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お汁粉の正しい保存方法とは?小豆の風味が蘇る解凍方法も必見

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:
管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2019年4月15日

自分好みに味を調えたお汁粉はたまらなく美味しいが、小豆を水に浸し、豆を躍らせるようにゆでてお汁粉を作るには時間がかかる。作りやすさから言っても一度に鍋いっぱいに作っておくのが効率的だ。そこで今回は、大量に作ったお汁粉の保存方法を解説。解凍しても小豆の風味を損なわずに食べる方法も合わせて紹介しよう。

1. お汁粉の正しい保存方法は常温・冷蔵・冷凍の3種類

小豆を甘く煮たなかに焼餅や白玉を入れて食べる汁物のお汁粉。その正しい保存方法は常温保存・冷蔵保存・冷凍保存の3種類がある。ただし、常温保存については「正しいがおすすめはできない」といった程度のものだ。というのも、常温保存では長くても1日までしか日持ちせず、菌が繁殖しないように朝晩火を通すといった手間もかかる保存方法なのである。

■お汁粉は傷んだらどうなる?

正しい保存方法をせずにお汁粉が腐ってしまった場合、明らかにカビが生えていたり、腐っていたりするお汁粉は言うまでもなく破棄しよう。しかし、お汁粉の腐敗初期はにおいや味からは傷み具合がわかりにくい。目に見える変化はないものの、風味が変わって美味しくないと感じたときも、お汁粉が傷んでいる可能性を考慮してほしい。

2. お汁粉を上手に冷蔵保存する3つのポイント

■事前準備:餅が入っていたら取り出し、粗熱を取る

冷蔵保存したいお汁粉に餅が入っているのなら、取り出して食べきろう。そのままで保存すると餅本来の風味を損なってしまううえ、解凍の際に餅が温まり過ぎてドロドロと溶け出してしまう恐れがあるためだ。
また、お汁粉が熱い場合、そのまま容器に入れて冷蔵してしまうのはNG。冷蔵庫内の温度が上がり、周りの食品が傷む原因になる。冷却効果を下げないためにも、お汁粉を保存容器に入れたあとは粗熱をしっかり取ってから冷蔵庫へ入れよう。

■必要な物:密閉できる容器

お汁粉の冷蔵保存には、タッパーやチャック付き保存袋などの密閉できる容器を用意しよう。これはお汁粉に限る話ではないが、冷蔵保存で食品の劣化を防ぐには、空気に触れるのを可能な限り避け、酸化させないことが大切だ。保存袋で保存する際はチャックを閉める前に空気をしっかりと抜くのも重要である。
なお、汁物は凍らせると膨張するため、タッパーや保存袋にお汁粉を入れる目安は7~8分目程度にしよう。

■冷蔵汁粉を食べる前に:再加熱しよう

冷蔵保存したお汁粉を食べる際は、鍋に移してしっかりと加熱してほしい。冷蔵保存下では菌の活動が低下するものの活動停止するわけではないため、菌の数は保存前より増えている。その菌を死滅させるには、75℃で1分以上(ノロウイルスが心配な場合は90℃で90秒以上)加熱する必要があるのだ。鍋でなく電子レンジでも加熱は可能で、温めている途中でかき混ぜて再度レンジにかけるといったひと手間を加えると中心まで十分火を通すことができる。

3. お汁粉の風味を維持するための冷凍保存法

冷凍したお汁粉は1ヶ月程度保存できる。冷凍保存の方法は冷蔵と同じで、密閉できる容器に入れて冷凍室にいれるとよい。一度解凍したお汁粉は再冷凍すると味が落ちてしまうことから、冷凍保存の際は1回で食べきれる分量に小分けしよう。
容器はタッパーよりもチャック付き保存袋がおすすめだ。空気に触れる部分をできるだけ減らすことで、冷凍保存時に霜が付きお汁粉の風味を余計に損なうのを防ぐ狙いがある。また、まるであんこのように汁気が減ってしまったお汁粉ならラップでの冷凍保存も可能だ。その際は包んだうえで保存袋に入れることで霜が付きにくく、より風味を保ちやすくなる。

4. 作り立てのお汁粉が再現できる解凍方法

冷凍汁粉の解凍方法は自然解凍でよい。お汁粉を食べる前日に冷凍室から冷蔵室へ移しておき、解凍できたならすぐに食べられるだろう。ただし、これだけの方法だとお汁粉の風味をあまり感じられないのが難点だ。
小豆の風味をしっかりと復活させたいのなら、自然解凍後にお汁粉を鍋やレンジで再加熱する解凍方法をおすすめする。自然解凍する時間がない場合は流水解凍し、半解凍になったところで鍋へ移して火を通すとよいだろう。鍋を火にかけている間に餅を焼いておき、作り立てのお汁粉を再現しよう。

結論

大量に作ってしまいがちなお汁粉は冷蔵で2~3日程度、冷凍で1ヶ月程度は保存が可能だ。解凍後もしっかりと加熱すれば小豆の香りを十分に引き出せるため、そこに焼餅を入れたなら作り立てのお汁粉を簡単に再現できるだろう。夏にはかき氷用の製氷機で冷凍保存しておけば、小豆味のかき氷などアレンジすることもできる。もし大量に手に入りお汁粉を作ったなら、こちらで紹介した保存方法を活用し、無駄を出さずにお汁粉を楽しんでほしい。

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