1. 照り焼きチキンの気になるカロリー・糖質量

照り焼きチキンといえば、鶏もも肉を使って作ることが多いだろう。フライパンで鶏肉を焼き、醤油、砂糖、酒、みりんで味付けした和食を代表する料理である。適度な脂身があり、弾力のある歯ごたえも人気の秘訣だろう。しかし、最近は低脂肪の鶏むね肉を使って照り焼きチキンを作る人も多いという。それぞれカロリーと糖質量にどれほどの違いがあるのか調べてみた。
(以下は照り焼きチキン1人分のカロリー、糖質量)
◎鶏もも肉200gを使った照り焼きチキン[430kcal、4.0g]
◎鶏むね肉200gを使った照り焼きチキン[349kcal、4.2g]
やはり、鶏もも肉に比べ、鶏むね肉のほうがずいぶんカロリーが低いようだ。ちなみに脂質量はそれぞれ200gあたり、もも肉(生)28.4g、むね肉(生)11.8gと、数字からみてもむね肉は低脂肪といわれるのがわかるだろう。また皮を取り除くと、もも肉(生)10g、むね肉(生)3.8gとさらに脂質が少なくなる。ダイエッターは、ぜひ参考にしてほしい。
(以下は照り焼きチキン1人分のカロリー、糖質量)
◎鶏もも肉200gを使った照り焼きチキン[430kcal、4.0g]
◎鶏むね肉200gを使った照り焼きチキン[349kcal、4.2g]
やはり、鶏もも肉に比べ、鶏むね肉のほうがずいぶんカロリーが低いようだ。ちなみに脂質量はそれぞれ200gあたり、もも肉(生)28.4g、むね肉(生)11.8gと、数字からみてもむね肉は低脂肪といわれるのがわかるだろう。また皮を取り除くと、もも肉(生)10g、むね肉(生)3.8gとさらに脂質が少なくなる。ダイエッターは、ぜひ参考にしてほしい。
2. 照り焼きチキン、もも肉VSむね肉!栄養も違う?

鶏肉は、優れたたんぱく質である必須アミノ酸、メチオニンを多く含有している。肝機能を高めたり、アレルギー症状を緩和する効果があるようだ。また、脂肪には体内で作ることのできない必須アミノ酸のリノール酸も含んでいる。
鶏もも肉
鶏の身体の中でもよく動かすもも肉は、最も栄養価が高い部位である。とくにビタミンAやビタミンB2のほか、鉄やナイアシンが豊富に含まれている。これらの栄養素は、細胞の活性化や脂質の代謝を助け、皮膚などの粘膜の健康維持を助ける働きがあるようだ。
鶏むね肉
疲労回復効果があるというイミダゾールジペプチドは、筋肉中に多く含まれている。その中にあるカルノシン、アンセリンには、活性酸素をおさえ、アンチエイジング効果が期待できる。
鶏皮
健康な肌を維持し、血管をしなやかにするといわれるコラーゲンを豊富に含んでいる。肌のハリや弾力をキープするといわれる。
カロリーが違うように、もも肉とむね肉では栄養にも大きな違いがあるようだ。脂質が多い鶏皮も、アンチエイジングに欠かせないといわれるコラーゲンが含まれている。カロリーだけでなく、栄養素も考えながら最適な食べ方を心がけるようにしよう。
カロリーが違うように、もも肉とむね肉では栄養にも大きな違いがあるようだ。脂質が多い鶏皮も、アンチエイジングに欠かせないといわれるコラーゲンが含まれている。カロリーだけでなく、栄養素も考えながら最適な食べ方を心がけるようにしよう。
3. もも肉使用の照り焼きチキンをカロリーオフする食べ方

テフロン加工のフライパンを使う
ダイエットには鶏むね肉がよいというものの、味にコクのある鶏もも肉を好む人もいるだろう。テフロン加工のフライパンを使って鶏肉を焼くと、油を引く必要がない分、低カロリーに仕上がる。コツは、油を引かずに、最初に皮目を下にして入れること。皮から出る油で十分美味しい照り焼きチキンが作れるだろう。
油をふき取る
フライパンで鶏もも肉を焼くと、水分と一緒に油が出てくる。キッチンペーパーでふき取ることで、カロリーをおさえるとともに調味料のなじみをよくすることができるのだ。
オーブントースターを使う
オーブントースターで照り焼きチキンを焼くと、余分な油が流れ落ち、ヘルシーに仕上がる。鶏もも肉は、余分な脂を取り除き、皮のほうから包丁またはフォークを使ってつつく。醤油、みりん、砂糖につけて味をなじませ、皮目を上にしてオーブントースターで10分ほど焼くだけだ。落ちた油に火がつく場合もあるため、受け皿を敷くようにしよう。
結論
ジューシーで旨みを含んだ鶏もも肉と、低脂肪であっさり食べやすい鶏むね肉。どちらで照り焼きチキンを作っても美味しいが、カロリーや栄養素を知っていると料理の幅も広がる。摂取したい栄養や体調によって鶏肉の部位を選ぶのもおすすめだ。