1. 自転車のパンクの修理代の相場はいくら?

まずは自転車がパンクしたときにかかる修理代の相場を紹介しよう。修理代と一緒にチェックしておきたい、水調べや虫ゴム交換の料金と併せてまとめた。
パンク修理の相場は?
自転車のパンクを修理するときの基本工賃は1,000~2,000円ほどだ。基本工賃は整備士の作業代なので、別に修理代が発生するケースもある。
穴が1カ所なら基本工賃に含まれることが多いが、数が増えればそのぶん修理代は高くなるだろう。1カ所増えるごとに100~300円くらいの修理代がかかるのが一般的だ。
穴が1カ所なら基本工賃に含まれることが多いが、数が増えればそのぶん修理代は高くなるだろう。1カ所増えるごとに100~300円くらいの修理代がかかるのが一般的だ。
水調べや虫ゴム交換の料金
自転車のどこがパンクしているかわからないときは、水に入れて穴が開いている部分を探す必要がある。これは水調べという作業で別料金が発生するので注意しよう。水調べの相場は500~1,000円ほどだ。
虫ゴムの劣化によって空気が抜けている場合は、交換だけで修理が完了する。虫ゴム交換だけなら基本工賃は100円くらいだ。
虫ゴムの劣化によって空気が抜けている場合は、交換だけで修理が完了する。虫ゴム交換だけなら基本工賃は100円くらいだ。
2. 自転車のパンク修理代が高くなるケース

パンクした状態や自転車の種類によっては修理代が高くなるケースがある。なぜ高くなるのか、理由と料金相場について紹介しよう。
チューブの交換で修理代が高くなる
自転車のタイヤは走るほどすり減ってパンクしやすくなる。状態によっては修理ではなく、チューブの交換が必要になるだろう。
チューブごと交換する場合は、パンク修理よりも修理代が高くなる。その場合は基本工賃とは別にチューブを購入することになるので、確認が必要だ。
チューブごと交換する場合は、パンク修理よりも修理代が高くなる。その場合は基本工賃とは別にチューブを購入することになるので、確認が必要だ。
交換の料金相場は?
タイヤチューブを交換する場合は、前輪より後輪のほうが修理代は高くなる。基本工賃の相場は前輪が1,000~2,000円、後輪が1,500~3,000円ほどだ。チューブ代は商品によって異なるが、だいたい500~1,500円くらいと考えておこう。
ただし、電動自転車やロードバイクの場合は、基礎工賃やチューブ代が高くなる可能性がある。修理代が気になるなら、公式ホームページか問い合わせで確認してほしい。
ただし、電動自転車やロードバイクの場合は、基礎工賃やチューブ代が高くなる可能性がある。修理代が気になるなら、公式ホームページか問い合わせで確認してほしい。
3. 自転車のパンク修理代を安くする方法

自転車のパンク修理代を安くしたい方におすすめの方法を紹介しよう。自分で行える修理方法の種類と併せて解説する。
修理キットを活用しよう
自転車のパンクは自分で修理することが可能だ。修理キットといった専用の商品があり、説明書にしたがって使えば走れるようになる。
修理キットの中には100均で購入できる商品もある。プロに依頼するのと違って基本工賃がからないため、修理代を安くおさえることが可能だ。
修理キットの中には100均で購入できる商品もある。プロに依頼するのと違って基本工賃がからないため、修理代を安くおさえることが可能だ。
修理方法の違いに注目
自分でできる自転車のパンク修理方法は2種類だ。1つ目は中に修理剤を注入するシーラントで、あらかじめ入れておくことでパンクが予防できるタイプの商品もある。ただし、一度中に修理剤を注入すると修理はできなくなるのでチューブの交換が必要だ。
一般的な自転車の修理キットはパッチを使ったタイプになる。パッチをのりで貼り付けることで、パンクした穴をふさぐことが可能だ。ただし、自転車の種類やパンクの状態によっては修理が難しいので、修理代を払って店舗で直してもらおう。
一般的な自転車の修理キットはパッチを使ったタイプになる。パッチをのりで貼り付けることで、パンクした穴をふさぐことが可能だ。ただし、自転車の種類やパンクの状態によっては修理が難しいので、修理代を払って店舗で直してもらおう。
4. 自転車のパンク修理キットの使い方

