パンチェッタとパスタは相性バツグン！パスタ以外の使い道も紹介

オイルソースパスタの中でも人気のメニューといえば、やはりペペロンチーノだろう。パンチェッタはにんにくと相性がよいため、ペペロンチーノに使うのはとてもおすすめ。まずはパンチェッタを細くカットしておく。フライパンにオリーブオイルとにんにく、好みで鷹の爪を入れて香りが立つまで炒める。

さらにパンチェッタを加え、表面にしっかり焼き色が付くまで炒める。パンチェッタは細切りにすると火が通りやすくなるだけでなく、じっくり焼けばカリッとした仕上がりになって美味しい。パンチェッタに火が通ったらパスタと茹で汁を加え、全体を絡めるように炒めて塩コショウなどで味を調えれば完成。パンチェッタは塩気が強いため、味付けはやや薄めを意識するとよいだろう。また、キャベツやほうれん草など緑色の野菜をプラスすると、見ためがグッとよくなる。

パンチェッタを使ったトマトソースパスタなら、アマトリチャーナがおすすめ。アマトリチャーナはトマトとパンチェッタ、玉ねぎを使って作るパスタ。トマトや玉ねぎの甘みと、パンチェッタの塩気が相性バツグンなのだ。まずはフライパンににんにく、玉ねぎ、オリーブオイルを入れ、しんなりするまで炒める。細切りにしたパンチェッタを加えたら、脂が出て表面がこんがりするまでしっかり焼こう。

トマト缶もしくはカットしたトマトを加えて煮詰め、茹でたパスタを入れて合わせたら完成。パンチェッタの塩気が強い場合は、味付けしなくても十分美味しい。好みで粉チーズをふりかけたり、鷹の爪を加えたりしてもよい。茹でたブロッコリーやアスパラなど、野菜を加えると食べごたえがアップするだろう。

クリーム系のパスタなら、カルボナーラがおすすめ。カルボナーラにはベーコンを使うことが多いが、パンチェッタを使うとひと味違った美味しさになる。まずはフライパンにオリーブオイルを入れ、細切りにしたパンチェッタをしっかり炒める。好みで白ワインを加えて煮詰め、卵・粉チーズ・生クリームなどで作った卵液を加える。茹でたパスタを加え、一気に全体を混ぜ合わせれば完成。

仕上げにブラックペッパーをふりかけると、オシャレな見ためになる。卵液を加えたあとは、手早く仕上げなければ卵に火が通りすぎてボソボソになるので注意しよう。カルボナーラだけでなく、牛乳や小麦粉、バターで作ったクリームソースに合わせるのもおすすめ。パンチェッタと好みの具材をバターで炒め、小麦粉を絡めてから温めた牛乳を少しずつ加える。弱火でとろみが出るまで加熱してからパスタを加えれば完成。

パンチェッタはパスタに使うのはもちろん、いろいろな活用方法ができる万能食材。旨みの強いパンチェッタを使った料理は、いつもとはちょっと違った味わいに仕上がる。ここでは、パスタ以外のパンチェッタのアレンジをいくつか紹介しよう。

焼いたパンチェッタとクリームチーズ、レタスをパンに挟むとオシャレなサンドイッチに。パンチェッタさえ用意すれば簡単に作ることができ、見ためもオシャレなのでおもてなしにもおすすめ。

細くカットしたパンチェッタをソースを塗ったピザ生地にのせ、チーズや野菜をトッピングして焼けば美味しいピザが作れる。パンチェッタを加えると食感や旨みがプラスされ、ワンランクアップしたピザに仕上がるだろう。

こんがりと焼いたパンチェッタと温泉卵をサラダにのせると、豪華なサラダの完成だ。パンチェッタの塩気で、どんどん野菜が食べられる。

パンチェッタはパスタはもちろん、ピザやサンドイッチなどいろいろな料理にアレンジできる。市販品を買って使うのもよいが、手作りしてみるのも面白いだろう。意外と簡単に作れるだけでなく、買うよりも安価でたくさん食べられるのでおすすめ。興味がある人は、ぜひチャレンジしてみてはいかがだろうか。