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キッチンの換気扇を自分で交換したい!交換方法や費用を解説

キッチンの換気扇を自分で交換したい!交換方法や費用を解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年5月 7日

毎日使うにもかかわらず、掃除をつい後回しにしがちなキッチンの換気扇。気がついたときには動かなくなり手遅れ、という方も多いのではないだろうか。そうなった場合、次にすべきなのが換気扇の交換だろう。今回は、キッチンの換気扇の交換方法や費用とともに、掃除方法などを解説していく。

  

1. キッチンの換気扇の交換費用

キッチンの換気扇は3種類、プロペラファン・シロッコファン・ターボファンである。キッチンに設置されている換気扇はどの種類なのか、どの種類に交換したいのかによって、工事費用は変わってくる。

プロペラファンの場合

・本体価格:5千円から1.2万円
・工事費用:1万円から2万円
・合わせた交換費用:2万円から4万円が相場

キッチンの換気扇の交換には、本体と工事費のほかに、取り外した換気扇の処分費など、細かい費用もかかる。工事はプロペラファンを外して穴に新しい換気扇を設置するのみなので、交換費用は比較的安い。

シロッコファンやターボファンの場合

・本体価格:6万円から8万円
・工事費用:1万円から2万円
・合わせた交換費用:7万円から10万円が相場

現状のものから違うタイプの換気扇に交換する場合は、ダクトの設置工事や電気工事などが発生するので、上記の金額に追加して2万円から3万円の費用がかかる。交換費用が高額になる場合は、何社かに見積もりを取り比較しよう。

2. キッチンの換気扇を自分で交換する方法

キッチンの換気扇は、プロペラファンの交換であれば、自分で交換ができる。一方で、シロッコファンやターボファンの交換は、電源やアース線の配線といった電気工事士の資格のいる作業が発生するため、業者に依頼しよう。ここでは、プロペラファンの外し方、取り付け方を解説する。

キッチンの換気扇交換に必要なもの

キッチンの換気扇は油汚れが酷いため、軍手は必ず用意しよう。そのほかの工具は基本的には必要ないが、汚れが固着してボルトやキャップが外しにくいときのみ、ペンチなどの工具を使う。

プロペラファンの外し方

1.作業に入る前に、安全のためブレーカーを落とす。
2.換気扇の周囲のカバーを外す。カバーは下側の引っ掛かりの部分を少し浮かせて外す。プロペラを外す場合は、真ん中の部分を回すと外れる。
3.換気扇の電源プラグを抜く。
4.換気扇を固定する「うちわボルト」2箇所を外して、換気扇本体を取り出す。

取り付け方

1.新しい換気扇は、本体、カバー、プロペラで分解しておく。ブレーカーも落とす。
2.本体を壁にはめ込み、内側から「うちわボルト」を使い固定する。
3.換気扇の電源プラグを入れる。
4.プロペラを差し込み、キャップで固定する。
5.取り外した逆の要領で、カバーを取り付けて完成だ。

3. キッチンの換気扇の掃除方法

キッチンの換気扇を長持ちさせるためには、日々の清掃が重要だ。次に、掃除の仕方や使う洗剤、汚れを予防するアイテムを紹介する。

必要なもの

・ゴム手袋
・ドライバー
・スポンジ
・雑巾
・新聞紙
・油汚れ用の洗剤

キッチンの換気扇の掃除に必要なものは上記のとおりである。手の届きにくい位置に換気扇がある場合は、脚立があると安全に作業できる。

換気扇を分解する

まずは換気扇を分解しよう。プロペラファンの場合は交換と同じ手順なので、ここでは、シロッコファンの手順を説明する。

1.安全のためブレーカーを落とす。
2.フィルターを外す。ネジを緩める、ストッパーを押し上げるなど、機種によって外し方は異なる。
3.ファンを固定する円盤状のカバーと中のファンを外す。両方ともネジで固定されているだけなので、すぐ外せるはずだ。

使用する洗剤

アルカリ性の洗剤を使うと油汚れが落としやすくなる。選ぶのに困ったら市販の油汚れ洗剤を使うのが簡単である。おすすめは「キッチンマジックリン」だ。スーパーやホームセンターなど、どこでも手に入る。

・花王「キッチンマジックリン」
アルカリ性の泡が、換気扇のしつこい油汚れを浮かせて分解・洗浄する。手が汚れないハンディスプレータイプが使いやすい。

換気扇を清掃する

油汚れ用洗剤を使った清掃方法は下記のとおりである。

1.外したフィルターやファンに洗剤を吹き付け、そのまま5分から10分置く。
2.換気扇本体とその周囲を、洗剤を染み込ませた雑巾で拭く。
3.置いていたフィルターやファンの汚れをスポンジで落した後、水ですすぐ。
4.あとは十分に乾かし、元に戻したら完了だ。

4. キッチンの換気扇はつけっぱなしがいい?

トイレや浴室は、24時間換気システムがある場合が多く、つけっぱなしにするメリットが大きいといえる。一方で、キッチンの換気扇はどうだろうか。

キッチンの換気扇は?

キッチンの換気扇も24時間換気システムの機能がある場合は、つけっぱなしで問題ない。ただし、トイレや浴室ほど、ホコリや湿気が溜まることがないので、メリットも少ない。24時間換気システムのないキッチンの換気扇は、料理前後の5分間を含めて料理中だけで十分だ。換気扇をつけて5分くらいで換気が機能し出すので、その時間を含めた必要なときだけつけよう。

結論

キッチンの換気扇がプロペラファンの場合は自分で交換してみよう。簡単に交換ができ、費用も本体代だけで済むので経済的だ。そのほかの資格が必要になる作業は、必ず業者に依頼しよう。工事費用は業者によって差があるので、できれば何社かに見積もりを取り、比較してほしい。とはいえ、まずは故障させないように定期的な清掃を行っていこう。
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  • 更新日:

    2021年5月 7日

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