- ※1:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
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1. オートミール粥とは?
オートミール粥とは、オーツ麦を原料とするオートミールを使ったお粥のことだ。欧米でポピュラーなポリッジをはじめ、日本人好みの和風粥や卵粥、中華粥などさまざまな種類がある。オートミール粥の魅力は、ボソボソとした質素な味わいのオートミールが食べやすくなること。また、調理自体も比較的簡単で、朝の忙しい時間帯でも手軽に用意できることなどがある。
基本のポリッジとは何か?
ポリッジとは「穀物を水や牛乳などで煮たお粥」のことで、一般的にはオートミールを牛乳で煮込んだ粥を指す。欧米では非常にポピュラーな朝食となっており、一般的な家庭でも簡単に作ることが可能だ。また、お皿に盛り付けたポリッジの上に、お好みのフルーツやナッツ類などをトッピングすることも多い。冷たい牛乳をかけて食べるシリアルとは違った美味しさや味わいを楽しめる。
2. オートミール粥の基本的な栄養価
オートミール粥にはさまざまなレシピがあり、使う食材や食べる量などによって栄養価は異なる。例えば、オートミール(30g)と牛乳(150ml)だけで作るオートミール粥(ポリッジ)の場合、カロリーは200kcal程度である(※1)。また、そのほかの主な栄養価は以下のようになっている。
オートミール粥のカロリーの内訳
・カロリー:197kcal
・たんぱく質:9.0g
・脂質:7.4g
・炭水化物:27.9g
(・食物繊維:2.8g)
・たんぱく質:9.0g
・脂質:7.4g
・炭水化物:27.9g
(・食物繊維:2.8g)
3. 基本のオートミール粥(ポリッジ)の作り方
オートミール粥は家で作ることも可能だ。スタンダードなオートミール粥(ポリッジ)に必要な材料は、オートミールと牛乳(水でも可)、食塩などとなっている。また、お好みでフルーツ・ナッツ類・ハチミツなどを用意するのもおすすめだ。これらを用意したらさっそく調理を始めよう。
電子レンジを使ったオートミール粥の作り方
1.深めの耐熱皿にオートミールと牛乳を入れる
2.ラップをして電子レンジで2~3分程度加熱する
3.お皿に盛り付けてからトッピングを 乗せて完成
2.ラップをして電子レンジで2~3分程度加熱する
3.お皿に盛り付けてからトッピングを 乗せて完成
鍋を使ったオートミール粥の作り方・手順
1.鍋にオートミールと牛乳を入れる
2.弱火にかけて時々かき混ぜながら加熱する
3.汁が少なくなりトロトロになったら火を止める
4.お皿に盛り付けてからトッピングを 乗せて完成
2.弱火にかけて時々かき混ぜながら加熱する
3.汁が少なくなりトロトロになったら火を止める
4.お皿に盛り付けてからトッピングを 乗せて完成
4. オートミール粥のおすすめアレンジ2選
定番のオートミール粥はオートミールと牛乳で作るもので、これにフルーツやナッツ類などをトッピングするだけでもアレンジを楽しむことが可能だ。しかし、味付けそのものを変えてしまうという方法もある。ここでは、そんなオートミールのおすすめアレンジを2種類紹介しておこう。
その1.卵とオートミールの中華粥
オートミール粥の中でも特に人気があるのが、「卵とオートミールを使った中華粥」である。牛乳の代わりに水と鶏がらスープの素を使い、さらに溶き卵を加えてフワフワ感をプラス。そして、盛り付けしてから輪切りにした長ネギをトッピングすれば完成だ。優しい味わいで美味しく食べられる。
その2.オートミールの和風粥
和風だしを使って「オートミールの和風粥」を作るのもおすすめだ。牛乳の代わりに水でオートミールを煮込んでから、和風だしの素で味付けしよう。また、トッピングに鮭フレークや昆布の佃煮、青ネギなどを使ってもよい。日本人好みの味付けなので、オートミールが苦手な人でも食べやすい。
そのほかのおすすめアレンジアイデア
・トマトジュースのオートミール粥
・サーモンとトマトのオートミール粥
・豆乳&粉チーズ&黒コショウのオートミール粥
・納豆のオートミール粥
・サーモンとトマトのオートミール粥
・豆乳&粉チーズ&黒コショウのオートミール粥
・納豆のオートミール粥
結論
オートミール粥とはポリッジをはじめとする、オートミールを水や牛乳などで煮込んだ粥のことである。ほっこりと温かいため寒い冬の時期には特にぴったりの料理となっている。電子レンジを使えば手早く作れるので、ぜひオートミールを食べるときには作ってみよう。
(参考文献)
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