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フルーツトマトとは?ミディトマトとの違いやおすすめの食べ方を紹介

フルーツトマトとは?ミディトマトとの違いやおすすめの食べ方を紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

2021年5月26日

優しい甘みと爽やかな酸味が特徴のトマト。その品種は世界に8000種以上あり、日本だけでも320種以上が品種登録されている(※1)。そんなトマトだが、中には「フルーツトマト」と呼ばれているものもある。これは実は特定のトマトの品種ではなく、特別な栽培方法により糖度を高くしたトマトの総称である。今回はそんなフルーツトマトについて詳しく解説する。

  
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1. フルーツトマトとは?

フルーツトマトとは特定の品種ではなく、通常のトマトよりも糖度が非常に高いトマトのことだ。通常のトマトと異なり、フルーツトマトは極力水を与えないようにして作られている。これにより糖度が8~10度以上の甘みが強いトマトが完成する。フルーツトマトは全国で作られているが、発祥地は高知県とされている。特に高知市一宮地区の「徳宮トマト」は非常に有名なフルーツトマトである。

フルーツトマトの誕生秘話

フルーツトマトは、1970年頃に高知県で偶然誕生したトマトである。実は1970年にトマト栽培が盛んであった高知県に台風10号が押し寄せる。それにより高知市の堤防が決壊し、海水が一宮地区(徳宮地区)に流れ込んでしまう。土壌に塩分が残りトマト栽培は困難を極めたが、そこで育ったトマトは小ぶりながら非常に甘みが強いものであった。これが今に続くフルーツトマトの始まりだという。

2. フルーツトマトの特徴と魅力を紹介!

通常のトマトよりも糖度が高くて甘みが強いフルーツトマト。そんなフルーツトマトの特徴は、単に甘みが強いだけではないようだ。そこでフルーツトマトの特徴や魅力についても確認しておこう。

特徴1.通常のトマトよりも甘い!

通常のトマトも優しい甘みが楽しめるが、その糖度は4~5度程度となっている。一方、フルーツトマトの糖度は平均8度以上であり、中には糖度が12度を超えるものも販売されている。こうしたフルーツトマトは、見た目こそトマトであるが、味はまるでフルーツのようだ。その上、トマトらしい爽やかな酸味と奥深いうま味を楽しむことも可能。そのため、非常に美味しいトマトとなっている。

特徴2.通常のトマトよりも小ぶり!

前述のとおり、フルーツトマトはあくまで「糖度」を基準にした区分・名称である。そのため、大きさに関する基準は設けられていない。しかし、一般的なフルーツトマトは大玉トマトの種を使っているのに、通常よりも小ぶりに育つことが多い。これはトマトに与える水分量を減らす「潅水制御」を行っているからだ。潅水制御を行うと通常のトマトよりも重量が40%程度減少するという(※2)。

特徴3.フルーツトマトの種類も豊富!

1970年頃に高知県で誕生したフルーツトマトは、現在ではさまざまな地域で作られている。最も有名なのは一宮地区(徳谷地区)で作られている「徳谷トマト」であるが、高知県内には「シュガートマト」や「乙女の涙スウィーティア」などのフルーツトマト(ミニフルーツトマト)もある。また、和歌山県、群馬県、静岡県、長野県など、高知県以外でもフルーツトマトが作られている。

3. フルーツトマトの美味しい食べ方

甘みが強くて果肉が軟らかいフルーツトマトは生食がおすすめ。そのままかぶりついてみるのもがいいが、カプレーゼにしたり、冷製パスタの具材に使ったりしてオシャレに仕上げてもよい。ここではそんなフルーツトマトの美味しい食べ方をいくつか紹介しておこう。

食べ方1.カプレーゼ

フルーツトマトとモッツァレラチーズを使って「カプレーゼ」を作るのもおすすめ。作り方はフルーツトマトとモッツァレラチーズをそれぞれ輪切りにする。それからお皿に交互に並べて、オリーブオイル・塩コショウ・レモン汁・乾燥バジルを混ぜた特製ソースをかければ完成だ。簡単なのに見栄えもよいので、ホームパーティーやポットラックパーティーなどにもおすすめとなっている。

