナーゼ | 日本ナットウキナーゼ協会」 http://j-nattokinase.org/nattokinase/
- ※2出典:東邦大学「血液が固まるということ | 生物学科 | 東邦大学」 https://www.toho-u.ac.jp/sci/bio/column/032849.html
1. 納豆に期待される効果とは?

納豆は大豆の栄養をそのまま受け継いでいるだけではない。大豆と納豆菌が一緒になり、発酵する過程で生まれる独自の栄養素もある。今回はその一つ「ナットウキナーゼ」に注目したい。
血栓を溶かす「血液サラサラ」効果
ナットウキナーゼとは、納豆のネバネバに含まれる酵素だ。血液中にある血栓そのものを溶かす作用と、血栓を溶かすために働く酵素を活性化させる作用がある。(※1)血栓は本来、ケガをしたときなど血管の損傷をふさぐもの。しかし、血液がドロドロの状態になるとできた血栓が溶かされにくく、蓄積されたままになってしまうのだ。その結果として血管が詰まりやすくなり、病気に繋がる恐れがある。(※2、3)現代人は食事や生活習慣などによって、血液中にコレステロールや中性脂肪が増加しがちだ。(※3)健康な血流を保つために積極的に摂取してほしい栄養素である。
寝ている間に効く
血栓は深夜から早朝にかけてつくられやすい。そのため、ナットウキナーゼを夕食後や寝る前に摂取すると効果的であるといわれている。血液の流れがよくなるとむくみが解消も期待できるので、朝もすっきり目覚められるだろう。
2. 意外な組み合わせが美味しい!大量消費の簡単おかず「ししとう納豆」

変わり種として、納豆にししとうを合わせたレシピを紹介する。ししとうはピーマンと同じとうがらしの一種だが、辛みが少ないのが特徴だ。火を入れると小さくなるので、ししとうを納豆の粒よりも大きめの小口切りにする。その際に、ヘタと茎は固いので切り落としておこう。ししとうに火が通ったら、火を消してから納豆を入れるのがポイント。調理時間10分で、鮮やかな緑色が食卓の彩りとしても活躍する一品なので試してほしい。
2人前
ししとう 100g
納豆 2パック
醤油 小さじ1
添付のタレ、辛子 2パック分
炒め用ごま油 大さじ1
詳しいレシピはこちらをCheck!
3. パクパク食べやすい!「納豆のふわふわお好み焼き」

お次は、納豆とお好み焼きのコラボレーションレシピを紹介する。子どもに納豆をそのまま食べさせると、ネバネバが至る所にくっついてしまう。子どもの手はもちろん服や机、椅子や床まで悲惨なことに、なんてことも。後片付けも大変だ。このレシピは、お好み焼きの生地でまとまっているため、納豆がばらつくことがない。幼児も食べやすい一品なので、納豆が1パックあれば作ってみてはいかがだろう。
3人前
納豆 1パック
納豆のタレ 1袋
キャベツ 2枚
卵 1個
小麦粉 大さじ5
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4. 時には遊びのある料理にトライ!「納豆チップス」

発酵食品の納豆とチーズは味の相性がよい。外側はカリカリ、真ん中はしっとりとした食感の違いも面白く、気づいたら手が2枚目を口に運んでいる。そんな中毒性のある一品だ。ラップで挟んだ上から綿棒で伸ばすので、手も汚れず調理器具の汚れも最小限に収まる。焼き上がりはココナッツの甘い香りが楽しめる。納豆のにおいは全く気にならないので、納豆の独特な香りが苦手という方も、こちらのレシピを試してみてはいかがだろうか。
2人前
納豆(大粒のもの) 45g(1パック)
自家製煎りぬか(または煎った全粒玄米粉) 5g
ココナッツフレーク 5g
溶けるチーズ(ピザ用) 70g
詳しいレシピはこちらをCheck!
5. ぜひ試してほしい!相性抜群の「納豆キムチうどん」

1人分のごはんをつくるのは億劫になりがち。そんなときにおすすめなのが、調理時間たった4分のこの納豆レシピだ。冷凍「稲庭風うどん」は個包装のまま電子レンジ調理だけでよいので、鍋の用意やお湯が沸くのを待つ必要もナシ。思い立ったらすぐに食べられるので、忙しいときのメニューとしても大活躍間違いなし。ミョウガのさわやかさとキムチのピリッとした辛さがアクセントとなった、食欲をそそる一品をぜひ召し上がってほしい。
1人分
冷凍「稲庭風うどん」 1玉
ひきわり納豆 1パック(約40g)
キムチ 約30g
きゅうり(粗みじん切り) 1/4本(25g)
みょうが(せん切り) 1/2個
めんつゆ(ストレート) 適量
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6. 一緒に合わせる具材にひと工夫!「納豆釜玉風うどん」

こちらも調理時間4分で作れるハイスピードレシピだ。うどんを茹でて具を順番にのせたら、最後に醤油をまわしかけて熱々のうちに混ぜるだけ。ひき割り納豆を使うことで、もちもちの麺との絡みがよい仕上がりになっている。また、うどんのトッピングには刻んだ玉ねぎを使用。納豆のネバネバと玉ねぎのシャリシャリ、異なった食感を楽しめるのもポイントだ。温めた器に盛り付ければ、さらに美味しくなるので実践してほしい。
1人分
冷凍「丹念仕込み 本場さぬきうどん」 1玉
ひき割り納豆 1パック(約50g)
卵 1個
玉ねぎ(刻む) 適量(約30g)
三つ葉 適量
醤油orだし醤油 適量
詳しいレシピはこちらをCheck!
結論
納豆を食べることで期待できる効果と、おすすめのアレンジレシピを紹介した。効果を知ったうえで食べると、納豆がより美味しく感じられるだろう。とはいっても、いつも同じ味を食べていると飽きてしまうもの。紹介したレシピを参考にすれば、納豆の新しい一面も発見できるだろう。日々の取り入れ方を工夫して、これからも納豆と上手に付き合っていってほしい。
(参考文献)