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畳をフローリング化する手段を総まとめ!自分でDIYするのは不適?

畳をフローリング化する手段を総まとめ!自分でDIYするのは不適?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年7月26日

畳からフローリングにしたい場合、リフォームを検討する方が多いのではないだろうか?ただ、リフォームするとなると、どのくらいの費用が必要なのか気になることだろう。そこで今回、ほかの手段も含め、畳からフローリングへ変えることについて詳しくまとめたので、ぜひ参考にしてほしい。

  

1. 畳からフローリングにリフォームするには、いくらくらい掛かるのか?

ライフスタイルの変化や少子高齢化の人工層の変化を受け、日本の家屋もそれらに合わせるように変化している。しかしながら、純日本風の和室の壁面やふすまなどを全面的に洋風の部屋に改修するのは時間がかかるうえ、費用もかかるのは想像できるだろう。もちろん、広さや年数にもよるが、100万円前後が費用の相場となっている。

このような背景から、畳だけをフローリングにリフォームすることで、洋風のイメージに近づけるケースが増えてきている。とはいえ、畳だけといっても床は部屋の大部分を占めるので、決して気軽にリフォームに踏み切れるほど、費用が安くないのも事実だ。そこでまずは、畳をフローリングにリフォームすると、どの程度の費用がかかるのかを知っていこう。

6畳の広さの和室を例にすると、18~25万円程度がリフォームの相場だ。費用に幅があるのは、部屋の状態やリフォームするフローリングの種類が選べるためだ。

費用を抑えられるのは、複合フローリングというタイプである。層が複数になっており、表面が加工されているのが特徴だ。メンテナンスが容易だったり、希望に合わせて機能が選べたりするのがメリットになっている。

もう一つの選択肢が無垢フローリングだ。層が単一になっているため、木材本来の見た目や肌触りを楽しむことができ、湿度なども調整してくれる。ただし、費用が高くなりがちで、メンテナンスや経年変化を避けることはできない。

2. DIYで畳からフローリングにすることは可能?費用は?

単純に畳をフローリングにするだけでも、業者に依頼すると数十万円かかる。では、DIYで畳をフローリングにすることは可能なのだろうか。費用を抑えることができればそれに越したことはないだろう。

畳は自分でも簡単にはがせるので、簡単に敷けるフローリングセットのようなものがあれば自分でフローリングの部屋を作れるのではないだろうか。たしかに、フローリングに使える木材を個人でも手に入れることは容易だ。素人でも簡単に作業できるはめ込み式のフローリング材のようなものも販売されている。DIYでフローリング化するのは決して不可能ではないのだが、おすすめはしない。理由を簡単に紹介していこう。

DIYの場合でも、もちろん費用はかかる。6畳の場合で数万円から十数万円かかるので、あまり費用面で節約になるとはいえない。また、素人仕事であるため、プロの業者の仕上がりには及ばない。たとえば、敷居との高さを調整しようと思うと、フローリング材直下に下地構造が必要になってくる。それを水平に作成するのには高い技術が必要となり、時間もかかる。畳をはがしてのリフォームは、よほどやってみたい場合をのぞいて、避けたほうが無難だろう。

3. 畳に敷くだけのシートやマットがおすすめ

畳を自分で完全にフローリング化するのは難しい。しかし、畳をフローリングにしたいという需要が多いのも事実だ。それを受けてか、シートなどで簡易的にフローリングにする製品が出てきている。いずれのシートも、床を傷つけたり大がかりな工事をしたりする必要はない。賃貸の場合でも問題なく敷くことができ、気軽に試せるのがメリットだ。

ウッド調のシートやカーペット

エンボス加工などで木目が再現されたシートを畳の上に敷くのは、安価でありながら洋風イメージに変えられるよい手段だ。薄いので、敷居との落差を気にすることも少ない。また、業者のリフォームや張替えDIYに比べると、費用を抑えつつさまざまな色から選ぶことができる。家具や部屋の雰囲気に合わせて好きなものを選ぶとよいだろう。

ジョイントウッドやウッド調のマット

正方形のパーツを組み合わせて、畳に敷き詰めることでフローリング調の床を作っていくことが可能なジョイントウッド。多くはクッション性のある素材なので、防音効果が期待できたり、断熱効果が期待できたりするのも嬉しいポイントだ。加えて、簡単に加工できることが多く、ひどく汚れたり、ささくれたりした場合でも、その部分だけを取り替えればよいので経済的である。

結論

畳からフローリングにしたいという需要は多く、施工業者やDIY用の製品も多いのが昨今の現状だ。手段は豊富なので、フローリングにしたいと思う理由を今一度明確にしておこう。アレルギーや介護などが理由ならリフォームすべきであるが、単に雰囲気を変えたいならシートなどを使うのが合理的だ。ぜひ、今回の情報を活かして、納得のいく方法を選んでほしい。
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  • 公開日:

    2019年4月 1日

  • 更新日:

    2021年7月26日

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