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エアコン寿命はどれくらい?エアコンを長く経済的に使うためのコツ

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

2019年5月28日

多くの人にとってエアコンは夏、冬、どちらの季節でも快適に過ごすための必需品だろう。できれば長く経済的に使いたいが、エアコンの寿命はどれくらいなのだろうか。そこで今回は、エアコンの寿命の目安と経済的に使うコツ及び注意点についても解説する。

1. エアコンの平均使用年数と寿命のサイン

5年ごとに実施される全国消費実態調査の平成26年調査結果によると、エアコンの全世帯の普及率は86.4%であった。つまり、エアコンは9割近くの世帯で普及しているということだ。ここではエアコンの寿命に関していくつかの観点から解説する。

エアコンの平均使用年数

内閣府が行った平成30年3月までの1年間の消費動向調査における「主要耐久消費財の買替え状況」によると、エアコンの平均使用年数は13.6 年であった。

買い替え原因を見ると故障による買い替えが全体の69.1%を占めていた。携帯電話やデジタルカメラなどは上位品目と故障による買い替えが同程度であるので、エアコンは使用途中で他の機種へ交換する人よりも、故障するまで使用する人が多い傾向がある製品とみてよいだろう。

エアコンの寿命のサイン

エアコンの寿命のサインにはどのようなものがあるのか、下記に注意すべき症状を記載する。以下のようなサインが出たら確認点検を行い、改善しない場合はメーカーへ相談しよう。

注意すべきサイン

  • ブレーカーが頻繁に落ちる。
  • 焦げたにおいがする。
  • 電源プラグ・コードが異常に熱い。
  • 室内機から水漏れがする。
  • 異常な音がする。
  • 電源が頻繁に停止する。
  • エラー表示が度々つく。
  • 停止ボタンを押しても停止しない。
  • 冷房・暖房機能が低下していると感じる。

エアコンの設計標準使用期間は10年としている製品が多い

消費生活用品の内、経年劣化が主因となる事故を防止する目的で、平成21年から特定の製品に対して「長期使用製品安全点検制度」が施行されている。エアコンは、設計標準使用期間及び点検期間等の表示義務対象製品である。

エアコンの設計標準使用期間を制定するに当たって、使用条件を定める必要がある。そこでJISにて標準使用条件が制定されている。主な条件概要は下記である。
  • 冷房室内温度:27℃
  • 暖房室内温度:20℃
  • 東京モデル冷房112日間・一日9時間使用、暖房169日間・一日7時間使用(JISC9921-3より抜粋)
大手メーカー数社の製品を調査した結果、上記JISの設計標準使用期間は10年と定められていた。平均使用年数が13.6 年であることを考えると、概ね設計標準使用期間を数年上回る頃に故障が増えるようだ。

エアコンの補修用性能部品の保有期間は9年を下回ることはできない

エアコンの補修用性能部品保有期間を調べたところ、製造終了から10年、つまり10年間は部品の交換による修理は可能ということだ。ちなみに全国家庭電気製品公正取引協議会による特定製品は、補修用性能部品表示対象品目と保有期間が定められている。エアコンはその対象品目であり、保有期間は9年を下回ることはできない。

2. エアコンの寿命を伸ばし電気代を安くするコツ

年間を通じて使用頻度が高く、電気代も高額になりがちなエアコンだが、故障となれば本体自体も高額なため、修理代も安くはない。できればエアコンは長く使用したいので、エアコンの寿命を伸ばし電気代を安くするコツについて解説する。

フィルター掃除はこまめに行う

エアコンのフィルターは埃の溜まりやすい部分である。埃を溜めたままにすると、空気の循環が悪くなり内部基盤や、ファンなどにも負荷をかけ、劣化を早めることになる。また、負荷が高いと消費する電力も多くなり電気代も高くなる。経済的に使用するためにもフィルターの掃除は重要だろう。

オンオフの頻度は少なめにする

エアコンは指定温度にするまでに多くの電力を消費する。頻繁にエアコンのオンオフを繰り返すことは、電気代がかかり、エアコン自体の劣化も早めることに。頻回にエアコンをつけたり消したりすることは避けた方がよいだろう。

定期点検と専門家によるエアコンクリーニングを行う

エアコンは数年使用する内に、手入れのできない内部に汚れが溜まり機能が低下する。そこで3~5年を目安に定期点検を行い、シーズン前には専門家によるエアコンクリーニングをするとよい。定期点検とクリーニングで、エアコンの負荷が軽くなり劣化や故障を未然に防ぐことになる。結果的にエアコンを経済的に使用し、寿命を延ばすことにつながるだろう。

エアコンの洗浄は自身でもできるが、樹脂部分の割れや排水経路の詰まり、水漏れ、故障の原因となることもある。ほとんどのメーカーでは、専門家によるクリーニングを推奨しているようだ。

3. 賃貸物件におけるエアコン関連注意点

平成22年国勢調査によると、民営の借家世帯の割合は28.1%であった。その他公営の借家もしくは給与社宅等に居住している世帯もある。つまり約4割の世帯が何らかの形で、賃貸住宅に居住していることになる。これらを踏まえ賃貸住宅でのエアコンに関する注意点を解説する。

エアコンが付いていない賃貸住宅の注意点

賃貸住宅には、エアコンの付いていない物件も多い。しかも、エアコン設置時には必ず大家さんの許可が必要だ。室内にエアコン配管用の穴が設置されていれば、比較的設置は簡単だ。しかし、配管用の穴がなく室外機の設置場所がないなどの理由で、取り付けが許可されない場合もあるようだ。入居の際には注意が必要だろう。

エアコンがない場合は、入居の条件としてエアコン設置を希望してみよう。

なお、自分で設置した場合は、退去の際原状回復義務がありエアコンを取り外さなければいけないことも忘れないでおこう。

エアコンが付いている賃貸住宅の注意点

既にエアコンが設置されている場合、前住居者の残置物以外は大家さんが所有者である。そのため故障などの修理は、大家さん負担で行ってもらうことになる。しかし、故障しているにもかかわらず放置し、そのため壁に水漏れ跡がついてしまった場合の修繕は、入居者の責任となる。故障に気づいたらできるだけ早く大家さん、もしくは管理会社へ連絡する必要がある。

ただし、フィルター掃除は特記事項として入居者が行うこととされている場合が多いので、掃除は自身でこまめに行うとよいだろう。エアコンの劣化を防ぎ、電気代の節約にもつながる。そのほかにも、賃貸物件に関しては細かな決まりがあるので、重要事項説明書にはしっかり目を通しておこう。

結論

現代社会ではエアコンは必需品だ。特に暑さが厳しい地域に住んでいると室内でも熱中症の可能性がある。健康のためにもエアコンは重要な家電製品だろう。日頃の手入れや、定期点検・クリーニングを行うことで、エアコンの寿命を伸ばし、節約につなげていきたい。
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