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練り物

【練り物レシピ】旨み&ボリュームUPも練り物で時間と手間いらず

投稿者:ライター 松本佐佳 (まつもとさよ)

鉛筆アイコン 2022年5月24日

かまぼこやさつま揚げ、伊達巻など種類豊富な「練り物」。そのまま食べることができ、煮物や炒め物にも相性がよい食材だ。練り物の魅力は、旨みと弾力。魚のすり身に塩などを加えて練り、加熱する過程で弾力が増し、練り物一つひとつの中に旨みが凝縮されていくのだ。この記事では、練り物にはどんな種類があるのかを見ていこう。そして、今日からすぐに実践できるお手軽レシピも紹介するので最後までチェックしてほしい。

  

1. 練り物の種類

練り物
一口に「練り物」といっても、その多くが蒸す・茹でる・揚げる・焼くなどの加熱方法によって種類が分けられている。ここでは代表的な練り物を5つ紹介する。それぞれ違った食感や風味があり、生食向き、煮物向き、炒め物向きと特徴も違うので見てみよう。

蒸しかまぼこ

代表的な板にのった紅白かまぼこは蒸して作られる。刺身のように醤油やワサビを付けて食べても美味しい。うどんやお吸い物などの汁物に添えるのもよいだろう。炒め物や酢の物などの具材としてさまざまな料理に活躍する。

ちくわ

ちくわは、「生ちくわ」と「焼ちくわ」の2種類に分けられる。生ちくわは中央部が茶色い焼き色が付き、両端は白っぽいのが特徴。主に生食されている。一方焼ちくわは、ところどころボタン状に焼き色が付いたものを指す。主に煮物にして食べられる。炒め物、天ぷらなどで食べても美味しい。

はんぺん、つみれ

はんぺんは魚のすり身に山芋や卵白などを加えて作る。気泡が多く、柔らかくてフワフワとした食感が特徴の練り物だ。そのまま食べても旨い。つみれはイワシやアジ、サンマなどの赤魚を原材料とした練り物。そのままサッと焼いて食べることも多いが、濃厚な魚の味わいがしみ出るので、汁物や鍋物との相性がバツグンである。

さつま揚げ

白身魚のすり身を油で揚げたものの総称がさつま揚げである。野菜揚げやじゃこてんなど、全国各地で具材や形もさまざま。そのまま食べても食べごたえがあるが、軽く焼いてしょうが醤油で食べると絶品だ。煮物や炒め物、ちゃんぽんの具材にしてもよい。

2. オイスターソースでおでんを簡単に!漫画みたいな串おでん

串おでん
オイスターソースをベースに、おでん汁を簡単に作れる練り物レシピを紹介しよう。串に刺して盛り付ければお店で食べるようなできばえに。串に刺すときは、重い・大きい具材を下部、軽い・小さい具材を上部に持っていくと食べるときに持ちやすくなる。食材の下処理や食材を入れる順番は少し面倒に思うかもしれないが、味がしみ込みやすくなる大事なポイント。出汁がしっかりしみ込んだ美味しいおでんができるので、ぜひ熱いうちに食べてほしい。

1~2人前

はんぺん 1枚
こんにゃく 1/2枚
好みの練り物 4~6個
ちくわ 1本
ウインナー 2本
大根 3~4cm
うずら卵の燻製(または水煮) 4~5個
オイスターソース 大さじ1
酒 大さじ1
和風顆粒出汁 小さじ2
天然塩 小さじ1/2
水 600ml
竹串 5~8本
詳しいレシピはこちらをCheck!

3. お弁当のおかずやおつまみにおすすめ!「ささかまぼこと舞茸のバター炒め」

ささかまぼこと舞茸のバター炒め
笹かまぼこを使った香りと味わいが食欲をそそる練り物レシピで、子どもから大人まで胃袋を鷲掴み。笹かまぼこと舞茸をバターで炒め、最後に味を調えるだけなので、さっと食べたいときの一品に作ってほしい。焦げないように注意しながら、しっかり炒めて香ばしさを出すのがポイント。さっぱりレモンの酸っぱさをまとい、舞茸の食感も相まってついつい手が伸びる美味しさになるだろう。

2人前

ささかまぼこ 4枚
舞茸 1/2株
バター 大さじ1
レモン汁 大さじ1
塩 小さじ1/2
こしょう 小さじ1/2
詳しいレシピはこちらをCheck!

4. ごまをプラスして美味しい副菜!「ごまが香るちくわの炒め物」

ごまが香るちくわの炒め物
こちらは練り物の定番ちくわを甘辛味に仕上げた、ごはんがもりもり進むレシピ。たった10分でできるお手軽料理だ。味付けも家にあるものでできるので、料理に慣れていない方も挑戦しやすいだろう。舞茸やこんにゃくなどをプラスしても相性がよく栄養価アップが図れるので、お好みでアレンジしてみてもよいだろう。ちくわは断面積が増え、味がしみ込みやすくなる「斜め切り」がおすすめだ。冷めても美味しいので、お弁当のおかずにもぜひ取り入れてほしい。

2人前

ちくわ 4本
ごま油 小さじ1
和風かつお出汁の素 小さじ1/2
砂糖 小さじ1
醤油 大さじ1/2
白ごま 小さじ1
詳しいレシピはこちらをCheck!

5. ちくわでボリュームアップ!「ちくわとにんじんのしりしりー」

ちくわとにんじんのしりしりー
副菜に練り物を加えてボリュームアップが図れるレシピを作ってみてはいかがだろう。沖縄の郷土料理にんじんしりしりーには「ちくわ」がぴったり。にんじんの色鮮やかなオレンジ色が弁当のアクセントになる。ちくわの旨みがプラスされて満足感のあるレシピになっているのでぜひ試してほしい。フライパンにくっつきやすいときは、ごま油を少しひくとよいだろう。

4人前

ちくわ 4本
にんじん 2/3本
和風出汁の素 小さじ1
醤油 大さじ1/2
塩こしょう 少々
卵 1個
かつお節 大さじ2
詳しいレシピはこちらをCheck!

6. シャキシャキの水菜が美味しい!「水菜とちくわのわさびマヨ和え」

水菜とちくわのわさびマヨ和え
そのまま食べられる練り物ならではの、火を使わない簡単レシピも紹介しよう。水菜とちくわを切ったら、調味料と混ぜ合わせるだけで一品完成。材料も少なく、手間も時間もかからない。水菜のシャキシャキした食感と、マヨネーズでマイルドになったほどよいわさびのピリッとした味が癖になる。混ぜ合わせるのはできるだけ食べる直前に。そうすれば水っぽくなるのを抑えられるだろう。

4人前

水菜 2株
ちくわ 4本
わさび(チューブ使用) 3cm
マヨネーズ 大さじ1と1/2
醤油 小さじ1/2
詳しいレシピはこちらをCheck!

結論

種類が豊富な練り物は、具材の組み合わせや味の楽しみ方も多彩である。熱を加えずそのままで一品料理になる練り物だが、おでんや煮物に入れればその旨みがほかの具材にもしみわたり、味に深みが増す。また、サラダや炒め物に加えるだけで簡単に食べごたえアップが可能だ。いろいろな料理に応用が利く練り物は、食生活を豊かにしてくれる食材といえるだろう。どれも手軽に調理できるレシピばかりなので作ってみてほしい。
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  • 公開日:

    2023年5月 4日

  • 更新日:

    2022年5月24日

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