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砂糖の塊なのになぜ?【和三盆】のカロリーはチョコより低い

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2019年4月11日

和三盆糖のみを使って作られる高級な和菓子【和三盆】。カラフルな色をつけられ、菊や桜といった花、扇や鶴といった和風な形に作られることが多い和三盆の見た目はとても軽やかだ。しかし、その中身はほぼ砂糖ということで、カロリーはとても重たいのではないかと思えてしまう……。この記事では、和三盆のカロリーと栄養や糖質量について触れ、一度に食べる適正量を探っていこう。

1. 和三盆のカロリーがチョコレートよりも低いのはなぜか

和三盆のカロリーはチョコレートよりも低い。そう言われても、「砂糖の塊だぞ?そんな馬鹿な」と思う人は多いだろう。そこでまずは和三盆のカロリーを使用する材料から計算していこう。
和三盆に使用される材料は、和三盆糖・水あめ・水の3つだけだ。この内、水はカロリーがないため置いておくが、和三盆糖は100gあたり384kcal、水あめは100gあたり328kcal。どちらも甘いものなだけあってやはりカロリーは高い。しかし、一般的なレシピであれば和三盆を15個作るのに必要な和三盆糖は100g、水あめは5gだ。この分量で15個分のカロリーを算出すると、約400kcal。和三盆1コあたりなら約26.7kcalということになる。
一般的な板チョコ1片のカロリーは約25kcalであることから考えると、和三盆のカロリーは低く感じられるだろう。これはチョコには炭水化物のほかに脂質が含まれているのに対し、和三盆はほぼ炭水化物のみでできているためだ。

ちなみに和三盆によく似たお菓子で「落雁(らくがん)」があるが、これは使われている材料の違いによって分類されており、落雁は砂糖のほかに米や麦、豆を粉末にしたものも使われている。しかし、カロリーの面で見ればそれほど違いがないため、どちらのほうがダイエット向きということもない。

2. 栄養価はほぼ炭水化物一色な和三盆

つづいて和三盆の栄養価について、こちらも使用される材料(和三盆糖・水あめ)に照らし合わせて見ていこう。和三盆糖100gあたりには、炭水化物が99.0g、たんぱく質が0.2g、水分が0.5g、ミネラルが0.3g含まれている。水あめ5gあたりには、炭水化物が4.25g、残りはほとんど水分だ。

■炭水化物

和三盆は9割方が炭水化物でできている。炭水化物というと近年では何かと減らすべきといわれ、いらないもののように扱われているが実際のところは大切な栄養素だ。エネルギー源となり、とくに脳の活動を助けてくれる。逆に枯渇してしまえば脳のはたらきが悪くなり、集中力が続かない・ボーっとするなど、注意力散漫になってしまうだろう。
ただし、数ある栄養素の中でも炭水化物の摂取過多は肥満の原因になりやすい。日頃から白米やパンなどの主食を多く食べる習慣のある人は、とくに和三盆の食べ過ぎに気をつけよう。

■ミネラルやたんぱく質

上白糖にはほとんど含まれていないミネラル分が和三盆糖には残っているとはいえ、その量はさほど多くない。ミネラル摂取を求めて和三盆を食べる必要はないだろう。
これはたんぱく質にも同じことがいえる。こちらも和三盆に含まれている量は極めて少ないため、たんぱく質摂取のために和三盆を食べる必要はない。

3. 和三盆は「砂糖の塊=糖質の塊」

あくまで概算だが、糖質量は「〔(総カロリー)-(たんぱく質×4)-(脂質×9)〕÷4」という計算式に当てはめればおおよそ算出できるといわれている。この式に和三盆15個分のものを当てはめると「〔400-(0.2×4)-(0×9)〕÷4=99.8」。なんと和三盆の糖質量は約99.8g。和三盆15個分の総重量を単純計算すると、110gであることから、その重量の大半が糖質だといえる。ちなみに糖質が多いといわれる白米であっても150gあたりの糖質量は55.2g。いかに和三盆が糖質の塊であるかということが分かるだろう。
しかし、和三盆も1個あたりであれば糖質量はおおよそ6.6g。1個2個つまむくらいであれば、ポテトチップス(60gあたりで糖質30g)などよりもはるかに健康的ではないだろうか。

結論

目も楽しませてくれる和三盆は砂糖の塊というイメージ通り、糖質量は多い。しかし、その一方で1個あたりの糖質量はポテトチップスやケーキなどに比べれば断然少ないのが特徴だ。また、脂質が含まれていないことも特筆すべき点である。意識しないとなかなか手に取ることのない和三盆だが、ぜひダイエット中に甘いものが欲しくなったときには探してみてほしい。

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