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あなたが食べているキッシュとパイは本物?伝統レシピと基礎知識

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年5月 6日

日本でも、本格的なフランス料理やパン、菓子が食べられるようになって久しい。特に、世界の食の宝庫・東京には、本場の味を楽しめる店が多数ある。キッシュやパイも、多くの店で食べられるようになったが、普段食べているそれらは、果たして本物だろうか?広く普及したことで、本物とは少し異なるものも多く見受けられるようになっている。今回は、キッシュとパイの違いをおさらいしながら、本物の味について追究しよう。

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1. キッシュとパイはどんな料理?

キッシュとは

フランスのアルザスロレーヌ地方生まれの郷土料理。あらかじめ焼いたパイやタルト生地に、卵と生クリームを混ぜたものを流し込み、焼き上げる。円形に仕上げることが多い。具材は玉ねぎやベーコンが定番だが、ほうれん草やハムなど、さまざまなアレンジバージョンが存在する。家庭料理として親しまれているので、残り野菜などを使うことも多い。食感は、外がサクサク、中はとろとろ。茶碗蒸しのように卵がたっぷりと使われているものが、クラシカルなレシピである。

パイとは

小麦粉にたっぷりのバターを加え、折り込んだ生地のこと。または、その生地を使った料理。サクサクとした食感が特徴で、フィリングには甘いもの、塩気のあるものなど、さまざまなものがチョイスされる。アップルパイのように全体を覆うもの、オニオングラタンスープのように、上だけに重ねて焼くもの、そのまま焼いて菓子にするものなど、形状もさまざまだ。上記のキッシュのベースとして使われることも多い。

2. キッシュとパイの違いをおさらい

大きな違いは、パイ自体がさまざまな料理や菓子に使われること。事実、キッシュのベースとしてもパイが使われている。この角度から考えると、キッシュはパイの一種とも言い換えられる。ただ、キッシュにはタルト生地が使われることもあるので、一概には言い切れない。

タルトとは?

キッシュやパイと似たものに、タルトがある。タルトはキッシュよりも固く、ほろりと口でほどける食感をイメージするが、実は、タルトとパイの違いはとても複雑である。タルトは、フランスではパートシュクレという生地のこと、またはその生地を使った菓子のことを指している。食事系に使われるときは、甘くないパートプリゼという生地が使われる。そのほかにも、サブレなど、タルトとひとくちに言ってもさまざまな生地があることがわかる。

パイは英語・キッシュはフランス語

ちなみに、キッシュとタルトはフランス語であるが、パイは英語である。我々がイメージするパイ生地を指すフランス語は、パートフイユテと、あまり聞きなれない言葉である。

3. 本物のキッシュとパイって?

本物のキッシュ

巷で販売されるキッシュの多くは具沢山だが、本来は家庭料理であるため、本場のキッシュは意外にも質素な雰囲気である。具材はベーコン・玉ねぎ・チーズが定番中の定番。卵をたっぷりと使うことで、まるで茶碗蒸しのようなふるふるとした食感に仕上げることができる。これが本物の味。牛乳などで伸ばさず、きちんと生クリームを使うことも重要だ。キッシュの土台となるパイやタルト生地は、冷凍物を使えば簡単。おもてなしにもぴったりである。

本物のパイ

パイ生地は、小麦粉とバターを合わせたものを折り込んでいくため、とても手がかかる。難易度もかなり高め。材料はシンプルなので手作りもできるが、コツを習得するのに時間がかかるかもしれない。安全な原材料を使用した冷凍商品も多いので、活用するとよいだろう。一方、パイ生地に比べると、タルト生地は作りやすい。フードプロセッサーがあれば簡単にできるので、トライしてみると、お菓子作りの幅がぐんと広がる。レシピ通り、きちんと素材を使用するのがおすすめだ。

結論

キッシュは、パイやタルトを使った料理のひとつ。見栄えもするので、作り方を覚えておくと便利な料理でもある。朝食やランチ、おもてなし料理にもぴったりだ。パイは、バターたっぷりのサクサクとした生地や、それを使った菓子、料理のことである。それぞれ、添加物などは使用せず、上質なバター、厳選された卵などをたっぷりと使用するのが本物の証拠。まずは、本物の味を体験してみることから始めよう。
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