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【ジャンボニンニク】はニンニクじゃない!?味やにおいはどう?

【ジャンボニンニク】はニンニクじゃない!?味やにおいはどう?

投稿者:ライター 諸田結(もろたゆい)

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

鉛筆アイコン 2021年7月14日

ニンニクは香りのよさや独特の味わいから、料理のアクセントなどによく使われる野菜だ。ニンニクにはさまざまな種類があるが、今回紹介するのは驚くほど大きなジャンボニンニク。普通のニンニクとは比べものにならないくらいの大きさだが、ニンニク特有の味や香りはするのだろか。ジャンボニンニクの特徴とともに紹介していく。

  

1. ジャンボニンニクはネギの仲間?

じつは、ジャンボニンニクは一般的なニンニクとは違う種類の野菜とされている。ニンニクと同様にネギ科ネギ属の植物ではあるが、ニンニクの仲間ではなくリーキやポワローなどと呼ばれる西洋ネギの仲間なのだ。ニンニクを大きくしたような見た目をしているため、ジャンボニンニクと名付けられた。

■ジャンボニンニクの特徴

・サイズ

ジャンボニンニクのサイズは1個500g前後で、普通のニンニクの約4~5倍にもなる。大きいものは800gを超え、手のひらに乗せても収まらないほどのサイズだ。ジャンボニンニク1片が、普通のニンニク1つよりも大きい。

・味やにおい

味やにおいはかなりマイルド。リーキの仲間ということで、ニンニクに玉ねぎの甘みを足したような味わいだ。ニンニク特有のにおいがかなり控えめなので、ニンニクが苦手な人や口臭などが気になる人にもおすすめ。

2. ジャンボニンニクの旬と産地

ジャンボニンニクの主な産地は鹿児島県や香川県。一般的なニンニクの代表的な産地は青森県だが、ジャンボニンニクは暖かい気候のほうが栽培に適しているとされている。旬は夏頃で、7~8月に多く出回る。収穫は6月下旬から始まり、7月頃は鮮度のよいものが出回り、8月になると外皮を乾燥させたものが出回るようになる。

■ジャンボニンニクの見分け方

美味しいジャンボニンニクを見分けるポイントは、基本的に普通のニンニクと同じ。表面が乾燥していて、芽が伸びていないものを選ぼう。収穫から時間が経っているものは芽が出始める。

3. ジャンボニンニクはどう食べるのが正解?

ジャンボニンニクは、1片ずつ皮をむいてまるごと焼いたり蒸したりして食べるのがおすすめだ。ニンニク特有のにおいが弱いので、まるごと食べてもあまり気にならず、ホクホクとしたじゃがいものような玉ねぎのような食感や、甘みのある味わいが楽しめる。もちろん、普通のニンニクと同じように料理に使うこともできる。みじん切りにするのではなく、大きめに切って料理と一緒にニンニクそのものを食べられるようにするとよいだろう。味噌やマヨネーズとの相性もよいので、自分好みの味付けや食べ方を探しながら試してみよう。

4. ジャンボニンニクの仲間「無臭ニンニク」って?

ジャンボニンニクと同じリーキの仲間に、無臭ニンニクと呼ばれるニンニクも存在する。無臭ニンニクはその名の通りニンニクのにおいがほとんど気にならず、見た目はジャンボニンニクとよく似ている。ジャンボニンニクは1つにつき4片程度なのに対し、無臭ニンニクは1つに多数の鱗片があるのが特徴。食べてもあまりにおいが残らないので、翌日仕事や予定があっても、気にせず食べられるニンニクだ。旬はジャンボニンニクと同じ夏頃。においが残らないからといって、あまり食べすぎるとお腹をこわすことがあるので注意しよう。

結論

今回は、普通のニンニクよりもかなり大きいジャンボニンニクを紹介した。実際に見たり持ったりしてみると、あまりの大きさや重さにビックリするだろう。市場にはあまり出回らない品種だが、見つけた際はぜひ手に取ってみてほしい。ニンニクが好きな人はもちろん、苦手な人もチャレンジしてみてはいかがだろうか。さまざまな料理に使うことができ、そのまま食べても美味しいのでいろいろなアレンジを試してみよう。

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  • 公開日:

    2019年8月27日

  • 更新日:

    2021年7月14日

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