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パキラの特徴とは?育て方や植え替え、剪定の方法について解説

パキラの特徴とは?育て方や植え替え、剪定の方法について解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年6月21日

パキラとは中南米を原産地とする常緑性の植物。室内で育てることができ、薄い葉を八方に広げる姿が美しいため、観葉植物として人気が高い。丈夫なので初心者でも比較的簡単に育てることができる。今回は「パキラとは?」という園芸のビギナーに向けて、特徴や育て方について解説。植え替えや剪定の方法などについても紹介する。

  

1. パキラとは?特徴や魅力、花言葉について解説

パキラは中南米原産の常緑性の植物。室内で育てることができるもののなかでもとくに寒さや乾燥、病害虫に強く、耐陰性もあるため、非常に育てやすい。そのため、とくに園芸初心者に人気が高い観葉植物だ。

生命力が旺盛なのもパキラの特徴。長く育てていると茎や枝が伸びて形が崩れることがあるが、どこをどう切ったとしても新しい芽が生えてくるので、扱いもしやすい。

光沢のある濃い緑色をした楕円形の葉を八方に広げたような見た目も美しい。手のひらサイズから、大人の身長くらいまで大きさもいろいろあるため、スペースにあったものを選ぶことができる。

パキラの花言葉は「勝利」。生命力が旺盛で高さ10mを超える高木となることもあるためか「快活」という花言葉もある。小さいときは緑色、大きくなると淡い緑色になるが、色別の花言葉はないようだ。

2. パキラの育て方

パキラは耐陰性が強いため、日当たりがよくない室内でも問題なく育てることができる。ただし長く日陰に置くと枝葉が折れやすくなる傾向があるので、なるべく日当たりのよい場所に置くのがおすすめだ。暖かい季節・寒い季節それぞれの育て方、肥料のやり方は以下の通り。

暖かい季節の育て方

暖かい季節は、屋外で育てることが可能だ。ただし直射日光が当たると葉焼けを起こすことがあるので遮光は必須となる。遮光ネットや寒冷紗を使うのがよいだろう。土の表面を触って乾いていたら十分に水を与えてほしい。

寒い季節の育て方

パキラは寒さにはあまり強くない。屋外で育てている場合、寒い季節になったら室内に取り込むのがおすすめだ。また、寒い季節は水やりの回数も少なくするのがよいだろう。具体的には、土の表面が乾いて数日ほどしてから水やりするのが最適。パキラを乾燥させることで、より耐寒性を高めることが可能になる。ただし、葉がよく落ちると感じるようなら水やりの頻度を高くしてほしい。

肥料のやり方

パキラは肥料がなくても育つが、生長を早めたい場合はやるとよいだろう。ただし生長が緩い冬に肥料をやると肥料焼けすることがあるのでおすすめできない。

3. パキラの植え替えや剪定の方法

パキラは生長が速く、とくに鉢の底あたりから根が伸びているようなケースでは根詰まりを起こしてしまうことがあるため、植え替えしなくてはならない。植え替えの手順は以下の通り。

植え替えの手順

  • 株の周囲の土を1/3ほど落とす。
  • 傷んでいる根は切り落とす。
  • 使っていた鉢よりもひとまわり大きな鉢に新しい土を入れて植え替える。
  • 移し替えた際、土を入れ替えて水をたっぷりやる。
なお、植え替えは生長期に当たる5月から7月に行うのがよいだろう。

剪定の注意点

パキラが大きくなりすぎたり枝の部分が伸びすぎたりした場合は、剪定するのがおすすめだ。剪定の方法は、新しく芽を出させたい場所を剪定バサミで切り落とすだけでOKだが、ひとつだけ注意点がある。パキラは幹のあちこちにある小さな節「生長点」から新枝をだすため、これを落とさないように剪定する必要があるのだ。

生長点を落としてしまうと、しばらく新枝が出てこなくなるので注意してほしい。なお、剪定は5月から8月に行うのがおすすめだ。

結論

パキラは生命力旺盛で耐陰性もあるため室内でも育てることができるので、「パキラとは?」という園芸ビギナーにもおすすめだ。ただし季節に応じて水やりの方法を変える必要がある。植え替えや剪定も適切に行いながら健康的に育てほしい。
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  • 公開日:

    2019年9月18日

  • 更新日:

    2021年6月21日

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