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常温下にあったご飯を安全に食べられる目安&状態チェック方法

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2019年5月 3日

余ったご飯を冷凍しようとラップにくるんだが、うっかり忘れて一晩放置してしまった。そんな経験がある人もいるだろう。夏場であれば危険なことはわかるが、冬場など涼しい時期なら一晩くらいは大丈夫だと考える人も多そうだ。実際のところ、ご飯は常温でどれくらい保存しておくことができるのだろうか。この記事では、ご飯の常温保存について紹介していこう。

1. 大前提として、ご飯の常温保存はNG!

まず大前提として、ご飯は基本的に常温保存すべきではない食べ物だ。その理由は、ご飯に付着していることがあるセレウス菌にある。
セレウス菌は、大量に取り込んだり、体内で増殖したりすると嘔吐や下痢といった症状を引き起こす。「熱を加えたご飯でも菌の心配があるのか」と疑問に思う人もいるかもしれないが、実はセレウス菌は熱に対する耐性をもっていて、加熱しても死滅させることは難しい。ご飯を常温下に置いておくとこのセレウス菌が増殖するため、ご飯を常温保存するのは基本的にNGなのだ。
セレウス菌による症状はそれほど重症化しないともいわれているが、抵抗力が低い幼児や高齢者にとっては非常に危険だといえる。こうした人がいる家庭では、とくに注意が必要だ。

2. 短期間ならご飯の常温保存は可能!「おひつ」がおすすめ

ご飯は基本的に常温保存してはいけないが、たとえば朝に炊いたご飯を夜に食べる、または夜残ったご飯を朝食べるなど、短い期間であればその限りではない。目安となる期間については気温や湿度など環境によっても異なるが、基本的には炊いてから半日以内が望ましいだろう。涼しい冬場であれば、1日程度であれば大丈夫だろう。逆に暑い夏場はたとえ半日であっても危険と考えられるので、常温保存は避けるべきだ。
ご飯を常温下に置いておくとき、ラップをかけたりタッパーに入れたりとその方法はさまざまである。だが、中でもとくにおすすめなのは、「おひつ」を使うことだ。おひつはまだ炊飯器がない時代に、炊いたご飯を保存しておくために作られたもの。いわば、ご飯専用の保存容器だ。おひつの大きな特徴は、余計な水分を吸ってくれるということ。タッパーなどの保存容器と違い、底に水分が溜まってべちゃっとしたご飯になりづらい。それでいて乾燥もせずに美味しいご飯を維持できるのだ。
なお、おひつには種類があるが、可能であれば木製のものを選ぼう。木にはもともと調湿効果があり、適度な湿気を保つことができる。抗菌効果も期待できるので安心だ。とはいえ、おひつを使っても保存期間が延びるわけではないので注意しよう。

3. ご飯の「危険サイン」を見逃さない!

短時間であれば常温で置いておけるとはいえ、「このご飯は本当に大丈夫なのだろうか」と不安になることもあるだろう。目安となる時間を測ることはもちろん大切だが、食べる前にはご飯の状態を確認することも覚えておこう。たとえば、次のようなサインには要注意だ。

■見た目でわかるサイン

見た目でわかるサインとしては、まず変色があげられる。ご飯が黄色く変色している場合は傷んでいる可能性があるので要注意だ。さらに傷みが進むと、ご飯がネバネバとした糸を引くようになる。こうなると完全に腐っているので、絶対に食べてはいけない。

■においでわかるサイン

見た目だけでなく、においにも注目しよう。傷んだご飯からは、酸っぱいにおいがする。もし酸っぱいにおいを感じたら、食べないようにしよう。

■味でわかるサイン

見た目やにおいでの確認を忘れて、うっかりそのまま口に入れてしまうこともあるだろう。そんなときは、味もひとつの判断基準となる。傷んだご飯は酸っぱい味がするといわれているが、そうでなくてもいつもと違った味がすると感じたときには食べるのをやめておくとよいだろう。

結論

短い期間であれば、おひつを使うことでご飯を美味しいまま保存しておくことができる。しかし、ご飯は基本的には常温保存ができないもの。夏場が危険なのはもちろん、冬場でも半日~1日程度が保存の目安となっている。もしうっかりご飯を常温下に放置してしまった場合には、状態をしっかりと確認することが大切だ。
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