修理代が安くすむ自転車パンク修理キットの使い方を説明する。準備と実際の手順を紹介するので、実際にパンクしたときに役立ててほしい。
修理キットを使う前の準備
自転車の空気が抜ける原因を突き止めることで修理代が安くなるケースがある。ナットが緩んでいるだけなら、締め直して空気を入れれば問題なく走行が可能だ。パンクしているわけではないので、修理代はかからない。
また、自転車のタイヤに空気を入れて、キャップを外したバルブを水にひたしてみよう。泡が漏れているなら虫ゴムが劣化しているだけなので、交換するだけで修理は完了だ。
また、自転車のタイヤに空気を入れて、キャップを外したバルブを水にひたしてみよう。泡が漏れているなら虫ゴムが劣化しているだけなので、交換するだけで修理は完了だ。
修理キットの使い方
パンク修理キットのほかには、洗面器や雑巾、レンチ(ペンチ)、ハンマー、空気入れを用意しよう。細かい修理の手順は修理キットによって違うのであらかじめ確認してほしい。
1.キャップとナットを外したらバルブを引き抜く
2.バルブを固定しているナットをレンチで取り外す
3.タイヤレバーをリムとタイヤに間に差し込んで隙間を作る
4.もう1本のタイヤレバーを差し込み1周させてリムからタイヤを外す
5.中からチューブを取り出してバルブに装着したら空気を少し入れる
6.水を入れた洗面器にチューブをつけて泡が出る箇所を確認する
7.バルブを外して空気を抜いたら穴の周辺をキレイに拭く
8.紙やすりで穴の周りをこすってザラザラにする
9.出たカスを拭き取ったらゴムのりを塗る
10.数分ほど乾燥させたらパッチを当ててハンマーで叩く
11.十分に圧着したのを確認したら表面の保護シートを剥がす
12.バルブの部分をリムの穴に戻してからチューブ全体をタイヤの中に戻す
13.空気入れでタイヤに空気を入れる
紙やすりでこすったりゴムのりを塗ったりするときは、パッチより少し広めの範囲を目安にしよう。修理セットを使っても空気が抜けるなら、修理代を支払ってでも専門店に依頼したほうがよい。
1.キャップとナットを外したらバルブを引き抜く
2.バルブを固定しているナットをレンチで取り外す
3.タイヤレバーをリムとタイヤに間に差し込んで隙間を作る
4.もう1本のタイヤレバーを差し込み1周させてリムからタイヤを外す
5.中からチューブを取り出してバルブに装着したら空気を少し入れる
6.水を入れた洗面器にチューブをつけて泡が出る箇所を確認する
7.バルブを外して空気を抜いたら穴の周辺をキレイに拭く
8.紙やすりで穴の周りをこすってザラザラにする
9.出たカスを拭き取ったらゴムのりを塗る
10.数分ほど乾燥させたらパッチを当ててハンマーで叩く
11.十分に圧着したのを確認したら表面の保護シートを剥がす
12.バルブの部分をリムの穴に戻してからチューブ全体をタイヤの中に戻す
13.空気入れでタイヤに空気を入れる
紙やすりでこすったりゴムのりを塗ったりするときは、パッチより少し広めの範囲を目安にしよう。修理セットを使っても空気が抜けるなら、修理代を支払ってでも専門店に依頼したほうがよい。
結論
パンク修理にかかる基礎工賃は1,000~2,000円ほどだ。穴の箇所が増えたり水調べを行ったりすると追加料金がかかる。チューブの交換が必要になると修理代が高くなるので、あらかじめ確認しておこう。また、パンクの修理代を安くしたいなら修理キットの活用も検討してほしい。使い方を覚えておけば、急なパンクにも対応できる。
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