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初鰹、戻り鰹。鰹には2種類ある?産地や旬の時期はいつ?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 平原あさみ(ひらはらあさみ)

2019年4月29日

鰹といえば、たたきや竜田揚げとして一年中楽しめる魚である。現在では冷凍技術や養殖が発達しており、時期を選ばず美味しい魚を味わえるようになっている。そういったあり難い部分がある一方で、旬を意識するのが難しくなっている点を残念に感じる人もいるだろう。ここでは、鰹の産地や旬について今一度確認しておこう。

1. 旬の魚を味わおう!鰹の美味しい時期っていつ?

鰹は日本の海を北上する魚で、九州南部から北海道南部まで季節ごとに移動するという特徴がある。そのため、地域によって春を迎える時期が異なるということをまず知っておこう。

九州南部 3月頃
本州中部 5月頃
三陸北部 北海道南部 7~8月頃

鰹の旬は、一年に2回あるとされている。時期によって鰹の読み方が変わるのでチェックしておこう。

1回目の旬 初鰹 3~5月
2回目の旬 戻り鰹 8~9月

このあと、11月ごろまでかけてカツオは鹿児島県付近まで南下し、漁が終了する。

平成29年の鰹の漁獲高は、1位が静岡、2位が東京、3位が宮城である。最終地点の鹿児島は10位の位置につけているため、中間地点での漁獲高が高いことがわかるだろう。

旬の鰹を食べたいときには、時期と産地をチェックしておくのがおすすめだ。ちなみに鰹のたたきの本場とされる高知県では、10月から11月にかけて取れる戻り鰹のたたきが最も美味しいとされている。

2. 初鰹と戻り鰹は違う?それぞれの特徴は?

卵から生まれたばかりの初鰹と、たくさんの餌を食べ、海を回遊してきた戻り鰹では身の特徴は異なるのが当然ともいえる。どちらが美味しいというわけではなく、それぞれ好みによって分かれるだろう。時期によって味や食感が違うというのも鰹の魅力の1つといえるのではないだろうか。
  • 初鰹...春先になると孵化した鰹は太平洋沿岸を西から東へ移動する。身には脂がほとんどのっておらず、赤身の部分が多いさっぱりとした味わいを楽しめる。
  • 戻り鰹...小魚を餌として北海道南部から南下してくるため、脂の乗った丸々とした身となる。脂質を多く含むため赤と白の混ざったピンクがかった色をしており、濃厚な味わいを感じられる。

3. 鰹の産地はさまざま!日本全国で楽しもう

鰹は九州から北海道まで移動する特徴があるため、地域を選ばず味わうことができる魚だ。しかし、日本海側ではなく太平洋側を回遊する魚であるということは知っておこう。

漁獲量の多い地域は、静岡、東京の順はほぼ変わらないが、平成28年から29年にかけて3位が三重県から宮城県へと変わっている。この2つは大きく離れている地域なので、今後も鰹の取れ高は大きく変動する可能性が高いといえるだろう。ちなみに平成29年の鰹の漁獲高は226,865tである。

4. 鰹は栄養満点!健康効果が高いといわれる理由とは

食品成分表では、鰹は初鰹と戻り鰹に分けて掲載されている。大きな違いは脂質の量となっているが、どちらにも共通している成分には次のようなものがある。

・オメガ3脂肪酸

DHAやEPAは、オメガ3脂肪酸として健康効果があるとして注目されている。DHAは脳の活性化に役立ち、EPAは血栓予防効果が期待されている。

・タウリン

鰹には肝機能を助ける効果が期待されるタウリンが豊富である。

・鉄

鰹には貧血予防に効果的な鉄が多く含まれている。鰹に含まれるのはヘム鉄と呼ばれ、体に吸収されやすいのが特徴だ。

結論

鰹は太平洋沿岸を北上してから南下してくる魚であり、1年に2度旬を迎える。地域限定の魚ではないため、いろいろな地域で味の違いを楽しむこともできるのがメリットだ。健康効果の高い成分がたっぷり含まれる鰹は、美味しいだけではなく、健康的な体づくりにも役立つだろう。
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