目次
- 1. 自転車のタイヤのバルブの種類
- 2. 自転車の空気の入れ方|英式バルブ
- 3. 自転車の空気の入れ方|仏式バルブ
- 4. 自転車の空気の入れ方|米式バルブ
- 5. 自転車の適正な空気圧の確認方法と頻度
- 6. タイヤの空気は自転車に乗らなくても減る!定期的にメンテナンスを
- バルブのキャップを外す
- キャップの下の太い部品(トップナット)が緩んでいないか確認する
- 空気入れのクリップがバルブに対して90度になるようにトップナットの下を挟む
- タイヤを指で押したときに少し凹む程度まで空気を入れる
- バルブのキャップを外し、先端の丸い部分を優しく回して緩める
- 先端部分を上から一瞬押して空気を抜いてからポンプをまっすぐ押し込む
- ポンプのレバーを立てて密閉してから空気を入れる
- メーターを見ながら、タイヤ側面に記載されている空気圧まで空気を入れる
- 空気を入れ過ぎた場合はバルブの先端を押して空気圧を調整する
- バルブのキャップを外し、ポンプのキャップをバルブの奥に差し込んでロックする
- メーターを見ながら、タイヤの側面に記載されている空気圧まで空気を入れる
- 空気を入れ過ぎた場合はバルブの中央部を押して空気圧を調整する
- kgf/cm=Kpa=PSI
- 2.5=250=35
- 3.0=300=40
- 4.0=400=55
- 5.0=500=70
- 6.0=600=85
- 7.0=700=100
1. 自転車のタイヤのバルブの種類

自転車の安全走行に欠かせないのがメンテナンスだ。中でも空気入れは大切な作業のひとつである。タイヤの空気の入口であるバルブには大きく英式・仏式・米式がある。空気の入れ方も変わるため、まずは自分が乗っている自転車のタイヤのバルブがどれなのかを知っておこう。
英式バルブ(ママチャリ)
いわゆるママチャリと呼ばれる、シティサイクルによく使われているオーソドックスなバルブだ。誰にでも手軽に扱える反面、空気圧の微調整には不向きなのでスポーツタイプの自転車にはあまり使われない。
仏式バルブ(スポーツバイク)
タイヤが細いクロスバイクやロードバイクに使われることが多い。高い空気圧にも対応し微調整も可能なのだが、専用の空気入れが必要になる。ノズルが細く壊れやすいため取り扱いにも注意を要する。
米式バルブ(スポーツバイク)
クロスバイクやマウンテンバイクの中でも、太いタイプのタイヤによく使われている。頑丈で折れにくいのが特徴だ。車やオートバイにも使われているので、ガソリンスタンドで空気を入れられるという利点もある。
2. 自転車の空気の入れ方|英式バルブ

バルブの種類別に自転車の空気の入れ方を解説していこう。まずは英式バルブのケースからだ。こちらはシティサイクルなどに使われているため、さほど難しくはないはずだ。
一般的なポンプを使った空気の入れ方
3. 自転車の空気の入れ方|仏式バルブ

続いて仏式バルブの場合の空気の入れ方を解説する。こちらは専用ポンプが必要なので、お持ちでない方は事前に入手しておこう。
専用ポンプを使った空気の入れ方
4. 自転車の空気の入れ方|米式バルブ

最後に米式バルブの空気の入れ方を解説する。
専用ポンプを使った空気の入れ方
5. 自転車の適正な空気圧の確認方法と頻度

車やバイクと同様に、自転車も適正な空気圧で走行することが大切だ。パンクなど思わぬ事故やトラブルを招く要因にもなるため、空気圧のこまめなチェックは欠かせない。タイヤが柔らかくなってから空気を入れるという方もいるが、その状態は危険なので改めよう。
適正空気圧の確認方法
メーカーが推奨している空気圧は、タイヤの側面に刻まれている。空気圧を表す単位は3種類あるため、以下の対比を参考にしてみてほしい。
空気圧をチェックする頻度
【ママチャリは最低でも月1回】
ママチャリは空気圧が多少低くても乗れるため空気を入れるのを怠りがちだが、パンクなどの危険もあるため、最低でも月1回は入れるようにしよう。使用頻度が高ければ2週に1度は入れておきたい。
【スポーツバイク、ロードバイクは毎回】
高い空気圧が必要になるため、1週間放置しただけでも下回ってしまう。乗る前に毎回空気圧を確認するのがベストだ。もしそれができなくても週1回は空気を入れる習慣をつけよう。
6. タイヤの空気は自転車に乗らなくても減る!定期的にメンテナンスを

自転車のタイヤの空気は、たとえ乗っていなくても少しずつ減っていく。久しぶりに乗ろうと思ったらタイヤがぺちゃんこだった、という経験をした方も多いはずだ。空気圧が低すぎるとパンクといった危険性があり、高すぎるとバーストのリスクが生じる。
生身の体で乗る自転車は、ひとたび事故を起こすと大ケガにつながるおそれがある。これを機会にぜひ、自転車のメンテナンスの頻度を見直すとともに空気入れや空気圧に対する意識も改めよう。
結論
自転車のタイヤのバルブには英式・仏式・米式がある。バルブの種類によって空気の入れ方が変わるため、自分が乗っている自転車のバルブと空気の入れ方を覚えておくことが大切だ。適正空気圧が保たれていれば、タイヤと路面との接地面積が少なくなり軽快に走れるしパンクもしにくくなる。安全走行のためにも覚えておこう。
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