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台風で倒れた自転車のイメージ画像

台風のときは自転車を倒しておく?屋外で安全に留める方法も解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年10月28日

台風がくることがわかったとき、自転車はどのように保管するのが正解なのだろうか?自転車通勤などは絶対にNGだが、保管に関しては「屋外でも大丈夫だろう」と安易に考えてしまいがちだ。倒しておくべきなのか?カバーはどうすべきなのか?倒れない方法は?など台風襲来時に安全に自転車を保管する方法について解説する。

  

1. 台風接近時は自転車を屋内に入れるのがベスト

自転車の画像
台風がくることがわかっている場合の、自転車の適切な保管方法について解説する。

可能であれば家の中やガレージの中に移動

ベストは家の中や倉庫・ガレージといった頑丈な建物の屋内で保管する方法。台風の大きさ(風の強さ)、保管場所の形状・向きなどさまざまな要因によって異なるが、倒れて壊れたり飛ばされて他人がケガをしたりする前に移動させよう。

2. 台風接近時に自転車を屋外で安全に留める方法

カバーをかけた自転車の画像
家の中に自転車を置いておくスペースがない、倉庫やガレージはない、というご家庭もあるだろう。そんなときは以下を参考にしてほしい。

カバーを外す

カバーをかけると内部に空気が溜まるため風が抜けにくくなり、かえって自転車が倒れやすくなるおそれがある。バサバサと大きな音がするし、そのカバーが吹き飛んで周辺に迷惑をかけることも。風による飛散防止機能がないカバーであれば、外しておいたほうが賢明だ。

太めのワイヤーやチェーンで柱やフェンスに固定する

太めのワイヤーまたはチェーンをお持ちであれば、柱やフェンスにしっかり括りつけて固定しよう。「あそび」があるとグラグラ揺れ動いてしまうため、ギュッと固定することが大切だ。

サイクルブロックも併用する

前輪や後輪を差し込んで自転車が倒れないようにするためのアイテム。これだけでは不安だが、柱やフェンスに固定すると同時に使用すれば、より転倒を防げる可能性が高まる。

3. 屋外では自転車を倒しておく?電動自転車は要注意

台風に備えて倒してある自転車のイメージ画像
保管できる屋内がない、太めのワイヤーやチェーンがない、柱やフェンス、サイクルブロックもないという場合はどうすればよいだろうか。

シティサイクルなど一般的な自転車は倒しておく

一般的な自転車は、倒れたり飛ばされたりしないように、台風が近づいてきたらあらかじめ倒しておこう。上述のようにカバーは外した状態のほうがよい。

電動アシスト自転車は倒すのはNG!立てたまま

電動アシスト自転車を倒すと、より地面に近い部分に電装部品がくる。水没した場合など、その電装部品が濡れて故障するおそれがある。そのため立てたまま保管するのがよいだろう。転倒の衝撃で故障するリスクもあるが、そうした衝撃には強く作られているはず。浸水による故障のリスクを回避しよう。
なおバッテリーは取り外すこともお忘れなく。また風による飛散防止機能が付いたカバーなら、しっかり装着すること、柱やフェンスがあれば固定することなどもあわせて講じておきたい。

4. 自転車の台風対策にはサイクルポートよりは物置がおすすめ

一般的なサイクルポートの画像
屋外に保管する方法として、風雨を避けるためのサイクルポートや物置といった手段がある。いずれかで迷っている方がいれば、ぜひ物置をおすすめしたい。

物置のほうがおすすめな理由

サイクルポートは一般的に、アルミ製の支柱と屋根が付いた簡易的な自転車置場である。簡易的とはいえ頑丈に作られており、ちょっとやそっとの強風なら問題ない。だが近年の台風は勢力が増してきており、そもそも横殴りの雨や風を防ぐ効果はない。
したがって、台風から自転車を守る目的でこれからサイクルポートや物置を設置しようと考えている方には、迷わず物置をおすすめする。

5. 台風が去ったあとは自転車の破損や傷の確認を

自転車のタイヤの画像
台風が過ぎ去ったあとは、自転車に乗る前に破損や傷がないか必ず確認しよう。

濡れているところは水気を拭き取る

仮にカバーを装着したとて、強力な台風であれば雨水が付着する。台風が去ったら、まずは濡れている箇所を拭き取ろう。濡れたままにするとサビの原因になるし、電動アシスト自転車なら故障の原因にもなる。倒れたまま大雨にさらされたときは販売店で点検を受けよう。

ライトやブレーキなど各パーツの損傷の有無を確認する

屋外で台風を乗り越えた自転車は、飛来物などで損傷を受けているおそれがある。ライトやりサドルが破損していたり、スポークが曲がったりすることも。乗る前に必ずチェックするとともに、少しでも異常が見られれば乗るのを控え、自転車店で点検を受けよう。

結論

台風襲来時、可能であれば自転車は家の中や倉庫・ガレージといった屋内に移動しよう。難しければ、柱やフェンスにしっかり固定することだ。屋外に置いておく場合はカバーを外し、お持ちならサイクルブロックも活用したい。ただし電動アシスト自転車は、水没による故障のリスクを減らすため立てたままにして、しっかり固定するとともに飛散防止機能が付いたカバーを装着させよう。
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  • 公開日:

    2020年9月22日

  • 更新日:

    2023年10月28日

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