食べ方2.冷製パスタ

甘み・酸味・うま味が強いフルーツトマトを「冷凍パスタ」に使うのもよい。刻んだフルーツトマトを塩胡椒・オリーブオイル・バジルなどを混ぜ合わせてからしっかりと冷やす。その後、冷水でしっかりと冷やしたパスタと味付けしたフルーツトマトを和えれば、トマトの美味しさたっぷりの冷製パスタが完成する。トマトの味を引き出すために、味付けを控えめにするのがポイントとなっている。

4. フルーツトマトの正しい保存方法

フルーツトマトは傷みやすいため、日持ちさせるためには正しい方法で保存するのが重要だ。フルーツトマトの保存方法は通常のトマトと同じで、まずは傷みやすいヘタを取り除く。それから保存袋に入れて、下手を下側にして冷蔵庫の野菜室で保存すればよい。なお、保存期間の目安は4~5日程度なので早めに使い切ろう。また、トマトの保存方法の詳細については以下のページで解説している。

5. おすすめのフルーツトマト3選

フルーツトマトは一般的なスーパーや八百屋で見かけることもあるが、確実に手に入れたいならネット通販を利用するとよい。ここではネット通販で人気のおすすめフルーツトマトを紹介する。なお、収穫時期・発送時期・注文受付時期などはそれぞれの業者によって異なるので注意しよう。

おすすめ1.徳谷トマト

1つ目のおすすめ品が、高知県高知市一宮地区(徳谷地区)で栽培されている「徳谷トマト」。この地域では現在、10数軒の農家が「徳谷トマト」を栽培しているという。徳谷トマトの特徴は樹になっているときに十分栄養を吸わせているため、見た目が真っ赤で果肉が詰まっていること。ただし、農家により品質(等級)が異なるため、高価なものもあればお手頃価格のものもあるという。

おすすめ2.太陽のめぐみ

2つ目のおすすめ品が、山梨県南アルプス市で栽培されている「太陽のめぐみ」。こちらは「フルティカ」という品種をアイメック栽培(潅水栽培の一種)により、高糖度・高栄養素に育てているのが特徴。また、南アルプス市のきれいな空気と水を使い丁寧に一つひとつ育てているという。AmazonなどのECモールで購入できるほか、ふるさと納税を利用しても入手することが可能だ。

おすすめ3.アメーラ

3つ目のおすすめ品が、静岡県や長野県で栽培されている「アメーラ」。これは静岡弁で「甘いでしょ」という意味があるトマトのことである。「最高品質の高濃度トマト」というキャッチコピーを掲げているアメーラは、甘み・酸味・うま味のバランスがよく、食べたときにトマトの香りが広がるのが特徴である。オンラインショップやECモールなどで購入することが可能だ。

6. フルーツトマトとミディトマトの違いとは?

フルーツトマトとミディトマトは分類方法が異なる。フルーツトマトは「甘さ」による分類だが、ミディトマトは「大きさ」による分類だ。トマトは一般的に大玉・中玉・小玉の3つに分けられて、ミディトマトは中玉の総称である。大玉よりも色が濃い傾向にあり、栄養素がぎゅっと詰まっている。トマトのサイズによる違いは以下に詳しくまとめてあるので興味があるなら確認してみよう。

結論

フルーツトマトは特定の品種ではなく、糖度が高いトマトの総称である。その中には高知県の「徳谷トマト」をはじめ、「太陽のめぐみ」や「アメーラ」などさまざまな種類がある。同じフルーツトマトではあるが、それぞれ甘み・酸味・うま味のバランスなどが異なるという。ECモールで購入できたり、ふるさと納税で入手できたりするので、興味があるなら探してみるとよいだろう。
【参考文献】
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  • 公開日:

    2019年6月26日

  • 更新日:

    2021年5月26日

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