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パンチェッタとは?塩漬けした豚バラ肉を使った加工食品を詳しく解説

パンチェッタとは?塩漬けした豚バラ肉を使った加工食品を詳しく解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2021年11月26日

豚肉の加工食品の一つである「パンチェッタ」。ベーコンと同じ食材と思われがちだが、この2つは燻す(いぶす)工程があるかないかが異なる。このうち基本的に燻す工程がないのはパンチェッタであり、このことから生ベーコンと呼ばれることもある。今回は、そんな特徴を持つパンチェッタについて説明する。また、自家製パンチェッタの作り方や食べるときの注意点などもチェックしよう。

  

1. パンチェッタとは?

パンチェッタとは何か
パンチェッタとは、豚バラ肉を指すこともあるが、一般的には「塩漬けした豚バラ肉を使った加工食品」のことを指す。ローマ時代から食べられてきた歴史ある食料の一つであり、通常は塩漬けした豚バラ肉を1か月程度、乾燥・熟成させて作る。さまざまな地域で作られているが、パンチェッタ・ディ・カラーブリアやパンチェッタ・ピアチェンティーナなどはDOP指定を受けていて有名だ。

「生ベーコン」と呼ばれることもある

パンチェッタは、基本的に燻製などの加熱処理をしないため「生ベーコン」と呼ばれる。このようにパンチェッタの別名が「生ベーコン」である理由は、ベーコンにも塩漬けした豚バラ肉が使われているからだ。しかし、ベーコンは燻製させて作るのが一般的となっている。なお、本来パンチェッタは燻製させないが、「パンチェッタ・アッフミカータ」と呼ばれる燻製させた種類もある。

2. パンチェッタに含まれる栄養素

パンチェッタとは何か
文部科学省の「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」には(※1)、パンチェッタの栄養価は収録されていない。しかし、パンチェッタに使われている豚バラ肉は、脂質が100gあたり35.4gと多くカロリーが高い。また、ビタミンB1をはじめとするビタミンB群やたんぱく質なども豊富に含んでいる。このため、パンチェッタもたんぱく質・脂質・ビタミンB群などを多く含むと考えられる。
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3. パンチェッタの簡単な作り方

パンチェッタとは何か
パンチェッタは、1週間程度かかるが、自宅で作ることも可能だ。必要なものは豚バラブロック、岩塩、粗挽き黒コショウ、フレッシュハーブなどである。これらを用意したら、さっそく以下の手順を参考に自家製パンチェッタ作りに挑戦してみよう。

自家製パンチェッタの作り方・手順

1.豚バラ肉の表面をフォークで複数か所刺しておく
2.豚バラ肉に岩塩・黒コショウ・ハーブを全体にまぶす
3.キッチンペーパーで包み保存袋に入れて冷蔵庫で寝かせる
※3日程度経ったら取り出しキッチンペーパーと保存袋を新しくする
4.その都度ドリップを取り除き、1週間程度冷蔵庫で寝かせたら完成

4. パンチェッタの美味しい食べ方

パンチェッタとは何か
本場イタリアでは、パンチェッタはカルボナーラなどの具材として使われることが多い。しかし、パスタ以外にもスープやサラダなどさまざまな料理に使うことができる。以下に、自家製パンチェッタの美味しい食べ方・使い道をまとめておくので、ぜひさまざまな料理に使ってみよう。

自家製パンチェッタの美味しい食べ方・使い道

・こんがり焼いたパンやピザにトッピングする
・生ハムのように野菜やチーズなどを包む
・細かく刻んでグリーンサラダやスープに散らす

5. パンチェッタを食べるときの注意点

パンチェッタとは何か
自家製パンチェッタを食べる際は「1週間以内に食べ切る」「加熱調理してから食べる」などいくつか注意点がある。そこで、自家製パンチェッタを食べるときの注意点を確認しておこう。

注意点1.1週間以内に食べ切る

自家製パンチェッタを冷蔵保存する際は、密閉できる清潔な保存容器に入れるようにしよう。また、冷蔵保存の保存期間の目安は1週間程度なので、できる限り早めに食べ切るのが望ましい。もし長期保存したいなら、1回分に小分けして食品用ラップに包み冷凍保存するのがおすすめだ。冷凍保存した場合は、3~4週間程度は美味しく食べることができる。

注意点2.加熱調理してから食べる

市販のパンチェッタは加熱調理が不要だが、自家製パンチェッタは必ず加熱調理してから食べるようにしよう。衛生面に十分配慮していても、豚肉の表面には細菌が付着しているため食中毒のリスクがある。そのため、自家製パンチェッタを食べるときは弱火でじっくりと焼くのがおすすめだ。また、焼くことで豚肉のうま味をより楽しめるようになる。

注意点3.食べ過ぎないようにする

前述のとおり、豚バラ肉は高脂質・高カロリーな食品なので食べ過ぎには注意が必要だ。また、パンチェッタでは一度塩漬けしているため、塩分量が多くなっている点にも注意すべきである。なお、もし塩気が強くて食べられない場合には「塩抜き」するとよい。水を張ったボウルにパンチェッタを30分~1時間程度浸けておき、ちょうどいい塩加減になったらよく水気を拭き取ろう。

結論

パンチェッタとは塩漬けした豚バラ肉を使った加工食品の一種であり、ベーコンとは違って基本的には燻製させずに作っている。そんなパンチェッタでは、ギュッと詰まった豚肉のうま味と、ちょうどいい塩気を楽しむことができる。パスタをはじめピザ、トースト、サラダ、スープなどさまざまな料理に使えるので、もし興味があったらスーパーで探したり、家で作ったりしてみよう。
【参考文献】
※1:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
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  • 公開日:

    2019年2月18日

  • 更新日:

    2021年11月26日

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