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真っ白でキレイな布団の写真

布団干しは室内でも効果あり!ふんわりする干し方とおすすめ商品を紹介

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2022年8月 9日

帰りが遅い、午後から雨の予報、花粉が舞っている…さまざまな問題で布団干しを諦めていないだろうか?だが、そうした問題を一気に解消してくれるのが室内での布団干しである。本稿では布団干しの効果や室内で上手に干すコツ、室内での布団干しに便利なアイテムも紹介する。

  

1. 布団を干す効果

屋外に布団を干しているところの写真
ヒトが寝ている間にかく汗はコップ1杯ほどといわれている。すべてが布団に吸収される訳ではないとしても、1週間も布団干しをせずにいればかなりの汗が染み込んでいると考えられる。

布団を干す必要性と効果

汗による適度な「湿度」、ヒトが寝ている間のほどよい「温度」、さらに皮脂や髪の毛、フケや垢、ホコリなどさまざまな「汚れ」。これらはダニの繁殖に適した3大要素であり、長らく干していない布団にはそのすべてが揃っている。
悪天候や花粉などを理由に布団干しをせずにいると汚れはどんどん蓄積し、ダニも繁殖していく。ひどくなるとマットレスや敷布団、畳に直接敷いているならその畳にもカビが生えることがある。ダニのフンや死骸、カビの胞子などを吸い込めば健康への悪影響も懸念される。布団干しには、そうした布団の湿気を飛ばしダニやカビなどの繁殖を抑制する効果がある。

布団干しのメリットはほかにもある

湿気と飛ばしダニやカビの繁殖を抑える以外にも、汗の臭いを取り除く、肌触りがよくなる、フワフワになるといった効果がある。

2. たとえ室内でも布団を干したほうがよい理由

マットレスを干そうとしているところの写真
布団を干す大切さは理解しているものの、悪天候が続いたり花粉が舞っていたりと、思うように布団干しができないこともある。そんなときにおすすめしたいのが室内での布団干しだ。

室内で布団干しをしても湿気は十分飛ばせる

屋外ほどではないにせよ、室内でも敷きっぱなしよりは干したほうがよい。風通しのよい場所に干す、サーキュレーターを当てて湿気を飛ばすなど、できることはある。たとえ室内であろうと、布団干しをしたほうが敷きっぱなしよりも遥かにマシだ。
ただし、室内は屋外に干したときと比べて乾燥に時間がかかりやすい、室内に干すスペースがないときは難しいといったデメリットもあるため、ちょっとしたコツが必要かもしれない。

3. 室内で布団干しをする方法!ふんわり仕上げるコツは?

扇風機の写真
室内は屋外と違って空気が流れにくいため、布団干しをする際はいかに空気の流れ道を作るかがポイントになる。

室内で布団干しをするときのアイデア

マットレスなら立てかければ済むが、掛け布団や敷き布団ではそうもいかない。物干し竿など室内用の布団干しアイテムを使う方法、あるいはダイニングチェアを数脚用意して被せるように布団干しをする方法などがある。
室内用の物干しワイヤーを使った布団干しの方法もあるが、壁に穴をあけるなどして設置するため賃貸の方は厳しいかもしれない。

室内で効率よく布団干しをするためのコツ

窓を開けたり換気扇を回したりして室内に空気の流れを作ろう。うまく作れなければサーキュレーターや扇風機などを使って布団に風を送るとよい。もちろん室内に日が差すようなら窓際に干そう。時期的なものもあるが、湿度40%程度ならおおよそ3時間ほどで乾燥する。2時間経ったら裏返して両面をしっかり乾燥させよう。
ただし悪天候の日は窓を開けられない。換気扇を回し、扇風機で布団に風を送りつつエアコン(除湿運転)を併用するのがおすすめだ。途中で裏返して風が当たる面を変えると、両面を効率よく乾燥させられる。

ふんわり仕上げるなら布団乾燥機を

布団乾燥機をお持ちなら積極的に活用しよう。乾燥はもちろん、ダニ退治モードが搭載されていれば、室内に十分な布団干しスペースを確保できなくても布団のケアができる。ポカポカ、ふんわり仕上げたいときも布団乾燥機がおすすめだ。

干したあとは掃除機で汚れを取り除くことも大切

室内かどうかに関わらず、布団干しはその後の処理も大切になる。湿気以外にも髪の毛、フケ、ホコリなどの汚れが溜まっているからだ。布団干しをしたあとは、掃除機を使って表面の汚れを取り除くことを忘れないようにしよう。

4. 室内での布団干しに使えるアイテムの選び方

ミニチュアの敷布団を手に取ろうとしているところの写真
室内での布団干しに使うアイテムを選ぶときは、どういったポイントに着目すればよいのだろうか?

「耐荷重」「サイズ・形状」「収納のしやすさ」をチェック

室内で使用する布団干しアイテムを選ぶ際は「耐荷重」「サイズと形状」「収納のしやすさ」に着目しよう。基本的なことだが、布団の重さに耐えられるものでなければならない。一般的に15〜20kgほどの耐荷重があれば、シングルサイズの布団が2組干せるはずだ。
また室内の限られたスペースに設置可能なサイズかどうかも重要になる。複数枚を干したいときは、扇型や屏風型を選ぶとよいだろう。一人暮らしの方で干す量も少ないときは、物干し竿タイプでも十分だ。そのほか、使用しないときは折りたたむなどしてコンパクトに収納できるものであれば、スペースをムダに消費せずに済む。

5. 室内での布団干しにおすすめの商品3選

室内用の布団干しの写真
最後に、室内での布団干しにおすすめの商品を3つ紹介しよう。

天馬「組立式伸縮布団干しX型」

最大でシングル2枚、セミダブル2枚が干せる室内・屋外両用のシンプルな布団干し。折りたたんでコンパクトに収納できるほか、波型のハンガーフックがついているので普通の洗濯物を干しても風で動きにくい。

アイリスオーヤマ「組み立ていらず多機能物干し」

文字通り組み立て不要の、室内・屋外両用の物干し。シンプルながらシャツ14枚、バスタオル4枚、タオル6枚、小物16枚など約5人分の洗濯物が干せる。伸縮自在のアームをたためば布団干しとしても使える。

エカンズ「伸縮式多機能ふとん干し ダブルバータイプ」

シャツなら65枚、布団なら4枚干せる3〜4人家族に最適な物干しだ。高さは94〜130cmまで、幅は121cm〜200cmまで伸縮する。ダブルバーを採用しており、室内で布団干しとして使ったときも通気性が確保される。

結論

布団干しは、たとえ室内でもやらないよりは断然いい。室内でも布団干しが楽にできる便利なアイテムも続々と登場しているので、室内での布団干しのコツを覚えるとともに、アイテムを取り入れて効率的に布団をケアしよう。
この記事もCheck!布団の干し方に詳しくなれる!
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  • 公開日:

    2020年3月14日

  • 更新日:

    2022年8月 9日

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