1. とろみといえば片栗粉

とろみをつける際に使用されることの多い片栗粉だが、とろみがつく理由は片栗粉の原料であるじゃがいものデンプンにある。デンプンに水を加えて溶かし加熱すると、糊化して粘りがでる。この粘りがとろみとなる。デンプンの糊化がとろみをつくる元となるため、デンプンが原料である食材であれば、片栗粉の代用が可能だ。
2. 小麦粉でもとろみがつく

小麦粉の原料は小麦だが、成分はデンプンが大半を占めている。そのため、小麦粉でもとろみをつけることは可能だ。ただし、片栗粉に比べ、たんぱく質が含まれており水に溶けにくいので、使いすぎないように注意しよう。また、コーンスターチや、葛粉でもとろみをつけることができる。
3. とろみはじゃがいもやレンコンでも

片栗粉の原料であるじゃがいもでとろみをつけることは可能だが、その場合には、じゃがいもをすりおろす必要がある。芋類であれば、里芋でもとろみをつけることができる。
また、粘り成分が含まれている食材でもとろみはつく。レンコンやオクラ、エノキ茸、なめこなどが挙げられ、これらの食材もすりおろすか細かく切り刻めば使用できる。しかし、じゃがいもやレンコンなどには、素材本来の味があるため、料理によって合うとろみ食材を見極める必要はあるようだ。
また、粘り成分が含まれている食材でもとろみはつく。レンコンやオクラ、エノキ茸、なめこなどが挙げられ、これらの食材もすりおろすか細かく切り刻めば使用できる。しかし、じゃがいもやレンコンなどには、素材本来の味があるため、料理によって合うとろみ食材を見極める必要はあるようだ。
結論
とろみをつけることができる食材は、実は片栗粉以外にも沢山ある。じゃがいもやコーンスターチでスープにとろみをつけても良いし、レンコンやなめこを汁物に使用するなど、とろみによるコクや味の変化を楽しむのも一興ではないだろうか。