1. 手搾りで作る、ぶどうジュース

「ぶどう」と一口に言っても、種類はさまざま。今回おすすめするドリンクは、緑、紫、赤、どのタイプのぶどうでも美味しく作れるので、好きな品種でトライを。
まず最初に、とてもシンプルな正真正銘のぶどう100%ジュースを作ってみよう。
まず最初に、とてもシンプルな正真正銘のぶどう100%ジュースを作ってみよう。
【作り方】
ぶどうは柄から外して洗い、水気を切っておく。鍋やボウルにザルを重ね、ぶどうを皮付きのまま入れて木べらやスプーンなどで潰して果汁を搾る。もしくは、密閉できる食品保存袋に同じように皮付きのままのぶどうを入れて口を閉じ、手で潰した後にザルで濾す。ただそれだけ!
昔はワインをつくる際、ぶどうを足で踏んで果汁を搾り出していた。今でも、フランスやイタリア、スペインなどヨーロッパ各地では、ぶどうの収穫祭の伝統行事として「ぶどう踏み」が行われている。日本のワイナリーやぶどうの観光農園でも、ぶどう踏み体験をして絞り出したジュースをその場で飲めるイベントが人気のようだ。その味わいを家で再現できるのが、この作り方。単純ながらぶどうそのものの甘味や香りを存分に感じられる天然ジュースだ。
昔はワインをつくる際、ぶどうを足で踏んで果汁を搾り出していた。今でも、フランスやイタリア、スペインなどヨーロッパ各地では、ぶどうの収穫祭の伝統行事として「ぶどう踏み」が行われている。日本のワイナリーやぶどうの観光農園でも、ぶどう踏み体験をして絞り出したジュースをその場で飲めるイベントが人気のようだ。その味わいを家で再現できるのが、この作り方。単純ながらぶどうそのものの甘味や香りを存分に感じられる天然ジュースだ。
2. 冷凍ぶどうで、皮ごとスムージー

【作り方】
ぶどうは柄から外して洗い、水気を切って冷凍用の食品保存袋に入れ、凍らせておく。この冷凍ぶどうとバナナ、牛乳を容器に入れ、ミキサーやフードプロセッサー、ブレンダーで滑らかになるまで攪拌すれば、ひんやりトロトロ美味しいスムージーのできあがり。
ぶどうの皮や種にはポリフェノールが豊富に含まれているので、スムージーにする際は丸ごと使ってしっかりその栄養を摂取しよう。どうしても種の食感が気になる場合は、種なしタイプを使うか、半分に切って種を取り除いてから冷凍を。
ぶどうの皮や種にはポリフェノールが豊富に含まれているので、スムージーにする際は丸ごと使ってしっかりその栄養を摂取しよう。どうしても種の食感が気になる場合は、種なしタイプを使うか、半分に切って種を取り除いてから冷凍を。
【スムージーのアレンジ】
牛乳は、飲むヨーグルトや豆乳に替えてもOK。桃や梨と一緒にミキサーにかけても美味だ。バニラアイスクリームを加えてミキシングすれば、風味豊かな「ぶどうシェイク」に!
3. 煮詰めて作る、濃縮ぶどうジュース

【作り方】
ぶどうとぶどうの重さの20~30%程度の砂糖(白糖、グラニュー糖、三温糖、きび砂糖など好みで)を用意。ぶどうは柄から外して洗い、水気を切っておく。鍋にぶどうを入れて砂糖をまんべんなくまぶし、1時間以上おいて、水分が出てきたらそのまま中火にかける。沸騰したらグラグラ煮立てないよう弱火で20~30分、ぶどうの皮が自然に割れて実と離れたら火を止め、ボウルに重ねたザルで濾す。その際、ぎゅうぎゅう押して搾るのは皮の渋みや濁りが出るので厳禁。じっくり待って自然に果汁が落ちきったらできあがりだ。
残った皮と果実は、ミキサーでピューレ状にして砂糖を足し、さらにとろりとするまで煮詰めればジャムになる。種のある品種の場合、種ごとピューレにしてそのまま食べられるが、気になる場合はミキサーにかける前に取り除こう。
残った皮と果実は、ミキサーでピューレ状にして砂糖を足し、さらにとろりとするまで煮詰めればジャムになる。種のある品種の場合、種ごとピューレにしてそのまま食べられるが、気になる場合はミキサーにかける前に取り除こう。
【使い方】
水で割ってさっぱりとした「ぶどうジュース」に。炭酸水で割ればさわやかな「ぶどうサイダー」に。牛乳やヨーグルトドリンクで割ると、「ぶどうラッシー」になる。そのままヨーグルトやアイスクリームにかけても美味しい。
【保存方法】
清潔な瓶に移して冷蔵庫で保存し、1週間以内に使い切ろう。それ以上保存したいときは冷凍保存も可能だ。製氷皿、もしくは冷凍用の食品保存袋で薄い板状に凍らせておくと使いやすい。
4. 濃縮ぶどうジュースで、ノンアルコールサングリア

【作り方】
「サングリア」とは、赤ワインにフレッシュフルーツを漬けたフレーバーワイン。ベースのワインをぶどうジュースに替えてアルコール抜きにすれば、子どもから大人まで皆が楽しめるドリンクに変身!
先に紹介した「濃縮ぶどうジュース」を好みの濃さに水で割ってボトルやピッチャーに入れ、薄くスライスした生のりんご、オレンジ、レモンなど好きなフルーツを漬け込む。冷蔵庫で3時間~1晩冷やして、フルーツの風味をたっぷり引き出せばできあがり。シナモンスティックやクローブ(丁字)を一緒に漬けると、スパイシーな大人の味に。
先に紹介した「濃縮ぶどうジュース」を好みの濃さに水で割ってボトルやピッチャーに入れ、薄くスライスした生のりんご、オレンジ、レモンなど好きなフルーツを漬け込む。冷蔵庫で3時間~1晩冷やして、フルーツの風味をたっぷり引き出せばできあがり。シナモンスティックやクローブ(丁字)を一緒に漬けると、スパイシーな大人の味に。
結論
皮ごとスムージーに使う冷凍ぶどうや、濃縮ぶどうジュースは、ぶどうが多く出回り、価格が手頃な時期に作っておくのがおすすめ。これで、旬の季節が終わっても、フレッシュなぶどうの芳香を楽しめる!
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