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ウォッカの原料は?発祥や製造工程は?意外と知らないウォッカのこと

ウォッカの原料は?発祥や製造工程は?意外と知らないウォッカのこと

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2021年11月10日

「ウォッカ」といえば世界中で親しまれている知名度バツグンのお酒だが、原料や製造工程、アルコール度数や発祥などはご存知だろうか?本稿ではそうした「意外と知らないウォッカのこと」を解説するとともに、飲み方やおすすめの銘柄3選なども紹介する。ウォッカを深く知りより美味しく楽しもう。

  

1. ウォッカとは?原料や製造工程などを解説

ウォッカの原料となる穀類の写真
ウォッカとはどういったお酒なのか、原料や製造工程、アルコール度数など基本的なところから解説していこう。

ウォッカは「世界4大スピリッツ」のひとつ

スピリッツとは「蒸留酒」のことだ。ウォッカもそのスピリッツのひとつで、カクテルベースとしても広く親しまれている。世界中に普及しているお酒でもあり「ジン」「テキーラ」「ラム」と並んで4大スピリッツと称されている。

ウォッカの主な原料は穀類や芋類

ウォッカの主な原料は小麦や大麦、とうもろこしといった穀類が中心だ。ロシアや一部の北欧地域では、じゃがいもなど芋類も使われている。原料が手に入りやすいのもウォッカの特徴のひとつだろう。

【そのほかの4大スピリッツの原料は?】

  • ジン:大麦、とうもろこし、じゃがいもなどが主原料で、ボタニカルを加えて作られる
  • ラム:サトウキビの糖蜜と絞り汁を主原料とし、樽熟成などによって作られる
  • テキーラ:竜舌蘭(リュウゼツラン)の一種アガベを原料として作られる

ウォッカの製造工程

ウォッカは製造工程でろ過する際、白樺で作った炭を使うという特徴がある。不純物のみならずにおいも炭に吸着するため、結果としてウォッカはほぼ「無味無臭」となる。ほかの飲料などで味付けしやすいことが、カクテルベースとして広く使われる理由でもある(そのまま飲む文化も存在しているなど多様さも面白い)。

ウォッカのアルコール度数

一般的にはウォッカのアルコール度数は40〜50度ほどとされているが、バラつきが大きい。中には90度を超えるウォッカ(スピリタス)も存在する。

2. ウォッカはロシアから世界へ伝わった?

雪が降り積もる厳しい寒さを迎えた冬のロシア
ウォッカの発祥には諸説あるものの、ロシアが有力地のひとつとされている。名前の由来を交えながら解説していこう。

ウォッカの名前の由来はロシア語?

ウォッカの由来はロシア語で命の水を意味する「ジーズナヤ・ヴァダー」といわれている。「ヴァダー(Voda)」が残りウォッカとなったという説が有力だ。
かつては蜂蜜から酒を作っており、やがて蜂蜜酒をさらに蒸留するようになったといわれている。この蒸留酒が先述の生命の水にあたる。冬の寒さが厳しいロシアでは、度数の強い蒸留酒が身体を温めるために親しまれていた。そこから命の水という呼び方が生まれたのだろう。
やがてヨーロッパ経由でアメリカでも飲まれるようになり、ウォッカは世界中で親しまれるスピリッツとなった。なおロシアからヨーロッパ、アメリカへと伝わった際じゃがいもを原料にすることまでは伝わらなかったようだ。
とくにアメリカでは豊富な麦などの穀類を使い、多量のウォッカを生産・消費している。アメリカやヨーロッパでは独自の基準でウォッカを生産しているが、農産物から作ったスピリッツを活性炭ろ過したもの、という基本的な捉え方は共通しているようだ。

国際調停裁判では「ロシアが起源」の判決

ウォッカの発祥国として名乗りを上げたのが1977年のポーランドである。しかし自国発祥であることを信じて疑わなかったロシアがそれに対抗し反論に出る。名称や使用権などを巡る争いは法廷までもつれ込んだが、最終的には国際調停裁判でロシアを起源とする判決が下された。

3. ウォッカの飲み方は実にさまざま

ズラリと並んだ、ライムをのせたウォッカのショット
ウォッカの飲み方は国や文化によってさまざまだ。代表的な飲み方をいくつか紹介しよう。

ショット(ストレート)

ストレート=常温というイメージがあるかもしれないが、ウォッカをショットで飲む場合はボトルごと凍らせておくのが一般的だ。アルコール度数が高いため完全に凍結してしまうことはない。クリアな飲み口ながらまろやかさが感じられる、ツウの飲み方である。

ロック

ストレートは少々キツい、という方にはロックをおすすめする。氷が溶けるにつれて少しずつ薄まり、微妙に変化していく口当たりが楽しめる。ライムやレモンといった柑橘類を加えるとさっぱりした味わいになる。

スクリュードライバーやソルティドッグなどのカクテル

アルコール度数が高くほぼ無味無臭であることなどから、ショットとはいえストレートはややハードルが高い。やはりカクテルとして飲むケースがもっとも多いだろう。スクリュードライバーやソルティドッグ、モスコミュールといったカクテルはいずれもウォッカベースだ。

ウォッカトニックやウォッカバックも美味しい

トニックウォーターで割ればジントニックならぬウォッカトニックが、ジンジャーエールで割ればジンバックではなくウォッカバックが完成する。さまざまな飲料で割ることができるアレンジの幅広さなども、ウォッカが世界中で親しまれる理由だろう。

4. ウォッカのおすすめ銘柄3選

ボトルに入ったウォッカとショットグラス、ライムの写真
世界各国さまざまなウォッカが存在するが、その中でもおすすめしたい銘柄を最後に3選紹介しよう。

ギルビーウォッカ(イギリス)

世界的に有名なギルビー社が手がけるウォッカだ。高さ35mという連続式蒸留機で2回蒸留するなど、こだわりの製造工程で丹念に作り上げられている。

シロック(フランス)

ウォッカの主原料は穀類や芋類とお伝えしたが、このシロックは100%「フランス産ぶどう」である。果実の優雅な香りが特徴のウォッカだ。

ウヰルキンソン・ウオッカ(日本)

ほのかな甘みとまろやかな口当たり、すっきりした後味などが特徴の国産ウォッカである。そのまま飲んでも美味しいので、初めての方にもおすすめしたい。

結論

ウォッカは世界中で親しまれているスピリッツだ。手に入りやすい穀類などを主原料とすることから、幅広い地域で生産されるようになったと考えられる。国や文化によって多様な飲み方が存在するウォッカは、今後も変わらず生産・消費され人々を楽しませてくれることだろう。
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  • 公開日:

    2020年5月 8日

  • 更新日:

    2021年11月10日

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