目次
- 1. 自転車の空気がいつの間にか抜けている?
- 2. 自転車の空気が抜ける5つの原因
- 3. 自転車の空気が抜けるときの対処方法|バルブの緩みが原因の場合
- 4. 自転車の空気が抜けるときの対処方法|虫ゴムの劣化が原因の場合
- 5. 自転車の空気が抜けるときの対処方法|パンクが原因の場合
- 6. 自転車の空気が抜けるのを防ぐには?
- バルブキャップ、トップナットを外す
- プランジャー(金属の棒のようなもの)を抜く
- プランジャーから虫ゴムを外す
- 新しい虫ゴムをはめ込む
- プランジャーをバルブに差しこむ
- トップナット、バルブキャップを締めたら完了
- 自転車用のパンク修理キット
- 軍手
- 空気入れ
- 水が入ったバケツ
- マーカー
- 紙やすり
- 金づち
- バルブキャップ、トップナットを外す
- プランジャー(金属の棒のようなもの)を取り出す
- 修理キットのタイヤレバーをチューブとリムの隙間に差し込みチューブを外す
- 外したチューブのバルブにプランジャーを入れる
- チューブに空気を入れる
- 水が入ったバケツにチューブを入れ、泡が出ている箇所に印を付ける
- チューブの水気を拭き取り、補修する部分に紙やすりをかける
- 補修部分に補修ノリを付け、乾燥したらゴムパッチを貼る
- ゴムパッチを上から金づちでたたく
- 補修部分を水につけて泡が出ないことを確認する
- 水気を拭き取りバルブをリム穴に通す
- チューブのねじれに気を付けながらリムに入れる
- バルブに虫ゴム・トップナットを取り付け、タイヤに空気を入れたら完了
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1. 自転車の空気がいつの間にか抜けている?

「自転車に乗ろうとしたところ、空気が抜けてタイヤがペタンコになっていた」という経験をしたことがある方は多いだろう。何カ月、何年も放置していた自転車ならまだ、自然に抜けてしまうのは納得できる。
だがそこまで長期間放置していなくても、自転車の空気が抜けることがある。これにはいくつか原因があり、それぞれ対処方法が異なる。自転車の空気が抜ける主な原因と対処方法、そして抜けるのを防ぐ方法などをお伝えする。
2. 自転車の空気が抜ける5つの原因

自転車の空気が抜ける原因は大きく分けて4つある。原因を特定できなければ、適切に対処するのは難しい。空気の抜ける原因を理解し、空気が抜けた際に原因を突き止められるようにしておこう。
パンクしている
パンクは、道路上に落ちている異物をタイヤで踏むことによって発生する場合が多い。すり減って溝がなくなったタイヤなどはとくに、パンクしやすいため注意が必要だ。なおタイヤが破裂するような派手なパンクではなくとも、チューブにわずかな穴が開いていれば徐々に空気が抜ける。いわゆるスローパンクだ。
バルブが緩んでいる
本来、自転車のバルブは空気が漏れないようにカッチリ固定されている。だが振動などで緩んだり、交換の際に固定が甘く緩みが生じたりした場合、空気が抜ける。自転車の空気が抜ける際、パンクでなければまずはバルブに緩みがないか確認しよう。
虫ゴムが劣化している
パンクではない、バルブに緩みも見られないという場合、虫ゴムが劣化していることが考えられる。バルブ内の虫ゴムに穴や切れ目がないか確認しよう。
タイヤのゴムが劣化している
タイヤそのものが劣化していると、衝撃などで中のチューブが破損することがある。それにより少しずつ自転車のタイヤの空気が抜けることもある。
単なる自然現象ということも
冒頭でも少し触れたが、自転車のタイヤの空気は自然に抜けてしまうものである。早ければ1〜2カ月ほどで少しずつ抜けていく。バルブや虫ゴムに異常がなくても、定期的に空気を入れてない自転車は自然に空気が抜けることがあると思っておこう。
3. 自転車の空気が抜けるときの対処方法|バルブの緩みが原因の場合

上述のように、自転車の空気が抜ける原因はさまざまである。続いてその原因別に、対処方法をお伝えしていこう。まずはバルブが緩んで空気が抜けるときの対処方法から解説する。
バルブを締め直す方法
バルブの緩みが原因で自転車のタイヤの空気が抜けるときは、シンプルにバルブを締め直すだけで解決するはずだ。バルブ内にあるトップナットを時計回りに回して締め直し、きちんと固定しよう。
4. 自転車の空気が抜けるときの対処方法|虫ゴムの劣化が原因の場合

虫ゴムに破損などの劣化が見られた場合の対処方法をお伝えする。ホームセンターや自転車店などで虫ゴムを入手し、軍手と空気入れを用意しておこう。
虫ゴムの交換方法
虫ゴムをプランジャーにしっかりはめ込まないと、またすぐに空気が抜けてしまうため注意しよう。トップナットも緩みがないようしっかり締めることが大切だ。なお虫ゴムがはめ込みづらいときは、プランジャーと虫ゴムを水に数秒浸してから試してみるとよい。
虫ゴムの交換が面倒な方にはスーパーバルブがおすすめ
虫ゴムは安価で簡単に交換できるが、劣化が早いという難点がある。交換が面倒という方はバルブを「スーパーバルブ」に交換するのがおすすめだ。バルブ内にある弁で空気の逆流を防ぐもので、虫ゴムより5〜10倍長持ちする。2個セットで500円程度と手頃なのでぜひ試してみるとよいだろう。
5. 自転車の空気が抜けるときの対処方法|パンクが原因の場合

パンクは自転車店に修理をお願いすれば一発だが、そこまで運ぶのが大変という方や、お金をかけたくないという方もいるだろう。そこまで難しい作業ではないため、自分でもできる。
自転車のパンク修理に必要なもの
パンク修理を自分でやる方法
工程は多いが、やってみるとそこまで難しくない。覚えておくと役立つはずなのでぜひ自分でもチャレンジしてみよう。
なお「タイヤの劣化」が原因でパンクしている場合はすぐに再発するおそれがあるため、自転車店に持ち込んでタイヤを交換してもらおう。チューブが裂けていたり穴が大きかったりした場合も、自分で修理するのは難しいため自転車店にお願いしよう。
6. 自転車の空気が抜けるのを防ぐには?

自転車の空気が頻繁に抜けると修理も面倒になるだろう。ここからは、自転車の空気を抜けにくくするコツを紹介する。空気が抜けやすい方は要チェックだ。
タイヤの空気圧を適正に保つ
タイヤの空気圧が低下していると、段差を乗り越える際などに段差とリムでタイヤがつぶれ、空気が抜ける原因となる。路面との接地面積も広がるため異物をとらえやすい。定期的に空気を入れて空気圧を適正に保つように心がけよう。
パンクしにくいタイヤに変える
耐パンク性に優れたタイヤも数多く販売されている。パンクが原因で空気が抜けるという場合、タイヤ自体をパンクしにくいものに変えるとよいだろう。
結論
自転車の空気が抜ける原因はいくつかある。パンクでなければバルブや虫ゴムを確認してみよう。虫ゴムの交換やパンク修理は、手間はかかるが自分でできるメンテナンスだ。覚えておくと役立つはずなので、ぜひチャレンジしてみよう。同時に、タイヤの空気圧を適正に保つなど、空気を抜けにくくする対策も講じておこう。
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