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ブロッコリーの種類と旬の時期を解説。主な産地はどこ?

ブロッコリーの種類と旬の時期を解説。主な産地はどこ?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年5月19日

クセがなく食べやすいブロッコリーは、人気の野菜のひとつ。鮮やかな緑は、ゆでて盛るだけでも食卓に彩りを添えてくれる。定番の形のものから、最近は細長いタイプまで。ブロッコリーの種類や産地を紹介する。

  

1. ブロッコリーの種類

ブロッコリー

ブロッコリーと聞いてまずイメージするのがこの種類。太い茎に10本程度の花茎と花蕾が密集している。甘みがあり歯ごたえもよい。普段食べているのは、茎の中央にできた「頂花蕾」の部分を収穫したもの。

【主な品種】
  • ピクセル:作りやすい品種で早生。
  • ハイツ:中生種で味にくせがない。
  • フォレスト:春まき適応性で形がよい。

茎ブロッコリー

わき芽が成長し、各頂部に小さい花蕾「側花蕾」をつけるもの。茎ブロッコリー専用品種種の他、頂花蕾を収穫した後に収穫できる兼用型もある。茎が柔らかくアスパラガスのような甘みがある。

【主な品種】
  • スティックセニョール:キャベツの仲間の中国野菜とブロッコリーを交配したもの。
  • グリーンボイス:茎が細く柔らかい。
  • グリーンコーラル:側枝の茎が太くボリュームがある。

ブロッコリースプラウト

ブロッコリーの種を発芽させたもの。健康効果が期待される「スルフォラファン」を多く含むといわれる。同じスプラウトのカイワレに比べて辛みがなく、生のままサラダや付け合わせなどにも使われる。

紫ブロッコリー

厳しい寒さにさらされると、身を守ろうとアントシアニンを出し、紫色になるといわれる。ゆでると緑色になる。寒さにさらされるため、甘みが強い。

ちなみにブロッコリーとよく似た形のカリフラワーも、同じアブラナ科でキャベツの仲間。ブロッコリーが突然変異して白くなったものを品種改良して生まれたもの。

2. ブロッコリーの産地

ブロッコリーはキャベツの変種で、原産地は地中海沿岸。ブロッコリーの系統はイタリアで発達したといわれる。日本へは、明治時代初期に渡来。1980年代になって急速に普及した。

日本の主な産地は、北海道、愛知県、埼玉県、香川県など。広範囲で生産されている。茎ブロッコリーは、九州地方で生産されたものが多い。

世界での主要生産国は、中国、インドが全体の約70%以上を占め、次にスペイン、メキシコ、イタリアなどが続く。

3. 旬と美味しい食べ方

日本でのブロッコリーの旬は、12月~3月にかけての寒い時期。この時期出回るものが、甘みが強く栄養価も高い。

美味しい食べ方

くせがないので、さまざまな料理に使える。ゆでてあえ物やサラダマリネなどに。ホワイトソースとも相性がよいので、グラタン、シチューに。ある程度歯ごたえが残るように調理したほうが美味しいが、あえて柔らかくゆで、くずしながらパスタのソースにしても美味しい。

茎にも栄養が豊富で甘みがある。固い部分の皮をむいて、薄切りにすると食べやすい。

結論

数少ない葉物以外の緑黄色野菜でもあるブロッコリーは、一度で栄養がたくさんとれる優秀食材。ゆでて冷凍しておくと便利だ。一品追加するだけで、食卓にパッと彩りも添えてくれる。旬の時期には種類を使い分けて、楽しく日々の料理に取り入れよう。
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  • 公開日:

    2017年9月18日

  • 更新日:

    2021年5月19日

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