目次
- 1. エアコンの買い時とは?価格が下がるのは具体的に何月?
- 2. 逆にエアコンを買わないほうがよい時期は?
- 3. ヤマダ電機やビックカメラなどでのエアコンの買い時は?
- 4. エアコンを買い替えるか否かの判断基準は?
- 5. エアコンを買い替える際のチェックポイント
- 6. エアコンの価格は流動的!買い時を見極めよう
- ヤマダ電機:決算期3月、中間決算9月
- ケーズデンキ:決算期3月、中間決算9月
- ヨドバシカメラ:決算期3月、中間決算9月
- エディオン:決算期3月、中間決算9月
- ノジマ:決算期3月、中間決算9月
- ビックカメラ:決算期8月、中間決算2月
- ベスト電器:決算期8月、中間決算2月
1. エアコンの買い時とは?価格が下がるのは具体的に何月?

故障したなどで緊急性を要するケースを除き、同じエアコンを購入するのであれば価格は安いに越したことはない。では、1年の中でエアコンの「買い時」はいつなのだろうか?
10〜11月または1〜4月|新商品の発売で前モデルが型落ちする
新商品が登場すると、前モデルは型落ちして価格が下がる。最新にこだわらなければこのタイミングを狙うのがおすすめだ。ただし人気のエアコンはすぐに売り切れることもあるため、値動きをこまめにチェックしておこう。
なおメーカーで異なるが、上位モデルは10〜11月頃に、中級モデルや普及モデルは2〜4月頃に新商品を発売することが多い。すなわちこれらのタイミングが前モデルの買い時となる。
2〜3月または8〜9月|決算やセールのタイミング
2〜3月の決算セール、8〜9月の中間決済などはエアコンの価格が下がる。ただし決算時期は家電量販店で若干、異なる場合もある。ホームページやチラシをこまめにチェックしておけば見逃すことも少ないはずだ。また決算とは別にセールを開催することもあるため、やはり情報収集は欠かせないと思っておこう。
12月後半〜1月前半|ボーナスや年末年始の時期
12月後半〜1月前半にかけて年末年始セールが開催されることも多い。あるいは、ボーナス商戦が始まる7月、12月なども買い時だ。なかでも年末年始は、家電量販店が一斉にセールを始めるため目玉商品も出やすい。また型落ちしたエアコンは、上位モデルなら夏の、普及モデルなら冬のボーナスセールのタイミングが安くなりやすいので覚えておこう。
2〜3月|新生活が始まる前のタイミング
新商品発売のタイミングともかぶるが、進学や就職などで新生活が始まるタイミングも家電が安くなる。上位モデルのエアコンはさすがに厳しいかもしれないが、型落ちしたモデルなどが安く購入できる可能性があるだろう。
2. 逆にエアコンを買わないほうがよい時期は?

エアコンには買い時がある一方、緊急性を要するケースを除いて新規購入や買い替えを見送ったほうがよい時期もある。本来の価格より高くなるということはまずないが、値下げされない、値下げ幅が小さい、納期が遅れるといったタイミングは控えたほうがよいだろう。
最新モデルは発売直後が高いので見送る
冒頭でも触れたが、エアコンは発売直後がもっとも高い。どうしても最新モデルがほしいという場合は仕方ないが、必要性がなければ発売直後は見送り、セール期などを狙うとよいだろう。
6〜8月は取付工事が混み始めるため要注意
夏に向けてエアコンを新規購入したり買い替えたりする方が増える。その直前の6〜7月、さらにエアコンシーズン真っ只中の8月頃は、エアコン自体購入できても取付工事に1〜2週間かかることが想定される。暑さに体が慣れるまでは、熱中症を防ぐためにもエアコンが欠かせない。必要な時期に取り付けが済んでいないということがないよう、前倒しで動くことが大切だ。
3. ヤマダ電機やビックカメラなどでのエアコンの買い時は?

