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落雁(らくがん)はいつまで保存がきく?正しい保存方法とは

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:
管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2019年5月24日

明の時代の中国から伝わった軟落甘(なんらくがん)というお菓子が起源とされている落雁。その当時から現代まで、お茶菓子やお供え物として親しまれてきた落雁だが、お供え物として長期間置いておく機会が多いこともあり、保存方法や期間が気になるという人も多いのではないだろうか。今回は、そんな落雁の正しい保存方法について紹介したい。

1. 落雁(らくがん)の保存に湿気は大敵!正しい保存方法って?

落雁というお菓子は砂糖が多く含まれており、水分の少ない干菓子に分類されるものが大半だ。したがって、正しい保存方法で保管ができていれば1ヶ月以上置いても問題なく食べられる一方で、正しい保存方法を知らないとすぐに品質が劣化してしまう恐れがある。

落雁の保存で重要なのは、湿気と日光を避けることだ。砂糖が多く含まれる落雁は、湿気を吸収しやすく、梅雨時などはとくに劣化が起こりやすい。また、色が付いた落雁は日光に当たる位置にお供えしていると段々と色が抜けていってしまう。

お供え物として仏壇に供えたあと、お下がりでいただくつもりであれば、仏間の湿度や陽の入り加減、お供えしていた時期などにも気を付けておくとよいだろう。ものによっては湿度対策でフィルムなどに包まれた状態でお供えできるものもあるので、そういった落雁を選んで買うのもおすすめだ。

お供え物ではなく、単なるお茶菓子としての落雁の正しい保存方法は、密閉できる容器に入れ、直射日光を避けて保管することだ。和三盆などの高級な砂糖を使用した落雁はとくに、正しい保存方法でなるべく品質を落とすことなく保存できるよう気を付けたい。

2. 落雁(らくがん)を冷蔵保存する時はここに注意!

湿度や温度を一定に保ち、直射日光も避けられる場所としてすぐに思い浮かぶのは冷蔵庫だが、落雁を冷蔵保存するのであれば少々気を付けたいことがある。

それは、冷蔵庫内外の温度差による結露で落雁が湿気ってしまうことだ。確かに冷蔵保存している間は湿度が一定に保たれるものの、外に出す時はもちろん、冷蔵庫のものを出し入れする際に入り込む外気との温度差でさえ結露は起こり得る。

落雁を冷蔵保存するのであれば密閉可能な容器に入れ、食べる分だけその都度取り出すようにするとよいだろう。

3. 水分多めの落雁(らくがん)は冷凍保存が正解!

落雁は全国各地でさまざまな製法、原料を元にしたものが存在する。中にはあんこが間に挟まっているものや、水分が多めでしっとりしたものまで多種多様だ。それぞれ販売元が推奨する保存方法をしっかりチェックしたうえで保存するのはもちろんのことだが、あんこが入っていたり水分量が多めだったりと、全体的に賞味期限が短めだ。

こういった落雁を長期保存したいのであれば、冷蔵ではなく冷凍保存がおすすめだ。冷凍保存であれば、劣化を最低限に抑えた状態での保存が可能となる。

元々和菓子はでんぷん質の素材が使われたものが多く、冷蔵すると変質してしまうものも多い。落雁に別の和菓子が挟まっているようなタイプのものはとくに、冷凍保存を意識しておくとよいだろう。

4. 冷凍した落雁(らくがん)の解凍方法はどうしたらよい?

冷凍庫で保存していた落雁の解凍方法は、自然解凍で問題ない。季節や室温にもよるが、落雁を食べようと思う数時間ほど前に冷凍庫から取り出しておけば、とくに問題なく解凍することができる。また、冷凍庫から冷蔵庫に移し替え、ゆっくりと解凍させる方法もおすすめだ。

ひとつ気を付けたいのは、解凍後の落雁は品質の劣化が起こりやすく、一度解凍したのであればすぐ食べたほうがよいということだ。その都度食べる分だけを取り出して解凍できるよう、冷凍する際はあらかじめ小分けにするといった方法を取るとよい。また、一度解凍した落雁を再冷凍することも品質を著しく劣化させてしまうので気を付けよう。

結論

落雁は日本の各地でさまざまな製法で作られ、親しまれている。保存方法や保存期間もそれぞれ厳密には異なるので、まずはしっかりと手元にある落雁がどういったタイプのものなのかを確認することが重要だ。ちなみに、一般的には生菓子は水分量が30%以上、干菓子は10%以下で、その中間は半生菓子と呼ばれている。当然水分量が少ないほうが日持ちしやすいので、落雁選びのひとつの目安にしてもよいかもしれない。
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