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じゃがいもの種類と特徴を紹介!新じゃがの選び方や美味しい食べ方も

じゃがいもの種類と特徴を紹介!新じゃがの選び方や美味しい食べ方も

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2020年8月24日

ふと「じゃがいもは何種類あるのか」と疑問に思ったことはないだろうか?スーパーなどでよく見かけるのは、実はごく一部である。そこで本稿ではじゃがいもの種類や特徴をまとめた。新じゃがの選び方や美味しい食べ方なども紹介するので、あわせて参考にしていただきたい。

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1. 一般消費者が買えるじゃがいもは15種類程度

じゃがいもは南米アンデス高地が原産で、日本に伝わってきたのは天正年間とも江戸時代の初めとも言われている。本格的に栽培が始まったのは明治以降であり、現在は北海道から沖縄まで日本全国で広く栽培されている。

「男爵」「メークイン」といった品種はすぐに思い浮かぶが、それ以外に我々が口にしているじゃがいもは何種類あるのだろうか?

スーパーに並んでいるのは15種類ほど

農林水産省によれば、一般消費者が買うことのできるじゃがいもはおよそ15種類という(※1)。これは、じゃがいもの生産量の約55%にあたる。

そのほか、フライドポテトやスナック菓子といった加工に用いられるじゃがいもは7種類程度(生産量の約20%)、でんぷんの原料になるじゃがいもは10種類程度(同25%)と続く。じゃがいもの形にこだわらなければ、これだけでも30種類以上あるということになる。

じゃがいもは、品種改良によって新しい品種が数多く誕生している。中には、暑さに強く暖地で年2回収穫できるものもある。そんな数多い品種の一部を紹介していこう。

2. 煮崩れしにくい!粘質系じゃがいもの種類と特徴

まずは、粘質系のじゃがいもの種類から見ていこう。粘質系は煮崩れしにくいため、おでん・カレー・シチュー・肉じゃがなどに向いている。

メークイン

男爵と並んで有名なじゃがいもの種類だ。やや長めの卵型で、表面にくぼみが少なく、ツルッとしているので皮が剥きやすい。低温貯蔵で甘みが増すのもメークインの特徴だろう。

レッドムーン

形や表面の滑らかさはメークインとほぼ同じだが、皮はさつまいものような色をしており、甘みもそれに近い。メークインの代わりにシチューなどに使って味の違いを楽しんではいかがだろうか?

とうや

粉質系のようなホクホク感はないものの、滑らかな食感を味わえるのがとうやと呼ばれる種類のじゃがいもだ。見た目はやや長めの球形で大きな個体も多い。表面にくぼみはあるが皮は剥きやすい。

3. ホクホク食感!粉質系じゃがいもの種類と特徴

続いて、ホクホクした食感が楽しめる粉質系のじゃがいもの種類を紹介しよう。ふかしいも・粉ふきいも・コロッケ・ポテトサラダ・マッシュポテト・そのほかレンジ調理などにも向いている。

男爵

日本でもっとも有名といっても過言ではないほど、よく知られているじゃがいもの種類だろう。丸い形で芽の部分が深くくぼんでいるため皮は剥きにくいという欠点はあるが、短時間の煮物料理や加工調理をすればホクホク感を存分に楽しめる。

キタアカリ

北海道の品種である。男爵のような丸形だが、中は黄色が濃く食感は男爵よりもホクホクしている。香りが強めなのもキタアカリの特徴だろう。男爵よりも煮崩れしやすいため、煮物ではなくレンジ調理などが向いている。

アンデスレッド

岡山県産で、小さめの卵型と赤い皮が特徴のじゃがいもだ。中は黄色っぽいく、まるでさつまいものようなホクホクした食感やクリーミーさが楽しめる。サラダやコロッケにピッタリなじゃがいもの種類だ。芽が生えやすく長期保管には向いていないので保管には気をつけよう。

デジマ

九州など暖地での二期作に向いているのがデジマだ。皮も中身も淡い黄色で、火が通りやすいといった特徴がある。粉質系に分類はしたが、春作のデジマはやや粘質系になるため、ホクホク感がほしい方は秋作のデジマを選ぼう。

