目次
1. らっきょうの特徴や旬、美味しい食べ方

らっきょうは、ねぎやにんにくと同じユリ科ネギ属に位置する野菜だ。普段私たちが食べている部分は根元で、シャキシャキとした歯ごたえが特徴。らっきょうの旬は主に5~6月頃で、ツヤとハリがあるもの・ふっくらとした丸みがあるもの・中心から芽が伸びていないものが美味しいとされる。甘酢漬けのほか、刻んで薬味やソースの具材としても使用可能だ。
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2. らっきょうの栄養と効能とは

らっきょうには栄養が豊富に含まれている。らっきょうのほか、にんにくなどにも多く含まれる「フルクタン」は食物繊維の一種で、整腸作用や脂肪の吸収を抑えるようはたらく。「サポニン」というコレステロールの吸収抑制を担ったり、血糖値の上昇を抑制したりする効果を持つ栄養素も含んでおり、らっきょうは小粒ながらも栄養がたっぷり詰まった食材だ。
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3. 【らっきょう】産地・選び方などの基本データを知ろう

らっきょうの産地をご存知だろうか?らっきょうは、鹿児島県や鳥取県、宮崎県などの温暖な気候が特徴の土地で育つ。中でも鳥取県には特産品として「砂丘らっきょう」という品種も存在する。らっきょうは泥がついたままの状態で売られていることも。歯ごたえがよく、こちらのほうが好みという人も多い。漬物用に使う場合は泥を落とした状態の「洗いらっきょう」を選ぶと便利だ。
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4. らっきょうの甘酢漬けレシピ

らっきょうの甘酢漬けは意外と簡単に作ることができる。まずはらっきょうを水にさらして薄い皮をむき、キレイな状態になったらザルにあげて水気をしっかりときろう。漬け汁は酢と砂糖が基本で、塩やみりんなどは好みに合わせて調整する。漬け汁は沸騰する直前まで加熱し、らっきょうを漬ける。辛みをプラスするための赤唐辛子を入れたら完成だ。余った漬け汁はドレッシングなどにも活用できるので、試してみてほしい。
5. らっきょう漬けのアレンジアイデア

らっきょうは甘酢漬けのほかにも、料理のトッピングなどとして使うことが可能だ。たとえば、塩漬けにしたらっきょうは、冷たい麺類の上に刻んだものをのせるだけで一風変わった味わいを楽しめる。しっかりと味をしみ込ませた醤油漬けはそのまま食べてもいい。衣をつけて揚げれば、立派なおかずの一品になる。興味がある人はトライ!
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6. 種類によって違う?らっきょうのカロリーや効能

らっきょうの種類によって、カロリーなどは変わってくる。見慣れている白色の一般的ならっきょうのカロリーと、「島らっきょう」と呼ばれる品種の1粒あたりのカロリーの違いを紹介。カロリーに多少の違いはあるが、含まれる栄養や効能についてはどのらっきょうも申し分ない。とくに食物繊維の含有量が豊富なので、健康に気を使う人はぜひ積極的に摂取してほしい。
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7. らっきょう入りタルタルソースのレシピ

らっきょうはタルタルソースの中に入れて食べると美味しい。タルタルソースは、茹で卵や玉ねぎ、きゅうり、ピクルスなどを刻んで入れるが、ここにらっきょうのみじん切りをプラス。あとはレモン汁、マヨネーズ、塩、こしょうなどで味を調えれば完成だ。コリコリとしたらっきょうの食感が楽しいタルタルソースは、肉や魚などに付け合わせると美味しい。
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8. らっきょうを自宅で栽培する方法

らっきょうはやせた土地でも育ちやすく、肥料もあまり必要としないため、比較的簡単に育てることができる野菜だ。栽培時は球根から育て、日当たりと水はけのよい場所に置こう。らっきょうは連作障害が起きにくいとされているため、再度の収穫が可能だ。また、
1年目に収穫せずにとっておくと、分球が促進されて増やすこともできる。
1年目に収穫せずにとっておくと、分球が促進されて増やすこともできる。
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9. らっきょうを冷蔵・冷凍保存する方法

らっきょうは生のままだと足がはやいため、漬けてから保存するとよい。保存する際は、甘酢漬け、塩漬け、醤油漬けを問わず、煮沸した保存容器を使おう。状態にもよるが、約半年~1年程度は保存が可能だ。冷凍保存したい場合も、漬けてから保存を。冷蔵庫か常温で自然解凍するだけで食べられるが、解凍後はなるべく早めに食べきってしまおう。
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10. らっきょう漬けの下ごしらえのポイント

こだわりの自家製らっきょう漬けを作るときは、「根付きらっきょう」をぜひおすすめしたい。芽や根をしっかり取る・土を洗い流すなど、下ごしらえに手間はかかるが、食感や歯ごたえも楽しめる。時間がない人や手軽に浅漬けを作りたい人は、「洗いらっきょう」を使おう。下処理をして、てんぷらや焼きらっきょうにしても美味しいメニューになる。
結論
らっきょうの栄養や下ごしらえ、保存方法、アレンジレシピなどについて紹介した。らっきょうは小粒ながら栄養が豊富に含まれている。ぜひ積極的に食べたい野菜のひとつだが、刺激の強い食べ物のため、食べすぎには注意しよう。