ヤマダ電機やビックカメラなど、家電量販店でエアコンを購入する場合の買い時を知っておこう。
家電量販店であれば決算期が買い時
決算とは、利益や損益を算出して経営成績を明確にすることだ。決算前に売上額を伸ばすためセールを開催する家電量販店は多い。決算月は量販店ごとに若干異なるため、買う予定がある量販店の決算期をチェックしておこう。なお決算には中間決算と期末決算がある。いずれも通常価格よりは安くなる可能性が高いため、両方確認しておくのがおすすめだ。
主な家電量販店の決算月
家電量販店の決算期は3月、中間決算は9月が一般的だが、ビックカメラなど一部で異なるため事前に確認しておこう。なお決算月はエアコンの値引き交渉もしやすい。
家電量販店独自のセールやサービスもチェックすべし
「在庫一掃」「閉店」「新規オープン」など独自のセールを実施する可能性もある。また本体価格に標準取付工事料金が含まれていたり、標準より配管距離が長くなっても追加料金がかからなかったりなどと、独自のサービスを展開しているケースもある。
それ以外に、エアコン以外の家電で使用できる値引きクーポンなど、独自のキャンペーンを実施していることもあるため、くまなくチェックしておくと賢い買い物ができる可能性がある。
4. エアコンを買い替えるか否かの判断基準は?

エアコンの買い時に賢く購入するためには「買い替え時期」を早めに決めておくことが大切だ。では、具体的に「エアコンを買い替えるかどうか」をどこで判断すればよいのだろうか?
購入してから10年以上経過している
エアコンの「設計上の標準使用期間」は10年ほど、かつ、メーカーの部品保有期間も10年だ。これを過ぎて故障した場合、部品がないため修理できないなどの問題が生じる。そこからバタバタとエアコンを探し始めると、買い時ではないタイミングで買わざるを得ないかもしれない。10年を過ぎたエアコンは壊れる前に買い替えを検討しよう。
エアコンの電気代が高いと感じるようになった
一般的に、新しいエアコンほど省エネ性能が高い。すなわち電気代も安くなる可能性が高いというわけだ。テレワークなど在宅勤務の方が増え、その分エアコンを稼働させる時間も長くなっているはずだ。少しでも電気代を抑えたいと思うなら、初期投資こそ必要だが買い替えを検討しよう。
冷暖房効果が低下したと感じるようになった
長く使用していると、たとえフィルターなどをこまめに掃除していても部品が劣化したり、内部に汚れが溜まったりして機能が低下する。冷暖房効率が悪くなれば消費電力の増大にもつながるため、機能が低下したと感じたときも買い替えを検討しよう。
異音・異臭・水漏れなどトラブルが生じている
異音や異臭、水漏れ、操作不良など故障が疑われるときも早めの対処が肝心だ。問題なく稼働しているように見える場合でも、急に動かなくなるおそれがある。古いエアコンなら完全に壊れる前に買い替えたほうがよいだろう。一方、新しいエアコンで保証期間内という場合は、無償修理の対象かもしれないので、念のため保証書を確認しよう。
5. エアコンを買い替える際のチェックポイント

エアコンを買い替える際どこに注目するかも大切だ。価格だけでなく次のようなポイントにも目を向けよう。
適用畳数
たとえば冷房8〜12畳と書かれていたら、木造で8畳、鉄筋コンクリートで12畳という意味に捉えよう。一般的に、冷房よりも暖房のほうが適用畳数が少ない(狭い)。そのため暖房を基準に選ぶのがおすすめだ。
省エネ性や機能
エアコンの省エネ基準達成率は5段階評価で、数字が大きいほど(星が多いほど)省エネ性に優れているという意味になる。また「APF」の数値が高いほど燃費がよいため、こちらも併せてチェックしておこう。フィルター自動掃除機能や空気清浄機能など、ほしい機能があるかどうかも確認しておきたいポイントだ。
メーカーごとの特徴
汚染物質を抑制できるパナソニックの「ナノイーX」、水不要で加湿できるダイキンの「無給水加湿」など、メーカー独自の機能も盛り込まれている。時間はかかってしまうが、よりよいエアコン選びのためにもじっくり比較検討しよう。
6. エアコンの価格は流動的!買い時を見極めよう

エアコンの価格は時期によって大きく異なる。少しでも安く購入したいのであれば、やはり買い時を見極めることが大切だ。型落ちのエアコンは新型発売の直前・直後が買い時だが、上位モデルや中級モデル、普及モデルで発売時期がずれるためこまめにチェックしておきたい。
年末年始セールやボーナス商戦などのタイミングを狙うのもおすすめだ。中間決算セールや決算セールもあるが、こちらは家電量販店などで時期が多少異なるので確認しておこう。買い時を逃さないためにも、買い替え時期を早めに決めて情報収集しておくことが大切だ。
結論
エアコンには「買い時」がある。安くなりそうな時期を把握しておけば、緊急を要するケースを除きお得な値段で購入できる可能性が高いだろう。いざ選ぶときに迷わないよう、購入したいエアコンを絞っておくのもよいだろう。
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