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観葉植物にはどんな虫がつきやすい?おすすめの予防対策を紹介

観葉植物にはどんな虫がつきやすい?おすすめの予防対策を紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年6月22日

ポトス、ユッカ、モンステラなど部屋に1つ置くだけで雰囲気がグッと上がる観葉植物。その人気の高さは見た目だけではなく、有害物質を吸収分解したり、きれいな水蒸気を発散したりと、空気をリフレッシュする植物ならではの性質にもある。そんな観葉植物の欠点は「虫」がつきやすいということ。この記事では、観葉植物につく虫の種類と駆除、予防方法まで詳しく解説していこう。

  

1. 観葉植物につく虫の種類

観葉植物につく虫の種類はさまざまあるが、よく目にするものを挙げてみよう。

コバエ

幹や土のまわりを飛び回る黒い小さな虫はコバエである。主な種類はチョウバエやキノコバエであり、土に含まれる腐葉土の中の卵から羽化し多く発生する。

アブラムシ

春先になると急激に増える虫で種類も豊富である。新芽や若い葉に大量についてアッという間に食害していくので迅速な除去が必要だ。

ハダニ

肉眼での確認は難しいほど小さいが、つぼみや葉のエキスを吸い徐々に観葉植物を弱らせていく。葉の色が抜けてしまっている部分があったらハダニを疑ってみよう。

カイガラムシ

葉、枝につき栄養分を吸うだけではなく、排泄物には植物を弱らせる作用を持つ。成虫になると殻に覆われ、駆除が難しくなるので、幼虫のうちに除去しておきたい。

2. 観葉植物の虫対策

虫は植物を食害するばかりではなく、排泄物により、すす病などさらなる害を引き起こす。いち早く発見し対策することが重要である。

コバエ

成虫にはスプレー型殺虫剤や置き型タイプのものを使おう。卵の駆除ではスプレー型殺虫剤を水に薄め、鉢土に直接かけるのも有効。また、殺虫剤を使わない方法として水の入ったバケツに鉢ごとつけて死滅させる方法や、表面から5cmの土を無機質のものに交換する方法もある。

アブラムシ

繁殖力が高く、見つけしだい徹底した駆除を行うこと。葉の裏や枝分かれした部分に密着しているところを狙って、濡らしたキッチンペーパーでこそげ取ってしまおう。何度も発生するのが特徴で継続した対策が必要である。

ハダニ

気温が高く乾燥した環境が続くと寄生しやすくなるので、夏場は葉の裏を定期的にチェックし散水し数を減らしていこう。葉の裏にクモの巣状のものがあったら、ハダニ専用の殺虫剤を使って早急に対策することが大切だ。

カイガラムシ

ツルツルした樹脂の様なものを発見したら、歯ブラシを使ってこすり落としていく。落ちた際中の卵が土に散乱する恐れがあるため、新聞紙などでカバーして、慎重に行うのがコツだ。

3. 室内でできる観葉植物の防虫予防

虫の予防に一番よいのは、観葉植物を健康な状態にしておくことだ。日光、水、炭酸ガスの3つを与え、虫予防を強化していこう。ここでは室内でできる観葉植物の健康管理を紹介する。

日光

季節によって日の入り方は変わるので、室内でも日光の量を意識し、少しずつ移動させよう。

水やりのコツは乾燥と吸水のメリハリだ。土に1cm指を入れて乾いているのを確認したら、鉢底から水があふれるまで注ぎ、鉢皿に残った水もきれいに捨ててしまおう。

炭酸ガス

室内にある観葉植物が弱る原因の1つに空気の流れの悪さが挙げられる。光合成には空気中の炭酸ガスが必要不可欠であるのだが、空気の動きがない部屋では不足気味になってしまう。鉢は空気が流れる場所へ置き、観葉植物に体力をつけて虫を予防したい。

結論

観葉植物を虫から守るためには、入念なケアを施し健康状態に保つことが重要だ。万が一、虫に食害されてしまった場合は市販されている殺虫剤や流水などで撃退することが可能。植物本来の働きだけではなく、インテリアとして有用な観葉植物を楽しむためには日常の世話とともに虫予防が不可欠なのだ。
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  • 公開日:

    2019年8月20日

  • 更新日:

    2021年6月22日

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