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ライスなのに米じゃない!?ワイルドライスって一体どんな食べ物?

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:
管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2019年2月14日

おしゃれなデリや、カフェのサラダメニューなどで見かけることがある、黒く細長い形をした「ワイルドライス」なる食材。名前からすると米であることに疑いはないが、実は我々がよく知る、あの米とは少々違うらしい。さらにワイルドライスは健康効果が高いと言われており、ネクストスーパーフードの呼び声も高い。今回は、そんなワイルドライスの正体を探っていこう。

1. ワイルドライスとは

ワイルドライスとは、イネ科マコモ属の一年草、そしてその実のこと。北アメリカ原産で、現地では唯一の固有穀物と言われている。塩水の湿地帯や小川の浅瀬の岸などに生息する3mほどの草で、一般的にその実がワイルドライスと呼ばれ、販売されているものである。黒くて細長い形が特徴だ。ちなみに、中華料理に使われるマコモタケとは別種である。名産地として知られているのはカナダ。近年は、自生よりも栽培化が進んでいる。

インディアンとワイルドライス

ワイルドライスは、別名インディアンライスとも呼ばれている。これは、アメリカの先住民族であるインディアンが、古くからワイルドライスを食してきたからであり、当時は重要な栄養素として用いられてきたようだ。ワイルドライスは寒冷な地でも育つことでも知られ、厳しい自然とともに生きていたインディアンにとっては、ありがたい食物だったのだろう。

ワイルドライスの栄養

ワイルドライスが人気を集めている所以は、その珍しさからだけではなく、栄養面で優れているのだ。ワイルドライスは白米に比べると、タンパク質、マグネシウム、食物繊維、ミネラル、ビタミン類など、多くの栄養素が格段に多く含まれている。また、白米よりもヘルシーである点も見逃せない。味わいとしては玄米に近く、プチプチと口の中で弾けるような食感が楽しめる。

2. ワイルドライスと米

米の収穫と加工

米は、イネ科イネ属の一年草の実のことを指す言葉である。我々日本人にとっては、なくてはならない主食でもある。一般的に米は、収穫、脱穀後、乾燥させて籾を省き、玄米の状態にして保存される。その後、胚芽と糠を取り除き、袋詰めなどが行われ、白米として販売される。

ワイルドライスの収穫と加工

ワイルドライスは湿地帯に生息しているため、収穫は船に乗って行われるのが一般的。収穫時は、まだ実が柔らかく水分がかなり多い状態なので、熟成させた上で乾燥に回される。脱穀からの過程は米と同じだ。

味の違い

日本で米と言うと、ジャポニカ米を指すことがほとんど。タイ米でよく知られるインディカ米は、世界ではポピュラーだが、日本ではカレーやエスニック料理など限定的に使用されており、日常的に食すという人は少ない。ジャポニカ米は粘り気があり、甘みが特徴であるが、インディカ米は粘り気がなく、香りが高い。ワイルドライスは、どちらかと言えばインディカ米に似ているが、香りは華やかというよりは香ばしい雰囲気。見た目が黒く、やや迫力はあるものの、味としてはあまり主張がなく、食べやすい。

3. ワイルドライスの使い道

茹でるのが正解

ワイルドライスは、炊くのではなく茹でて使うのが正しい方法。たっぷりのお湯で、20~30分ほど茹でるとよいだろう。プチプチとした食感を残すように茹でると、より美味しさが引き立つ。

主食としても◎

主食として食べる場合は、米に混ぜるといい。米と一緒に炊くと、どうしてもワイルドライスに芯が残った状態になってしまうので、別茹でして後で混ぜ合わせる方がよい。チャーハンやピラフなどの炒め飯にしたり、カレーやシチューに合わせてもいいだろう。

サラダやスープがおすすめ

欧米のデリなどでよく食べられているのが、ワイルドライスのサラダ。肉や魚の付け合わせとしても重宝されている。少し甘みのある味にまとめると、ぐっと本格的に仕上がるので、ドライフルーツを刻んで混ぜ合わせたり、ハニーマスタードドレッシングで和えたりするとよいだろう。トマトや季節の野菜を合わせるなど、具材はお好みのものでOK。スープに使用する場合は、少し固めに茹でることをおすすめする。

結論

ワイルドライスはその名の通り、そもそもは野生のイネ。現在では栽培も多く行われているが、自生したものを収穫して販売しているものもあるので、しっかりと見極めて選びたい。国産はほぼ流通していないので、ネット通販などでカナダやカリフォルニア産のものをチョイスするといいだろう。ワイルドライスのヘルシーな側面は、これからスーパーフードとしてさらに注目を集める可能性大!先取りして、まずは一度食してみよう。

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