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意外と知らない?【エシャレット】【エシャロット】の共通点と違いは?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2019年3月25日

らっきょう、エシャロット、エシャレット。この中で、最もなじみのある食材は、おそらく、らっきょうで、ほかの2つをしっかりイメージできない人が多いかもしれない。らっきょうがなぜ、残りの横文字のものたちとの関連を問われているのか見当がつくだろうか。じつは、らっきょうとエシャレットは関係があって、エシャロットはもはや関係がなくなったもの。今回はその謎に迫ってみよう。

1. らっきょうとは何か?

まず、3つの食材の中でもっともなじみのある、らっきょうからみてみよう。
らっきょうといえば、甘酢漬けで食べることが多いだろう。カレーのおともとして日本中で食されている。また、しばらく前に沖縄料理がブームになり、島らっきょうが全国区となった。それに伴い、塩らっきょうの美味しさも見直された感がある。そんならっきょうは、ネギの仲間に分類される。甘酢漬けだとあまり分からないものの、らっきょうを食べたときに感じるあの辛みは、アリシンと呼ばれる成分で、玉ねぎやにんにくにも含まれている。疲労回復や、ビタミンB1の吸収を助ける働きがあるといわれている。らっきょうは、随分昔から日本にありそうだが、原産は中国である。旬は初夏。有名な産地は、鳥取砂丘なのだ。

2. エシャレットとは何か?

それでは、エシャレットとは何だろうか?西洋風の名前ではあるが、じつはらっきょうが成熟する前の若採りのものを、エシャレット、もしくは単に「エシャ」と呼ぶ。軟白栽培といい、らっきょうの食用となるコロンとした白い部分が多くなるように、また軟らかくなるように、つまり堅くならないうちに早めに収穫する方法で育てているのがエシャレットである。エシャレットの特徴となるのは、らっきょうに比べて、よりやわらかいところや白い部分が多いところ。そして辛みが薄くさわやかなところだ。これらの特徴から、調理せずに生で食べることができる。かつお節と醤油、またマヨネーズや味噌をつけてそのまま食べると、シャキシャキとして美味しい。ひと手間かけて、生ハム巻きにするのも意外と相性がいいようだ。なお、生産地のトップクラスとされているのは、らっきょうの産地の鳥取ではなく、茨城県となる。
さて、以前にこの若いらっきょうが、エシャレットではなく、エシャロットと呼ばれていた時代があるのをご存じだろうか。その後、既に存在していたフランス語でエシャロットと呼ばれる野菜の輸入が始まったことから混乱が生じ、呼び名を変更したという経緯がある。

3. エシャロットとは何か?

さて、フランス語の呼び名であるエシャロットについて説明しよう。こちらはユリ科の多年草で、かなり小型の玉ねぎの一種である。色は赤みを帯びている。紫玉ねぎの小粒版のような感じで、カットすると、つぶれた球のような切り口が見える。強い刺激臭をもち、フランス料理やイタリア料理などに活躍する香味野菜である。英語では、「シャロット」と呼ばれる。
見ためからも想像がつく通り、らっきょうやエシャレットとは関係のない野菜である。
若採りのらっきょうのエシャロットと名前がかぶったことから、現在は「ベルギー・エシャロット」と日本では呼ばれている。

結論

エシャロットという名前を目にして、しっかりイメージできなかったのは、候補が2つあったからなのかもしれない。酒のつまみにされていた若いらっきょうと、小型たまねぎが同じ呼び名で呼ばれていた時代があったのだ。エシャロットと呼んでいたはずが、いつの間にかエシャレット表記になっていたのをスーパーで見て、釈然としなかった人もいただろうか。今回経緯を整理することで、スッキリした人もいるだろう。

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