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冷やし中華は日本料理?変遷の歴史と手作りまろやかダレの作り方

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2019年4月 8日

冷やし中華は夏の風物詩でもあり、夏バテで食欲が低下する時期にも美味しく食べられるメニューだ。冷やし中華のトッピングに使う定番材料といえば、きゅうりやハム、たまご、トマトなどだが、自分の好きな食材など色々変えてアレンジすることもできる。ここでは、冷やし中華の歴史を探るとともに、バリエーション豊かなトッピングや、つけダレの魅力を紹介していきたい。

1. 冷やし中華の発祥は?食材の選び方は自由自在!

冷やし中華の発祥

冷やし中華は、名前に「中華」とついてはいるが、日本発祥の料理である。水質のよくない中国では、冷たい麺類というものはほとんど存在しない。冷たい麺料理を美味しく食べられるのは、きれいな水で麺をしめることができる日本の特権とも言えるだろう。冷やし中華は、仙台のシナ料理同業組合の組合員たちによって開発されたと考えられている。その発症は、昭和初期にまで遡る。冷やし中華の原型には、きゅうり・キャベツ・人参・トマト・チャーシューが添えられていた。

現在の冷やし中華に至るまで

初期の冷やし中華の具材の切り方は、今のような千切りではなく、きゅうりは輪切り、チャーシューはそのままと、形がかなり違っていた。その後、人気の広まりとともに試行錯誤が繰り返され、昭和21年には、今のような千切りの具材を放射状に盛り付けるスタイルが完成していたようだ。

現在はハム・卵・きゅうり・トマトなどの具材が冷やし中華のトッピングの定番となっているが、変遷を見れば、ラッキョウや筍、鶏肉、芝海老、しいたけなど、さまざまな具材が使用されている。そうした視点から見ると、冷やし中華という料理は確立されたものではなく、これから更に定番が移り変わる可能性があるものと捉えることもできるのではないだろうか。

2. 美味しい冷やし中華の作り方の鍵は下ごしらえ!

冷やし中華は、具材を切って麺の上に乗せる料理であり、具材の切り方は千切りが定番である。この切り方は、東京都の中華料理店が、上海料理の涼拌麺とよばれるそばをヒントにしてアレンジしたことがきっかけだ。通称富士山と呼ばれるその冷やし中華は、今でもその店の大人気メニューとなっており、現在の冷やし中華の元祖である。

冷やし中華の下ごしらえ

■きゅうり
両端のヘタを切り落とし、3mm幅の斜め切りにする。その後、数枚を重ねて、4cmほどの千切りにする。

■にんじん
定番ではないが、家庭に常備されているので使いやすい。また、彩りが鮮やかになるというメリットがある。皮をむいてから繊維に沿って2〜3mmほどの薄切りにし、棒状に切っていく。中華麺を茹でる前のお湯で、歯ごたえを残す程度にさっと茹でる。

■トマト
ヘタを落として、半分を5〜6等分にくし切りする。ミニトマトを使ってもよいだろう。

■卵
フライパンで薄焼き卵を作ってから細切りにする。水溶き片栗粉を少しだけ入れて焼くと破れにくい。

■ハム
薄切りのロースハムは、切る前に1枚ずつはがしておくと、後でほぐしやすくなる。3mm程度の細切りにする。

定番の具材は上記のようなものではあるが、基本的には冷やし中華はどんな具材を使用してもよい。給料日前の節約レシピにも、大活躍する料理だ。家に残っている野菜で、オリジナルの冷やし中華を作ってみよう。

具材は麺を茹でる前に準備し、ラップをかけて冷蔵庫で冷やしておくのがよい。暑い日に食べる冷やし中華は、ほてった体を癒してくれるだろう。

3. 冷やし中華のタレはどうする?簡単な作り方を紹介

なかには、市販の冷やし中華のタレは酸っぱすぎると感じる人もいるのではないだろうか。ここでは、子どもと一緒に食べられる、まろやかな冷やし中華のタレの作り方を紹介したい。

簡単なかけダレの作り方

主な材料は、砂糖・酢・醤油・みりん・酒・ごま油・白ごまである。ほかに生姜汁、レモン汁などを加えても美味しい。
作り方は簡単で、醤油・酢・酒・みりんを鍋に入れて沸騰させ、火を止めてから砂糖や白ごま、生姜汁、レモン汁などを加えるだけだ。酒やみりんは加熱させてアルコールを飛ばさなくてはいけないが、それ以外は非加熱でも食べられる。生姜やレモンは風味を活かすために、あとから加えるようにしよう。

タレは先に作ってしっかり冷やそう

作ってからすぐにかけると冷やし中華がぬるくなってしまうので、タレを早めに作っておいて冷蔵庫で冷やしてからかけるのがポイントだ。また、冷やし中華のタレはゴマだれや味噌だれ、ピリ辛ダレ、などとアレンジの幅が広い。定番の具材を使って冷やし中華を作っても、タレを変えるだけで普段と違った味わいを楽しむことができるだろう。

結論

冷やし中華を美味しく食べるためには、材料やタレをしっかりと冷やしておくことが大切である。トッピングやタレのバリエーションは幅広く、自由自在に味を変えて楽しめるというのも、冷やし中華の魅力の一つだ。また、手作りのタレを多めに作っておけば、サラダのドレッシングや餃子のつけダレとして楽しむこともできる。作り方も簡単なので、ぜひオリジナルのタレ作りを試してみてほしい。

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