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甘くて美味しい次世代エースの黄色りんご【トキ】の秘密とは

投稿者:ライター 亀崎智子(かめざきさとこ)

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年6月24日

りんごといえば赤色というイメージが強いが、最近は少しずつ黄色のりんごも増えてきている。そんな黄色のりんごの中では珍しく、早生でも晩生でもなく、中生であるトキという品種を知っているだろうか。中生種の有望選手との呼び名も高い、トキの特徴や食べ方について紹介していく。

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1. トキってどんなりんご?

トキは母親を「王林」、父親を「ふじ」に持ち、2004年に品種登録された、比較的新しい種類のりんごである。青森県五所川原市でりんごの育種家をしている土岐傳四郎氏によって、もとは王林と紅月を掛け合わせて作られたことから、土岐氏の名前をとってトキと名付けられたといわれている。しかし遺伝子検査の結果によると、紅月との親子関係が認められず、ふじの可能性が高いとの結果が出ている。

メインの生産地は青森

黄色のりんごであるトキは、誕生した地でもある青森で、そのほとんどが生産されている。まだまだ、その生産量は多くない黄色のりんごだが、青森県ではトキをはじめとするきおうやシナノゴールド、星の金貨、王林、金星の6品種が栽培されている。そして、青森県で生産されるりんごの約20%を黄色のりんごが占めるといわれている。

中玉丸形サイズの黄色

トキの見た目の特徴は、300~350gの重さの中玉サイズであり、丸い形だ。また、果皮は黄色~黄緑色であるが、日光が当たる面に関してはうっすらと赤みを帯びるという特徴もある。

2. トキの旬や味の特徴

旬が短い貴重な黄色りんご

りんごはその種類により、早生・中生・晩生に分けることができるが、トキは黄色のりんごの中では珍しく中生種であり、その収穫時期は9月下旬頃から11月上旬頃だ。特にその収穫のピークは11月上旬から下旬と、決して長くはない期間なのである。そのため、生産量も多くはなく、手に入れることが意外と難しい貴重なりんごでもあるのだ。

フルーティーで甘い人気のりんご

1番の特徴は、りんごの有名品種であり、父親でもあるふじの糖度を超える甘さを持ちつつも、母親の王林のように、果汁も豊富に含まれている点。ただし、適度な酸味もあるので、甘みと酸味のバランスがよく、甘みが際立つその味わいは幅広い年代に人気がある。また、シャキシャキとした食感も特徴であり、歯ざわりや口当たりもよい。そして、王林の特徴を受け継いだ爽やかな香りもしっかりとあり、食べた時の満足感を高めてくれるのである。

3. トキの選び方とおすすめの食べ方

黄色の色が熟している証

出始めの時期には、果皮が黄緑色のものもたまにあるが、熟しているサインは果皮が黄色のものを選ぶと酸味が少ないだろう。果皮の確認をする時には、全体はもちろんだが、お尻の方が緑色でないものを選ぶのがよい。また、果皮にしっかりとハリがあり、果汁が豊富であるという特徴があるので、同じ大きさのもので比較する場合には、持つと重みを感じることができるものがおすすめである。

美味しく食べるための保存方法

トキの日持ちは冷蔵庫保管で約2ケ月といわれているので、りんごの中では決して日持ちが長い方ではない。保存する際には、少し面倒ではあるが、1個ずつ新聞紙などで包んでビニール袋に入れて、冷蔵庫で保管するのがおすすめである。

1番は生かじりがおすすめ

黄色のりんごのトキだが、1番おすすめの食べ方はやはり、生のまま食べることである。シャキシャキとした歯触りや爽やかな香りを、もっとも満喫できる食べ方だ。ただし、加熱することで甘みがさらに増して、よりりんごの甘さを楽しむことができるので、ジャムや焼き菓子のフィリングなどに使用するのもよいだろう。

結論

青森県の黄色のりんご代表選手でもあり、甘くて美味しいりんごであるトキ。有名品種であるふじと王林のよいところを受け継いだ、幅広い年代から愛されるりんごである。生産量が多くないので貴重なりんごでもあるが、爽やかな香りで甘みも強いので、手に入れられた時にはぜひ堪能してほしい。
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