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クレソンは1種類じゃない!新鮮さを見分ける選び方のコツと蘇生方法

クレソンは1種類じゃない!新鮮さを見分ける選び方のコツと蘇生方法

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2020年2月29日

ステーキやハンバーグなど肉料理によく添えられている「クレソン」。わさびと同じく水辺の植物らしいのだが、香りと爽やかな辛味がクセになる味わいだ。西洋から渡来して以来、国内のあちこちで野生化しているクレソン。その実像に迫る。

  
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1. クレソンの種類

クレソン(cresson/仏名)は、ヨーロッパ原産のアブラナ科アブラナ属の野菜。別名「オランダみずがらし」、英名「ウォータークレス」というように、きれいな水辺や湿地で生育する水生植物だ。

日本に入ってきた時代は諸説あるようだが、一つは、江戸時代にオランダ人がもたらしたものが、全国に広まったとされる。さらに、明治時代には外国人向けの栽培が始まり、いつの間にか全国の清流などで帰化植物としての野生化が進んだ。現在はその後の需要の増加と共に、トンネル栽培などによって周年栽培され、一年中青々としたクレソンがスーパーに並ぶようになっている。

■クレソン

ほぼ通年入手できるようになり、家庭の食卓でもお馴染みになった。西洋ゼリとも言われる。肉料理の付け合わせだけでなく、サラダやお浸し、天麩羅などにも利用される。

■サラダクレソン

水耕栽培されたサラダ用クレソン。茎まで柔らかく生食に最適。

■ヤソゼリ(耶蘇芹)

大分県の湯布院町、九重町、久住町、直入町地域の山間寒冷地・隠れキリシタンの里で、一帯の湧き水や清流に昔から自生するクレソン。耶蘇とはキリスト教のこと。

2. クレソンの特産地&旬

クレソンの年間収穫量が多いのは、山梨県、栃木県、沖縄県、大分県、和歌山県など。露地物は山梨県の道志村が多く、村の特産品としてさまざまなクレソン関連食品が販売されている。

クレソンは今や通年出回るよう栽培されているが、本州各地で帰化した野生のクレソンの旬は春。3~5月の時季のクレソンは色も鮮やかな緑でみずみずしく柔らかい。だが初夏から夏は茎も太くなり固くなってしまう。

また、意外にも沖縄県でも栽培が進んでいるクレソン。暑い気候ゆえに11月~12月が旬となり、ニーズが高い東京など都市部にも出荷されている。

3. クレソンの選び方&美味しい食し方

クレソンを選ぶ際は、茎に余分なひげ根がなく、葉が多くついているものをよく見極めたい。葉は濃い緑で、軸はまっすぐなものが良く、曲がっている場合は、収穫後時間がたっている可能性もある。乾燥に弱いが生命力が強いので水に浸すとシャキッと甦る。コップにさして袋をかけ、冷蔵庫で保存しよう。

付け合わせやサラダにする際、葉の部分のみを切って使うことも多いが、茎の部分もβーカロテンをはじめビタミンCやKなど栄養豊富。葉を生で食した後の茎も捨てないで、過熱してスープやソテー、お浸しにしてしっかり食べよう。

大量に食べることがあまりないクレソンだが、古くから野生化し自生する大分県の湯布院近郊では、贅沢にたっぷりいただくことができる。古くから土地の人々はゆがいて白あえ、胡麻和え、冬場の漬物にして重宝してきた。鴨×クレソンの鍋やクレソンのスープ、地鶏の炭火焼き×クレソンなど、旅館や食堂にもふんだんにクレソンを使った名物があり、自生する土地ならではの豊かさが感じられる。

結論

旬を迎える春が来たら、一度産地から取り寄せてみたいクレソン。山盛りのクレソンを鍋や天麩羅にして家族で囲み、清流が育む滋味を腹いっぱいに食せば、心身のすみずみまでフレッシュに蘇る気がするに違いない。

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  • 公開日:

    2018年7月 5日

  • 更新日:

    2020年2月29日

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