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旬の鱸(すずき)を食べたい!おすすめの時期と産地や栄養も紹介

投稿者:ライター 西希実子(にしきみこ)

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

2019年6月 4日

夏を代表する魚、鱸(すずき)は成長段階によって「コッパ」「セイゴ」「フッコ」など呼び名が変わる出世魚だ。白身魚の代表格として冬の鮃(ひらめ)・春の真鯛に続き「夏の鱸」と称賛されるほどに親しまれている魚だ。さっぱりした淡白な味わいから和風・中華・洋風・イタリアンなど、どんな料理にも合うグルメ食材である。今回は、そんな鱸の旬の時期や特徴、名前の由来など詳しく紹介しよう。

1. 鱸(すずき)の旬は?最も美味しい時期に食べるべし!

1年を通して漁獲量が安定している鱸だが、旬は夏。初夏から夏にかけての鱸が、1年で最も美味しいといわれている。いまや養殖や冷凍技術によって年間を通して食卓に並ぶ魚ではあるが、旬の鱸は透明感が高く身もふっくらしていて格別だ。
さらに、食通が好む鱸の旬の時期がある。秋から初冬にかけての産卵期だ。島根県にある宍道湖で有名な「鱸の奉書焼き」は、海からやって来た子持ち腹太鱸を調理した郷土料理である。鱸に塩をふり、奉書紙で包み蒸し焼きにする調理法は、旨みが凝縮されて身がしっとりと仕上がる逸品だ。
出世魚である鱸は、季節や成長段階に伴って成分が変化する味わいが楽しめる。夏には旬の鱸を、秋にかけては産卵期の鱸を。さまざまな味わいが楽しめる魅力的な食材だ。

2. 鱸(すずき)の名前の由来や特徴は?

鱸の名前の由来には諸説ある。「鱸には血合いが少なく身が白いため、すすぎ洗いしたような透き通った色であることから名付けた」説や、「勢いよく泳ぐさまから、進き(ススキ)と呼ばれた」説など、さまざまな説が混在している。
さらに漢字の「鱸」は、魚へんに黒色を意味する「盧」と書く。つまり鱸が白く鮮明な色をしているので、鱗が黒い点に見える特徴から由来した漢字なのだ。
このように、古来より鱸は上品で美しい魚として珍重されている魚である。

3. 鱸(すずき)は、どこで獲れる?有名な産地を知ろう

鱸は北海道から九州まで広い範囲に生息しているので、全国各地に産地がある。
その中でも主な産地として、天然物は兵庫県をはじめ大阪府や広島県、養殖物は愛知県や香川県などが有名である。
鱸は日本各地にある塩度の低い港湾部や、大きな河川が入り込む海域に住んでいるので、定置網や巻き網での漁獲が可能だ。沿岸部では、エサ釣りやルアーフィッシングを楽しむ人も多いため、有名な産地でなくても身近な魚として知られている。
季節によって東京湾や伊勢湾など、関東でも漁獲できるため、ここ数年は千葉県が漁獲量1位である。

4. 鱸(すずき)は健康維持に最適。主な栄養は?

鱸は低脂肪かつ、高タンパクの白身魚だ。良質なタンパク質は、基礎代謝量アップや免疫力向上など健康維持に重要な栄養素である。タンパク質はほかの魚類や肉類、さらに豆類や穀類など多くの食材から摂取しやすい栄養素ではあるが、鱸は低脂肪であるため消化吸収が早く、子どもからお年寄りまで安心して食べられる。
さらにビタミン類も豊富に含まれている。ビタミンAとビタミンB12が比較的多く含まれており、ビタミンAは発育を促進したり、肌の健康を維持したり、暗いところでも目が慣れて見えるようになる機能に関わったりする。そして赤血球中のヘモグロビン生成を助ける働きをもつビタミンB12 は、悪性の貧血に有効なビタミンである。
鱸は、そのほかのビタミン類やミネラル類なども豊富に含んでいる栄養満点の魚である。

結論

鱸は煮る・焼く・揚げる・蒸す、どの調理方法でも絶品の万能食材。魚肉部分だけでなく内臓はソテーや吸い物、カマは塩焼きや煮付け、さらに骨は出汁にするなど頭から尾まで堪能できる魚だ。もしスーパーや市場で旬の鱸を見つけたら、まるごと一尾買ってみよう。さまざまな料理にチャレンジし、骨の髄まで味わってほしい。
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