1. おからは冷凍保存が可能?

一般的におからは冷蔵保存することが多いが、冷蔵保存では賞味期限が2~3日程度で日持ちしにくいのが難点である。そんなおからだが、冷凍保存をすれば長期保存が可能だ。市販のおからには生おからと粉末状のおからパウダーがあるが、いずれも冷凍保存が可能。その上、冷凍したおからはそのまま料理に使うことができ、味や食感が変化しにくいので、便利に美味しく食べることができる。
2. 生おからの冷凍保存のやり方

おから(生おから)は、そのままでも加熱してからでも冷凍保存することが可能だ。いずれも1か月程度の長期保存が可能である。そこでそれぞれの冷凍保存のやり方・手順を確認しておこう。
そのまま冷凍保存するやり方
- 小分けにした生おからをラップに包む
※1cm程度の厚みにするのがおすすめ - ラップに包んだおからを保存袋に入れる
- 空気を抜きながら保存袋の口を閉じる
- 保存袋に入れたまま冷凍庫で保管する
加熱してから冷凍保存するやり方
- フライパンで生おからを乾煎りする
※焦げに気を付けながら水分を飛ばす - 乾煎りしたらしっかりと生おからを冷ます
- 熱がとれた生おからを保存袋に入れる
- 保存袋に入れたまま冷凍庫で保管する
3. 冷凍した生おからの解凍方法・使い方

冷凍したおからを炒め物や煮物などに使う場合は、解凍しなくてもそのまま使うことが可能。一方、おからハンバーグなどに使う場合は自然解凍しておくほうがよい。冷蔵庫に一晩(8時間程度)置いておけば、次の日には丁度いい硬さに解凍できている。また、急ぎで使うときには電子レンジで解凍するのもおすすめ。半解凍になるまで温めれば、料理に使うことが可能である。
4. おから料理の冷凍保存のやり方

おからを使った料理はさまざまあるが、ここでは代表的なおから料理である「おからハンバーグ」と「卯の花」の冷凍保存のやり方を紹介する。調理したものであればサッと解凍するだけで、おかずやお弁当などにも便利に使える。それぞれの冷凍保存のやり方をしっかりと覚えておこう。
おからハンバーグの冷凍保存のやり方
- 作ったおからハンバーグを冷ましておく
- おからハンバーグを1個ずつラップに包む
- ラップに包んだものを保存袋に入れる
- 空気を抜きながら保存袋の口を閉じる
- 保存袋に入れたまま冷凍庫で保管する
卯の花の冷凍保存のやり方
- 作った卯の花を冷ましておく
- 卯の花をラップで包む
※小分けのカップや保存容器に入れてもよい - 包んだ卯の花を保存袋に入れる
- 空気を抜きながら保存袋の口を閉じる
- 保存袋に入れたまま冷凍庫で保管する
5. おからパウダーの冷凍保存のやり方

おからパウダーは、生おからに比べると常温保存でも長期保存が可能となっている。特に未開封のものは常温に置いておいても問題ない。しかし、開封済みのものを常温保存していると、湿気や害虫などで傷んでしまうリスクもある。開封したものは冷蔵庫や冷凍庫に入れて保管しよう。
おからパウダーを冷凍保存するやり方
- おからパウダーを袋のまま保存袋に入れる
- 空気を抜きながら保存袋の口を閉じる
- 保存袋に入れたまま冷凍庫で保管する
結論
ヘルシーでダイエットにもおすすめの生おからは、一般的に冷蔵保存することが多い。しかし、1か月程度の長期保存がしたいなら、冷凍保存のほうがおすすめだ。生おからの冷凍保存のやり方には大きく「そのまま冷凍する方法」と「加熱してから冷凍する方法」の2つがある。また、調理してから冷凍する方法もある。目的に合わせて適した冷凍方法で保管するようにしよう。
この記事もCheck!