目次
1. 玉ねぎの切り方の基礎知識

玉ねぎは、切る向きによって食感や味わいに違いが出る。玉ねぎを縦方向(繊維に沿って)に切る場合は、繊維が残るため玉ねぎらしいシャキシャキとした食感を楽しむことが可能だ。一方、玉ねぎを横方向(繊維を断つように)に切る場合は、柔らかくなり甘みも引き立つようになる。玉ねぎを薄切りや半月切りなどにするときには、切る向きを意識してみると良いだろう。
2. 玉ねぎの薄切り|サラダやスープなど

玉ねぎをサラダやスープ、炒め物などに使う場合は「薄切り(スライス)」にすることが多い。サラダやマリネなどに使うときは極薄切りにして、スープや炒め物などに使うときは1~3mm程度の薄さにしよう。
玉ねぎの薄切りのやり方・手順
1.ヘタと根を切り落として皮をむく
2.縦半分に切り、芯部分を取り除く
3.ヘタを奥側、切り口を下側にして置く
4.均等の厚みを意識しながら好みの薄さに切る
2.縦半分に切り、芯部分を取り除く
3.ヘタを奥側、切り口を下側にして置く
4.均等の厚みを意識しながら好みの薄さに切る
3. 玉ねぎの半月切り|炒め物やバーベキューなど

玉ねぎを炒め物やバーベキューなどに使う場合は「半月切り」にすることが多い。手順は「薄切り」と同じだが、こちらは1cm程度の厚みに切るのが特徴だ。玉ねぎの食感や味わいを楽しめるだろう。
玉ねぎの半月切りのやり方・手順
1.ヘタと根を切り落として皮をむく
2.縦半分に切り、芯部分を取り除く
3.ヘタを奥側、切り口を下側にして置く
4.1cm程度の厚みになるよう玉ねぎを切る
2.縦半分に切り、芯部分を取り除く
3.ヘタを奥側、切り口を下側にして置く
4.1cm程度の厚みになるよう玉ねぎを切る
4. 玉ねぎの輪切り|焼き肉や揚げ物など

焼き肉やロースト、揚げ物(オニオンリング)などに使う場合は「輪切り」にすると良い。厚みはお好みで良いが、火の通りやすさを考えると1~1.5cm程度にするのがおすすめ。また、爪楊枝で刺しておくとバラバラになるのを防げる。薄切りなどと異なり、半分には切らないので注意しよう。
玉ねぎの輪切りのやり方・手順
1.ヘタと根を切り落として皮をむく
2.ヘタが右側になるように置く
3.1~1.5cm程度の厚みになるよう切る
2.ヘタが右側になるように置く
3.1~1.5cm程度の厚みになるよう切る
5. 玉ねぎのくし形切り|煮込み料理など

カレーやシチュー、ポトフなどの煮込み料理を作りたい場合は「くし形切り」にすると良い。くし形切りは丸い食材を放射状に切る切り方で、長く煮ても崩れにくく、食材の食感や味わいを楽しめることが特徴となっている。火の通りが均一になるよう、なるべく同じ大きさに切るようにしよう。
玉ねぎの輪切りのやり方・手順
1.ヘタと根を切り落として皮をむく
2.縦半分に切り、芯部分を取り除く
3.ヘタを奥側、切り口を下側にして置く
4.中心に向かって斜めから包丁を入れる
2.縦半分に切り、芯部分を取り除く
3.ヘタを奥側、切り口を下側にして置く
4.中心に向かって斜めから包丁を入れる
6. 玉ねぎのみじん切り|ハンバーグのタネなど

ハンバーグのタネ、ミートソース、餃子の餡などに玉ねぎを使うなら「みじん切り」にすると良いだろう。いくつかやり方はあるが、以下では比較的簡単なみじん切りのやり方を紹介する。
玉ねぎのみじん切りのやり方・手順
1.ヘタと根を切り落として皮をむく
2.縦半分に切り、芯部分は残しておく
3.ヘタを奥側、切り口を下側にして置く
4.縦方向に薄めの切り込みを入れる ※芯を切らないように注意する
5.玉ねぎを90度回転させる ※左手に芯部分が来るようにする
6.玉ねぎの脇から横向きに2~3か所入れる
7.玉ねぎを端から縦方向に細かく切る
2.縦半分に切り、芯部分は残しておく
3.ヘタを奥側、切り口を下側にして置く
4.縦方向に薄めの切り込みを入れる ※芯を切らないように注意する
5.玉ねぎを90度回転させる ※左手に芯部分が来るようにする
6.玉ねぎの脇から横向きに2~3か所入れる
7.玉ねぎを端から縦方向に細かく切る
結論
玉ねぎを切るときは、繊維に沿うか、繊維を断つかで食感や味わいが変化する。そのため、シャキシャキ感をしっかり残したいときは繊維に沿い、辛味を取り除きたいときや柔らかくしたいときは繊維を断つと良い。また、料理に合わせて切り方を変えて、玉ねぎを美味しく食べるようにしよう。
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