1. ほうきで落としきれない玄関の細かいゴミには掃除機を使おう
玄関掃除をする際は、はじめにほうきで大きなほこりや汚れを掃き出すのが基本だ。しかし、ほうきだけでは細かい砂埃や小石などのゴミをなかなか取り除くことが難しい。そこで活用したいのが掃除機だ。玄関タイルはもちろん、ドアの隙間に溜まった細かいゴミも、掃除機で瞬時に吸い取ることができる。ほうきで何度も掃き掃除をする手間も省けるので、掃除時間を短縮したい人にもおすすめだ。
もし室内で使っている掃除機を玄関で使うことに抵抗がある人は、掃除機のノズル部分にラップやトイレットペーパーの芯を取り付けて使うといいだろう。ノズルの設置方法は以下の手順で行ってほしい。
もし室内で使っている掃除機を玄関で使うことに抵抗がある人は、掃除機のノズル部分にラップやトイレットペーパーの芯を取り付けて使うといいだろう。ノズルの設置方法は以下の手順で行ってほしい。
- ラップやトイレットペーパーの芯の片方の端に、数ヵ所はさみで切りこみを入れる
- 反対側の先端をはさみでナナメにカットする
- 切り込みを入れた側を広げて掃除機のノズル部分にはめこむ
- 芯と掃除機をガムテープなどでくっつけてしっかり固定する
玄関掃除が終わったら、あとは芯を外して捨てるだけだ。この方法なら、普段室内で使っている掃除機でも玄関掃除に活用しやすいだろう。
2. 玄関掃除でほこりが舞ってしまうときは新聞紙が便利
玄関掃除ができずに汚れが溜まってしまうと、次回ほうきで掃いたときにほこりが宙に舞いあがりやすくなる。そんなときにおすすめしたいのが、新聞紙を使った掃除方法だ。
まずは濡らした新聞紙を玄関に撒き散らし、あとはほうきでいつも通り掃き掃除をするだけ。水分を含んだ新聞紙が玄関のゴミやホコリを吸着してくれるため、汚れを宙に舞いあげずに掃除を行うことができるのだ。また、新聞紙は濡らして使うことで、インクの成分が洗剤に含まれている界面活性剤のような働きをしてくれる。まさに少しだけ汚れが目立ってきたときの玄関掃除にぴったりの道具といえるだろう。
まずは濡らした新聞紙を玄関に撒き散らし、あとはほうきでいつも通り掃き掃除をするだけ。水分を含んだ新聞紙が玄関のゴミやホコリを吸着してくれるため、汚れを宙に舞いあげずに掃除を行うことができるのだ。また、新聞紙は濡らして使うことで、インクの成分が洗剤に含まれている界面活性剤のような働きをしてくれる。まさに少しだけ汚れが目立ってきたときの玄関掃除にぴったりの道具といえるだろう。
3. 玄関にこびりついた汚れには重曹がおすすめ
掃除機や新聞紙を使っても落ちない頑固な汚れができてしまったら、重曹を使った掃除を行おう。
重曹を使った玄関掃除の手順
- 重曹は粉末のまま玄関にまいて掃除をすることもできるが、水と混ぜて重曹水にしておくと使い勝手がよくなる。重曹水を作る場合は重曹小さじ1杯に対し、100mlの水を混ぜて作ろう。
- 重曹水を玄関タイルにまんべんなくまいて、5分程放置する
- デッキブラシを使って玄関タイルの汚れをこすり落とす。デッキブラシが使えない玄関タイル(ツルツルした素材)は、メラミンスポンジを使って汚れを落としていこう。
- 玄関タイルに残った重曹を水で洗い流す。重曹が残って白い跡が残ってしまった場合は、上からクエン酸をふりかけて拭き掃除を行おう。
- ドアを開けて玄関タイルをしっかり乾かせばOKだ。
重曹を玄関掃除に使う際の注意点
重曹にはクレンザーのような効果があるため、大理石や無垢材といった自然由来の素材でできた玄関の掃除には向いていない。また、ツルツルした素材の玄関タイルも傷がつく可能性があるため、心配なときは目立たない場所で一度使用してみるのがおすすめだ。玄関の素材に傷がついてしまわないように、注意して取り扱ってほしい。
結論
今回は、身近なものを使った玄関の掃除の仕方を紹介した。玄関は外から持ち込まれた汚れが溜まりやすい場所なので、できれば毎日掃除をするのが理想的だ。まずはほうきでこまめに掃き掃除を行って、玄関に汚れが蓄積されないように気をつけよう。もし、ほうきだけでは落とせない汚れが溜まってしまったら、今回紹介した玄関の掃除方法をぜひ実践してみてほしい。