4. 使い勝手抜群!万能系じゃがいもの種類と特徴

粘質系と粉質系、両者のちょうど中間のようなじゃがいももある。煮物からフライまで、幅広く使えるいわば万能系だ。どういった種類があるのか特徴とともに紹介する。

インカのめざめ

皮は茶褐色、中身は濃い黄色をしたじゃがいもだ。小粒ながら6〜8度と高糖度なのが特徴で、例えるなら栗に近い風味がする。煮物やフライドポテト、スープなどにおすすめなじゃがいもの種類だ。

シンシア

ツルっとしていてキレイな卵型の、フランス産のじゃがいもがシンシアである。煮崩れしにくいため煮物はもちろん、サラダに使っても美味しい。芽が出にくいため保存にも向いており、とくに低温で貯蔵すると甘みが増すといった特徴がある。

十勝こがね

まさに「万能系」にふさわしいのが十勝こがねだ。ホクホク感がありながらも煮崩れしにくく、カレーや肉じゃが、フライドポテトなどどんな料理にも使うことができる。シンシアと同じく芽が出にくいため、貯蔵にも向いている。

こがね丸

煮崩れはややするものの、カレー・シチュー・肉じゃが・サラダ・揚げ物などとにかくいろいろな料理に使えるのがこがね丸である。とくに油との相性はよい。多収であることから業務用(フライドポテト用)としても多く出回っている種類のじゃがいもだ。

5. 種類と一緒に覚えておこう!新じゃがの選び方と美味しい食べ方

ここまでじゃがいもの種類を紹介してきた。最後は新じゃがについて選び方やおすすめの食べ方を紹介しよう。

新じゃがとは

春に、地上の葉や茎がまだ緑色のうちに収穫されるじゃがいもは「新じゃが」と呼ばれ、小粒で皮が薄い、水分が多く香りがよいといった特徴がある。一方、秋に茎や葉が自然に枯れた状態になってから収穫されるじゃがいもは、中に養分がギュッと蓄積されている。水分が少なく、旨味と甘味が強いのが特徴だ。

春と秋、いずれもじゃがいもが出盛る美味しい時期であることは間違いない。しかし、季節の先取りをするのが好きな日本人にとって、じゃがいもの旬を語るのに「新じゃが」をはずすことはできないだろう。

新じゃがの選び方

新じゃがは「粒じゃがいも」と呼ばれるほど、普通のじゃがいもに比べると小粒だ。皮が滑らかで傷や変色がない種類を選ぼう。新鮮な新じゃがは、洗いながら手でこするだけで剥けてしまうほど皮が薄く柔らかい。

表面が緑色になっているものは、土寄せがうまくいかず収穫前に太陽に当たってしまい緑化した状態である。ソラニンやチャコニンという吐き気や嘔吐、下痢などを引き起こす天然毒素が含まれているので要注意だ(※2)。緑色になっている部分があったら、その部分の皮を厚く剥いて食べよう。

新じゃがの美味しい食べ方

種類にもよるが、基本的には水分が多いので煮物よりも揚げる・焼く・炒めるなど、水分を抜く調理方法が適している。みずみずしい食感と香りをもっともシンプルに味わうなら、皮のまま蒸すかオーブンで焼いて、塩を振って食べるのがおすすめだ。もともと水分が多く小粒なので、短時間で中までふっくらする。

少しこってりさせるなら、皮のまま1.5㎝程度の輪切りにして油で焼き、仕上げにバターと醤油を絡めよう。その場合、切ったまま焼くとじゃがいもの表面のでんぷん質が粘り、フライパンにくっついてしまう。輪切りにしたら5分程度水にさらし、水気をふき取ってから油で焼こう。

もう一段ハードルを上げるなら、油で揚げて甘辛く煮る「揚げ煮」がおすすめだ。さっぱりした味わいの新じゃがを油で揚げることで、味にコクを加えることができる。もちろん、揚げて塩を振っただけでもビールによく合う一品になる。

結論

じゃがいもにはすでに多くの種類があるが、今も新品種の開発は続けられている。どんなじゃがいもが誕生するのだろうか?じゃがいもは種類ごとに向いている料理や味わいが異なるので、ぜひいろいろと試してみてほしい。
(参考文献)
※1:ジャガイモは何種類あるかおしえてください。:農林水産省
https://www.maff.go.jp/j/heya/kodomo_sodan/0105/06.html

※2:食品中の天然毒素「ソラニン」や「チャコニン」に関する情報:農林水産省
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/solanine/

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