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アメリカ生まれのりんご【ジョナゴールド】の特徴と選び方を公開!

アメリカ生まれのりんご【ジョナゴールド】の特徴と選び方を公開!

投稿者:ライター 亀崎智子(かめざきさとこ)

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

鉛筆アイコン 2021年5月21日

ジョナゴールドは、数多く存在するりんごの品種の中でも、耳にする機会が多く、一度は食べたりしたことがある人も多いかもしれない。酸味が強い中にも甘みもあり、人気があるジョナゴールドの特徴と美味しいジョナゴールドの選び方について、ここで紹介したい。

  

1. ジョナゴールドってどんなりんご?

ジョナゴールドは、アメリカのニューヨーク州農業試験場において開発されたりんごである。母親にゴールデンデリシャスを、父親に紅玉を持つ品種であり、1970年には秋田県果樹試験場にて、日本初の栽培がスタートした。

生産量

ジョナゴールドは、ニューヨーク生まれのりんごではあるが、現在日本において、「ふじ」「つがる」「王林」に続き4番目に生産量が多いほど、馴染み深いりんごである。ジョナゴールドと同様にゴールデンデリシャスと紅玉を掛け合わせて作った品種として、群馬県生まれの「あかぎ」と青森県生まれの「つがる」がある。

見た目

300~400gの重さで、球形の形をしている。黄色地に紅色が入った橙紅色で、紅色の縞状が入る。

油上がり

りんごは、熟すにつれ、果皮を保護して鮮度劣化を防ぐために、油あがりという現象が起きる。これは果皮にロウ物質(リノール酸やオレイン酸などの不飽和脂肪酸)が分泌されることにより、べたつくような状態になることを指す。ジョナゴールドは、この油あがりが起きやすい品種だ。

2. ジョナゴールド旬や味の特徴は?

一般に馴染み深いジョナゴールドは、酸味も比較的まろやかなので、子どもから年配の方まで食べやすい品種のりんごでもある。

旬の時期

岩手県では10月上旬から、青森県では10月中旬から収穫が始まり、その収穫期間は約1ケ月。1ケ月間で収穫されたものが保管されることで、春先まで見かけることも多いが、食べ頃である旬の時期は、収穫後の10月下旬から12月頃までといわれている。早い時期に収穫されたものは酸味が強い傾向にあるので、10月下旬以降に食べるのがおすすめだ。

味の特徴

果肉は緻密で果汁も多く、ジューシーである。甘みも酸味も強めだが、両方のバランスがよいので、非常に食べやすく感じられる。

食感

果肉は緻密で硬いので、シャキシャキとした食感が楽しめる。歯ごたえもしっかりとしているので、食べ応えは充分だろう。ただ、長期保存されたものや保存状態が悪いものに関しては、水分が抜けてスカスカしてしまう場合もある。

3. ジョナゴールドの選び方やおすすめの食べ方

おすすめの選び方

ジョナゴールドの熟しているサインが、油上がりである。果皮の表面がベタベタしているものは避けてしまいがちだが、それが熟しているサインであるので、ベタベタしているものを選ぶのがおすすめ。これは自然のワックスでもあるので、布などで拭くとべたつきはなくなり、光沢が出るはずだ。
また、ずっしりと重みがあるものは果汁がたっぷりと含まれているので、おすすめである。

保存方法

りんごは保存性が高い果物ではあるが、ジョナゴールドは普通の冷蔵で3ケ月間の保存が可能である。冷蔵庫にて保管する場合には新聞紙で包み、ビニール袋などに入れて保管しよう。

おすすめの食べ方

ジョナゴールドは生で食べるのももちろん美味しいが、ジュースやジャム、焼き菓子、料理などの加工にも適している。酸味の強さが特徴でもあるので、甘みの強い果物と組み合わせて、スムージーにするのもおすすめだ。

結論

ニューヨーク生まれのジョナゴールドは、甘みと酸味のバランスもバツグンで、生で食べるのも美味しいりんごである。一方で、調理にも向いている。ジョナゴールドがたくさん手に入ったが、いつも生で食べるのは飽きてしまうという場合には、ジュースやスムージー、サラダ、煮込み料理など加工して食べるのもよいだろう。

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  • 公開日:

    2019年6月 8日

  • 更新日:

    2021年5月21日

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