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種類によっていろいろ?イワシの旬や栄養価と種類ごとの特徴を紹介

投稿者:
ライター 藤本龍(ふじもとりょう)

監修者:
管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

2019年6月 7日

手ごろな値段でほぼ通年を通して市場に出回っているイワシ。昔からさまざまな形で食べられてきたイワシだが、イワシの旬がいつ頃かはご存知だろうか。イワシは回遊魚で、なおかつさまざまな種類が生息しているため、産地や種類によって旬がバラバラだ。いつが旬であると答えることは難しいのだ。ここでは、そんなイワシの旬や栄養価について紹介していきたい。

1. イワシには年中、旬がある?

一口にイワシといってもその種類はさまざまで、干物にされることが多いウルメイワシから炒り子や煮干しとして食べられることが多いカタクチイワシ、そして一般的に鮮魚として市場に並ぶいわゆる「イワシ」であるマイワシと、3つのイワシが存在する。
このように種類が違えば、それぞれ旬の季節が異なっているのも想像に難くない。マイワシの旬は5~10月頃とされており、旬のマイワシはとろけるような舌触りで刺身にも向いている。
ウルメイワシは年中市場に並ぶイワシではあるが、とくに美味しいとされる旬の季節は冬から春先にかけてだといわれている。
そして最後に、カタクチイワシの旬は9~1月ごろ。
このように見ていくと、ほぼ一年を通して代わる代わる3種類のイワシの旬が訪れていることが見てとれるだろう。鮮魚として流通するマイワシの旬だけを見ても5~10月と一年の約半分を占めている。旬は漁獲量が多い季節でもある。旬の時期の長さから見ても、イワシが家庭でどれだけ親しまれてきたかが見てとれるだろう。

2. 種類いろいろ!イワシの種類ごとの特徴

先述の通り、日本ではマイワシ、ウルメイワシ、カタクチイワシという3種類のイワシが代表的なイワシとして親しまれている。ここではもう少しそれぞれのイワシの特徴について掘り下げていこう。

マイワシ

鮮魚として市場に並ぶ代表的な「イワシ」。背中が青く黒い点が7~8つほど模様のように並んでいるのが特徴。後述のほかのイワシにはこの斑点がないので、斑点によってほかのイワシと区別し、マイワシだと判断することができる。この3種の中では最も大きく成長する品種で、大物になると30cmを超えることもある。

ウルメイワシ

名前の通り、目が潤んでいるかのように見えるのが特徴。また、マイワシと比べてみるとやや目が大きい。ウルメイワシも刺身が美味しい魚ではあるのだが、鮮度が落ちるのが非常に早く、干物として流通する場合がほとんど。もし釣りあげる機会があったなら、刺身で食べてみることをおすすめしたい。マイワシほどではないが大きく育ち、20cmを超えるサイズに成長する。

カタクチイワシ

成魚でも10cmにようやく届くくらいという小ぶりなイワシ。煮干しやしらす、ちりめんじゃこといった加工食品として流通することが多い。ほかのイワシと見比べると特徴的な顔立ちで、下あごが小さいため口を閉じていると上あごだけに見える(=片口)ということでカタクチイワシと呼ばれるようになったようだ。

3. 気候によって漁獲量は激変!イワシの産地

イワシは回遊魚で、沖縄を除く日本全国に生息している。したがって日本全国どこでも産地として目にする機会があるイワシではあるが、とくにマイワシはその年によって漁獲量にバラツキがあり、周期的に大漁の年と不漁の年がやってくるのが特徴だ。
その中でも代表的な産地としては北海道や長崎、茨城といったところが挙げられる。とくに茨城県は生しらすが食べられる産地として耳にしたことがあるのではないだろうか。
不漁になると価格が一気に高騰し、イワシは年によって価格が安定しない魚でもある。安く売られているのを見かけたら逃さず買って美味しくいただくようにしたい。

4. カルシウムたっぷり!イワシの栄養価

栄養の観点から見てもイワシは優秀な食材だ。煮干しといえばカルシウムたっぷりという印象に違わず、イワシはカルシウムが豊富で骨粗しょう症などの予防には最適な魚といわれている。また、たんぱく質も豊富に含まれているため、骨だけでなく筋肉や内臓などの身体全体を強くするのにもイワシの栄養は最適となっている。
また、これ以外にもマグネシウム、リンといったミネラルもたっぷり含まれているほか、さらにカルシウムやマグネシウムの働きを強めてくれるビタミンDまで豊富に含まれている。
こういった栄養素を余すことなく摂るには、骨まで食べてしまうのがおすすめだ。フライにする、骨まで柔らかく煮込むなどの方法でまるごとイワシを食べられるように工夫してみよう。

結論

イワシの旬は種類ごとに異なり、それぞれの旬を組み合わせると一年中旬のイワシを楽しむこともできる。もともと一年を通して漁獲のある魚ではあるが、旬を意識して手に取るようにすれば、いままで以上に美味しさを実感できることだろう。ちなみに、美味しいイワシ選びのポイントはどれだけ身が大きく育っているかだ。身が厚く大きく育っているものほど脂がのっていて美味しいので、しっかりよいものを見極めて手に取るとよいだろう。
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