目次
1. コロッケは冷凍保存できる?

コロッケは、一般的に冷蔵保存することが多いが、実は冷凍保存も可能となっている。コロッケの冷凍保存は揚げる前でも、揚げた後でもどちらでも行える。そんな冷凍保存のメリットには、2週間~1か月程度の長期保存ができるようになること。また、大量に作っておき、まとめて保存できることなどがある。そのため、すぐに食べない場合には、コロッケを冷凍庫で保存するのがおすすめだ。
2. 【揚げる前】コロッケの冷凍方法と調理方法

コロッケをサクサクの状態で食べたいなら、揚げる前の段階で冷凍保存するのがおすすめ。この状態なら油で揚げる必要があるため、サクサクの美味しいコロッケを食べられる。そんな揚げる前のコロッケの冷凍方法と、冷凍コロッケの調理方法(揚げ方)について確認しておこう。
揚げる前のコロッケの冷凍方法・手順
1.下茹でしたジャガイモを丁寧に潰す
2.フライパンで牛ひき肉・玉ねぎを炒める
3.(1)と(2)を合わせてタネを作る
4.小判型にしたタネにつなぎ・パン粉をつける
5.しっかりと冷やしてから1個ずつラップに包む
6.冷凍用保存袋に入れてから冷凍庫で保管する
2.フライパンで牛ひき肉・玉ねぎを炒める
3.(1)と(2)を合わせてタネを作る
4.小判型にしたタネにつなぎ・パン粉をつける
5.しっかりと冷やしてから1個ずつラップに包む
6.冷凍用保存袋に入れてから冷凍庫で保管する
揚げる前の冷凍コロッケの調理方法
※冷凍コロッケは解凍させずにそのまま使う
1.フライパンに深さ1.5cmほど油を入れておく
2.ある程度油が温まったら冷凍コロッケを静かに置く
3.下面の衣が固まり、きつね色に変わったら裏返す
※揚げている間は油がパチパチする状態をキープしよう
4.裏面もきつね色になったらザルに上げて完了
1.フライパンに深さ1.5cmほど油を入れておく
2.ある程度油が温まったら冷凍コロッケを静かに置く
3.下面の衣が固まり、きつね色に変わったら裏返す
※揚げている間は油がパチパチする状態をキープしよう
4.裏面もきつね色になったらザルに上げて完了
3. 【揚げた後】コロッケの冷凍方法と解凍方法

コロッケをすぐに食べたいときや、忙しいときに用意したいときには、揚げた後に冷凍保存しておくのがおすすめ。パン粉のサクサク感はやや落ちてしまうが、トースターなどで焼くだけですぐに食べることができる。そんな揚げた後のコロッケの冷凍方法や美味しい回答方法などを確認しておこう。
揚げた後のコロッケの冷凍方法・手順
1.揚げたコロッケをしっかりと冷ます
2.1個ずつ食品用ラップに包む
3.冷凍用保存袋に入れて冷凍保存する
2.1個ずつ食品用ラップに包む
3.冷凍用保存袋に入れて冷凍保存する
揚げた後の冷凍コロッケのおすすめ解凍方法
1.冷凍コロッケのラップを外しておく
2.耐熱容器に並べて電子レンジで解凍する
3.解凍したコロッケをトースターに並べる
4.10分程度トースターで加熱したら完了
※衣が焦げそうな場合はアルミホイルを被せる
2.耐熱容器に並べて電子レンジで解凍する
3.解凍したコロッケをトースターに並べる
4.10分程度トースターで加熱したら完了
※衣が焦げそうな場合はアルミホイルを被せる
4. コロッケを冷凍保存する際のポイント・コツ

コロッケを冷凍方法と調理方法(解凍方法)の基本的なやり方は前述のとおりである。ただし、以下に紹介している、コロッケを美味しく冷凍保存するためのポイントを覚えておくのもおすすめだ。
その1.ジャガイモは十分マッシュする
コロッケを冷凍保存する際は、ジャガイモをできる限り細かくマッシュするとよい。この理由は、ジャガイモは冷凍・解凍すると食感が変化しやすいからだ。粗いマッシュだとパサパサ・ボソボソとした食感になってしまうため、マッシャーや麺棒などでしっかりとジャガイモを潰すようにしよう。
その2.コロッケは十分冷ましておく
揚げる前でも、揚げた後でも十分冷ましてから冷凍保存しよう。温かい状態でラップに包むと、水蒸気によりベチャッとした食感になってしまう。また、コロッケの表面に霜が付き、揚げたときに破裂する可能性が高くなる。そのため、コロッケを十分に冷ましてからラップで包むようにしよう。
その3.1個ずつ小分けにして保存する
コロッケを冷凍保存するときには、1個ずつラップで包むほうがよい。特に揚げる前の場合は、水分でコロッケ同士がくっつくのを防ぐのに役立つ。なお、ラップで包まずそのまま冷凍用保存袋に入れて保存したい場合には、コロッケ同士がくっつかないように注意して冷凍しよう。
その4.冷凍する際は急速冷凍を心がける
コロッケの美味しさを保つために、急速冷凍を心がけるのもポイントだ。家庭用冷凍庫には急速冷凍モードを搭載しているものも多いため、このような機能を使うのがよい。また、素早く冷凍させるために、コロッケ同士の間隔をあける、冷凍庫にアルミトレイを置いておくなどもおすすめだ。
5. コロッケを冷凍保存する際の注意点

コロッケの冷凍保存は非常に便利だが、その一方で「再冷凍をしない」「お惣菜コロッケは冷凍しない」などいくつか注意点もある。そんなコロッケを冷凍保存する際の注意点も確認しておこう。
その1.一度解凍したコロッケの再冷凍はしない
コロッケを冷凍保存する際は、解凍・再冷凍を繰り返さないようにしよう。再冷凍を繰り返していると食感や風味などが悪くなるだけでなく、コロッケが傷んだり腐ったりする可能性も高くなる。そのため、冷凍コロッケは食べる分だけを解凍するのがおすすめだ。
その2.市販のお惣菜コロッケは冷凍保存しない
市販のお惣菜コロッケは、手作りの場合もあるが、冷凍保存されていた場合もあるという。そのため、後者の場合は再冷凍になり、品質が悪くなってしまう可能性もある。一般的にはそのコロッケが冷凍品かどうか判断できないため、お惣菜コロッケの冷凍保存も避けるほうが望ましい。
結論
コロッケは一般的に冷蔵保存することが多いが、冷凍保存することも可能となっている。また、冷凍保存であれば1か月程度は美味しく食べることが可能だ。揚げた状態のコロッケを冷凍保存しておけば、時間がないときでもメイン料理として重宝する。時間があるときにコロッケをまとめて作り、冷凍保存しておくとよいだろう。
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