このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
いんげん豆の美味しい食べ方!名前の由来や選び方、保存方法まで解説

いんげん豆の美味しい食べ方!名前の由来や選び方、保存方法まで解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

2020年10月28日

本稿では、いんげん豆の下ごしらえから美味しい食べ方までを紹介する。名前の由来や、夏が旬なのになぜ4月3日が「いんげん豆の日」なのかなど、ちょっとした豆知識に加えて選ぶポイントや栄養素、保存方法もお伝えする。ぜひ参考にしていただくとともに、一緒にいんげん豆の魅力を再確認していこう。

  
この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. いんげん豆とは?名前の由来は「お坊さん」

夏に旬を迎える野菜なのだが、なぜ春先の4月3日が「いんげん豆の日」なのだろうか?名前の由来とあわせて解説する。

名前の由来は「隠元禅師」というお坊さん

いんげん豆を日本に伝えたのは、中国の隠元禅師(いんげんぜんし)というお坊さんであると言い伝えられている。いんげん豆という名は、この「隠元」から名付けられたというのが通説だ。また、その隠元禅師が亡くなったのが1673年4月3日であることから、この日を「いんげん豆の日」とするようになった。伝わった日ではなく、伝えた偉人の命日というわけだ。おなじみの野菜ではあるが、原産や栄養素などについて少し詳しく知っておこう。

原産

いんげん豆の原産地は南米だ。江戸時代に隠元禅師が日本に伝え、いわゆる精進料理の材料として広まっていった。もともとは完熟したいんげんの「実(豆)」を食べていたそうだが、現代ではさやごと食べることが多く「さやいんげん」とも呼ばれるようになった。

主な品種

どじょういんげん、サーベルいんげん、モロッコいんげんなどの品種があり、海外には紫色のものや黄色のものも存在する。白いんげん豆やうずら豆、とら豆などはいんげん豆の仲間だ。

栄養

緑黄色野菜で、栄養素がバランスよくかつ豊富に含まれている。具体的にはカロテン(※1)、B1・B2・B6・Cなどのビタミン(※2)、カルシウム、鉄、亜鉛などのミネラル(※3)、食物繊維(※4)、タンパク質(※5)などだ。栄養バランスが偏りがちなご家庭では、ぜひ積極的に食べたい食材ひとつだろう。

2. いんげん豆の選び方

いんげん豆を選ぶときは、次のようなポイントに着目しよう。

色鮮やかなもの・実が小さいものを選ぼう

「緑色が鮮やかなもの」そして「肉厚だが実が小さいもの」が美味しいいんげん豆選びのポイントだ。いんげん豆は時間が経つと黄色っぽくなる。熟しすぎ、あるいは古くなったものなので、できるだけ鮮やかな緑色のものを選ぼう。また、実の部分が盛り上がっているものは一見肉厚で美味しそうに見えるかもしれないが、育ちすぎたものだ。筋が太く歯ざわりもよくないものが多い。できるだけ若そうなものを選ぼう。

3. いんげん豆の美味しい食べ方

いんげん豆は味にクセがなく調理もしやすい。鮮やかな色合いとポキッとした歯触りを、さまざまな料理に活用しよう。

下ごしらえの方法

料理によってはそのまま調理することもあるが、基本は茹でてから使うとよい。塩を入れた熱湯で、硬さが残る程度に茹でてから冷水にとろう。塩の量は、水1Lに対して20gほどが目安となる。なお以前は、いんげん豆には硬い筋があり食べると口に残るため、両端から筋取りをする必要があった。最近のものは品種改良されており、筋取りの必要がほとんどないものもある。

和え物やお浸しに

シンプルに食すなら、下茹でしたいんげん豆をゴマ和えにするかお浸しにしよう。日本の定番のお惣菜だ。

炒め物に

いんげん豆は油との相性も抜群によい。生のまま炒めることも可能だが、火を通すのに少し時間がかかる。下茹でしてから炒めるとよいだろう。そのほうが、彩りもきれいに仕上がるのでおすすめだ。

煮物や肉・魚料理の付け合せに

鮮やかな緑色をしたいんげん豆は、煮物などの彩りや肉料理・魚料理の付け合わせにもピッタリ合う。下茹でしたものを煮物の仕上げに加えたり、付け合わせにする場合は塩こしょうとバターで和えてから盛ったりするとよい。下茹でしたものを斜めに細く切り、ちらし寿司などに散らせば春らしい雰囲気を演出できる。

4. いんげん豆の保存方法

使いきれなかったいんげん豆は、冷蔵庫や冷凍庫で保存しよう。その際、いくつかポイントがあるのでお伝えしておく。

傷んでいるものは取り除く

傷みが新鮮なほかのいんげん豆に移ってしまうおそれがある。保存する際は、面倒でもひとつずつ確認して傷んだものがあれば取り除いておこう。

保存袋に入れて冷蔵庫へ

いんげん豆を冷蔵庫で保存する際は、必ずチャック付きの保存袋に入れて野菜室で保存しよう。風が当たるとしなびてしまうため、密封できる袋にするのがポイントだ。

下茹でしてから冷凍庫へ

冷凍庫で保存する際は、先に下茹でを済ませてからチャック付きの冷凍用保存袋に入れよう。下茹でをしておけば、いざ炒め物や煮物などに使う際にすぐ調理ができて便利だ。

5. いんげん豆は年に「三度」収穫できる

いんげん豆は栽培しやすい野菜だ。その証拠に北海道から沖縄まで日本中で栽培されている。ハウス栽培などもさかんで、主な産地は千葉県、福島県、北海道と続く。

年に三度収穫できるから「三度豆」

いんげん豆は種まきから花が咲くまでの期間が短く、関西などでは年に三度も収穫できることから「三度豆」とも呼ばれている。作りやすく調理しやすいうえ、栄養価もあるありがたい野菜がいんげん豆なのだ。通年安定して売られているので、常備しておくといろいろと使えて便利だ。

結論

いんげん豆はクセがなく調理しやすいだけでなく、栄養素も豊富に含まれている優秀な野菜だ。副菜や付け合せのイメージが強いかもしれないが、肉などと一緒に調理しても十分、メイン料理としての役割を果たしてくれるだろう。一年を通して安定して売られているいんげん豆、ぜひこの機会にその魅力を見直してみてはいかがだろうか?
(参考文献)
※1:カロテノイド _ e-ヘルスネット(厚生労働省)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-007.html
※2:ビタミン _ e-ヘルスネット(厚生労働省)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-027.html
※3:ミネラル _ e-ヘルスネット(厚生労働省)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-035.html
※4:食物繊維 _ e-ヘルスネット(厚生労働省)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-016.html
※5:たんぱく質 _ e-ヘルスネット(厚生労働省)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-044.html
  • 公開日:

    2018年4月 3日

  • 更新日:

    2020年10月28日

おすすめ記事おすすめ記事

    ページトップへ ページトップへ