1. 漢字で書くと「雨と務」。霧の発生原因とは

霧は漢字で書くと「雨+務」となる。「務」には「おおう」という意味があるので、霧は雨があたりをおおっているという意味になる。ここでいう雨とは文字通りの雨ではなく、気象的には水滴のことを指している。つまり、霧とは、小さな水滴が無数に空気中に浮かんでいる状態をいい、具体的には水平方向の視程が1kmに満たない現象のことをいう。
しかし、方角によって見通すことができる距離が異なる場合もあるだろう。その場合、いちばん見通しが悪い方角が1kmに満たないようであれば霧と判断される。
霧は空気中に無数の水滴が浮遊しているわけなので、霧のなかに入ると顔や手などに触れた水滴はたちまち蒸発し、それとともに体温が奪われてしまう。霧のそとからなかに入ると涼しく感じられるのはそのためだ。
では、霧はどのように発生するのであろうか。空気が蓄えることができる水分量のことを飽和水蒸気量というが、温度が高いほど飽和水蒸気量が高くなるのは理科の授業で習った通りだ。
水分を多く含んでいた空気が冷やされると、水蒸気を維持できなくなって水滴となり、それが空気中に浮かぶと、霧となる。そのため、霧はとくにゴルフ場やスキー場など、気温が変わりやすい山間部で発生しやすい。
なお、霧には移流霧や蒸気霧など、いくつか種類がある。地表付近の空気が放射冷却により冷やされて発生する霧は一年中あるが、俳句では秋の季語とされることもついでに覚えておいて損はないだろう。
しかし、方角によって見通すことができる距離が異なる場合もあるだろう。その場合、いちばん見通しが悪い方角が1kmに満たないようであれば霧と判断される。
霧は空気中に無数の水滴が浮遊しているわけなので、霧のなかに入ると顔や手などに触れた水滴はたちまち蒸発し、それとともに体温が奪われてしまう。霧のそとからなかに入ると涼しく感じられるのはそのためだ。
では、霧はどのように発生するのであろうか。空気が蓄えることができる水分量のことを飽和水蒸気量というが、温度が高いほど飽和水蒸気量が高くなるのは理科の授業で習った通りだ。
水分を多く含んでいた空気が冷やされると、水蒸気を維持できなくなって水滴となり、それが空気中に浮かぶと、霧となる。そのため、霧はとくにゴルフ場やスキー場など、気温が変わりやすい山間部で発生しやすい。
なお、霧には移流霧や蒸気霧など、いくつか種類がある。地表付近の空気が放射冷却により冷やされて発生する霧は一年中あるが、俳句では秋の季語とされることもついでに覚えておいて損はないだろう。
2. 低い山にかかる雲と霧との違い

平野から見て、山の低いところに雲がかかっている様子を見かけることがある。この雲は、まさに山のなかを歩く人にとっては霧のように見えているように思えるが、両者に違いはあるのだろうか。
実はこの雲と霧とは同じものをさしている。単に、地表に接しているところに発生しているもののことを霧といい、地表には接することなく浮遊しているもののことを雲というだけだ。
たとえば、山に大きな雲がかかっている場合、山のふもとから眺めている人にとっては雲だが、その雲のなかにいる人にとっては霧ということになる。つまり、同じものでも現象の体験の仕方によって呼び名が変わるというわけだ。
実はこの雲と霧とは同じものをさしている。単に、地表に接しているところに発生しているもののことを霧といい、地表には接することなく浮遊しているもののことを雲というだけだ。
たとえば、山に大きな雲がかかっている場合、山のふもとから眺めている人にとっては雲だが、その雲のなかにいる人にとっては霧ということになる。つまり、同じものでも現象の体験の仕方によって呼び名が変わるというわけだ。
3. 朝などにかかる靄と霧との違い

春の朝など、あたりが霞んでいる現象をさして「朝靄(もや)がかかっている」ということがある。この靄は霧ととても似ているように見えるが、両者は違うものなのだろうか。
実はこれも同じもののことを指しているようだ。朝靄もまた、水滴をたくさん含んだ空気のことをいい、霧との違いは、見通すことができる距離にある。気象的には、見通すことができない水平方向の視程が1km以上、10km未満になった場合に靄と呼ぶことになっている。狭い範囲のものが霧、広範囲に渡ってかかっているものが靄といういい方もできるかもしれない。
ただし、靄の場合、霧ほどに水分をたくさん含んでいないことが多いようだ。そのため、靄のなかに入ってもあまりヒンヤリと感じることはない。
実はこれも同じもののことを指しているようだ。朝靄もまた、水滴をたくさん含んだ空気のことをいい、霧との違いは、見通すことができる距離にある。気象的には、見通すことができない水平方向の視程が1km以上、10km未満になった場合に靄と呼ぶことになっている。狭い範囲のものが霧、広範囲に渡ってかかっているものが靄といういい方もできるかもしれない。
ただし、靄の場合、霧ほどに水分をたくさん含んでいないことが多いようだ。そのため、靄のなかに入ってもあまりヒンヤリと感じることはない。
結論
霧は、温度が変化することによって飽和水蒸気量がさがることが原因で発生する。山など、温度変化が激しいところへ出かける場合はとくに注意したいものだ。雲と靄との違いも、この際きちんと理解しておくとよいだろう。
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