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夏になる前に知っておきたい【すいか】の保存

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 出口美輪子(でぐちみわこ)

2019年1月 7日

真っ赤に熟れたすいかを猛暑の昼下がりや、お風呂上がりに食すのは、まさに至福の瞬間だ。余分な水分を排出する働きもあるとされているので、むくみやだるさを解消する効果もあり、夏バテ対策に欠かせない。露地物は旬が7~8月と短いので、保存方法のポイントを知って、旬ならではのみずみずしい美味しさを存分に味わおう。

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1. 保存方法:丸ごと1個の場合は常温保存

すいかの保存法は、丸ごと1個か、カットしたものかによって変わってくる。それぞれのポイントをしっかり押さえておこう。

■丸ごと1個のすいかの場合

丸ごと1個のすいかは、すぐに食べる場合を除き冷蔵庫に入れるのは禁物。原産地が高温かつ乾燥する熱帯アフリカだけあって、低温に弱いからだ。温度が3~6度しかない冷蔵庫で長く保存すると、低温障害を起こして甘味も栄養素も損なわれてしまう。風通しがよく涼しい場所に置いておくのがベストだ。保存期間は意外と長く2~4週間ほど。しかし、長く置いたからといって、メロンのように追熟して甘味がぐんと高まるわけではない。日が経つにつれ、果肉から水分が抜けて、ジューシーな食感が損なわれてしまう。すいか農家も食べ頃の時期に収穫しているので、早めに食べた方がベターなのだ。ただ、2~3日ほど置いておくと余分な水分が抜ける分、β-カロテンや糖度が少し増すという説もある。甘味が高まり、水っぽさが抜けてシャキッとした食感になるともいわれているので、そのタイプがお好みであればお試しを。

長時間冷蔵庫に入れるのは禁物だが、食す前には冷やしておくのがポイント。すいかを美味しく感じる温度は8~10度くらいといわれている。涼しい場所に置いておくだけでは、この温度にまではならず生ぬるく感じてしまう。昔は冷たい井戸水、小川や用水路に入れて冷やしていた。今でも、バーベキューなどの際は、川岸で冷やしておくという人も多いだろう。自然な水の流れで、ほどよく冷やされたすいかの美味しさは格別だ。家庭の冷蔵庫なら2時間ほど冷やせばOK。冷蔵庫に入らない場合は、大きなボウルやバケツに水を張って氷を浮かべ、すいかに布巾をかぶせて、水道水を細く流して冷やしておこう。

■カットしたすいかの場合

丸のすいかをカットした場合、また購入時から何等分かにカットされていたら、必ず冷蔵庫で保存すること。切り口が空気に触れると傷みが進むので、ラップでぴったりと覆って、できるだけ早く食べ切ろう。もし冷蔵庫に余分なスペースがない場合は、皮を除いて果実だけ1口大にカットして、保存容器に入れておくのもおすすめだ。それでも冷蔵庫の中は乾燥しているので、水分が飛んでみずみずしさが失われていく。冷蔵室より少し温度が高く、3~8度ほどある野菜室でなるべく鮮度をキープして、3日以内には食べ切ろう。

2. 冷凍のコツ:1~2ヶ月は冷凍可能

すいかをすぐに食べ切れない時は、すぐに冷凍保存を。ただし解凍すると水っぽくなりシャキッとした食感が損なわれ、栄養分も流出するので、解凍後にそのまま食べるのは不向きだ。次のような方法で保存してデザートやドリンクとして活用しよう。保存期間は1~2ヶ月ほどだが、冷凍焼けするのでできれば早めに使い切りたい。

■1口大にカットして冷凍

すいかの皮を取り除き、果実だけ1口大にカットしたら、ひと手間かかるが種も取り除こう。そのまま保存容器に入れてもよいが、カットした表面から水分が流れ出るので、できれば急速冷凍を。金属トレイにラップを敷いて、すいかを載せたらラップでぴっちり覆って、少しでも速く凍らせてから、保存容器に移す方がベターだ。

■ミキサーなどで潰してから冷凍

皮と種を取り除いたすいかを、ミキサーにかけてからジッパー付き保存袋に入れて冷凍する。または、ミキサーにかけず、1口大にカットしたすいかをジッパー付き保存袋に入れて、やや凍ってからもみ潰してもOK。いずれの方法でも、平らにして冷凍しておけば、使いたい分だけ折って取り出せるので、シャーベットやスムージーにすぐ活用できて便利だ。また、製氷皿に入れて凍らせるとキューブ状の1口サイズになってさらに応用範囲が広がる。

3. 解凍方法:凍ったままデザートに活用を

冷凍したすいかは解凍せずにそのまま活用しよう。暑い夏のおやつとして、凍ったまま食べたり、凍ったままミキサーにかけたり、それぞれ次のようなアレンジでお試しを。

■凍ったまま食べる

凍ったままのすいかはシャーベット感覚で夏のおやつとして最適だ。もし甘味が足りない場合はシロップや蜂蜜をプラスして。練乳をかければ、まさにかき氷風で子どもも大喜びするはず。1口大やキューブ状の冷凍すいかを、ソーダに浮かべてパンチ風に味わったり、ほかのフルーツやアイスクリームと盛り合わせてもいい。目にも涼しく鮮やかなデザートができあがる。

■凍ったままスムージーやジェラートにして食べる

凍ったすいかとそのほかお好みの野菜や果物をミキサーにかければ、ひんやりとしたスムージーが完成する。また、凍ったすいかとバニラアイスをフードプロセッサーにかけて滑らかに混ぜ合わせると、あっという間に「すいかのジェラート」に変身。アイスクリームの代わりに練乳を使えば濃厚に、フローズン・ヨーグルトを使えばさわやかな風味になる。おもてなしのデザートとしても、簡単ながら手作りならではのフレッシュ感が喜ばれるはず。

結論

真夏の水分補給に欠かせないジューシーなすいか。そのままでももちろん美味しいが、冷凍すると、さまざまなデザートに展開できる。自然な甘味と水分を余すところなく利用するために、解凍せずに凍ったまま使っていこう。

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