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【黄にんじん】にはどんな種類がある?気になる味や特徴も紹介

【黄にんじん】にはどんな種類がある?気になる味や特徴も紹介

投稿者:ライター 諸田結 (もろたゆい)

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

鉛筆アイコン 2020年4月10日

にんじんの定番色といえばオレンジ色。鮮やかでキレイなオレンジ色を想像する人がほとんどだろう。しかし、じつはにんじんにはさまざまな色のものもが存在するのだ。オレンジ以外にも黒や紫、黄色などカラフルなにんじんがある。今回はその中でも黄色のにんじん「黄にんじん」を紹介する。黄にんじんの代表的な品種や、それぞれの特徴を見ていこう。

  

1. 黄にんじんは中まで黄色?

黄にんじんはその名の通り黄色いにんじんだ。カラフルなにんじんとして紫にんじんが挙げられるが、紫にんじんは中がオレンジ色や黄色のものもある。では、黄にんじんの中は何色なのだろうか。じつは黄にんじんの多くは、中まで黄色。つまりカットしても全体が黄色の断面になるのだ。

黄にんじんの特徴

■柔らかく甘みが強い

黄にんじんにはさまざまな種類があるが、その多くが甘みが強くて柔らかい。生食でも加熱しても美味しく食べられ、青臭さも少ないので子どもにもおすすめだ。また、鮮やかな見た目なのでサラダなどの飾りにも便利。黄にんじんを使うだけで、食卓が一気に華やかな雰囲気になるだろう。

■国産と外国産がある

黄にんじんには国産のものと外国産のものが存在する。どちらもまとめて黄にんじんと呼ばれるが、品種によって見た目が大きく異なる。

2. 黄にんじんの代表品種

金美人参(きんびにんじん)

一般的に出回っている黄にんじんの多くが、金美人参だ。五寸にんじんと同じくらいのサイズ感で、鮮やかな黄色をしている。明るくツヤのある黄色が特徴的で、甘みが強く臭みがかなり少ない。サラダや生食向きの黄にんじんである。

島人参

島人参は沖縄県で栽培されている黄にんじんで、沖縄県内では「チデークニー」とも呼ばれている。沖縄県の代表的な料理であるゴーヤチャンプルーやサラダ、スープなどによく使われている。形はかなり細長く、長さは30cmほど。青臭さはあまりないが、にんじん特有の香りが強く感じられるのも特徴だ。

イエローハーモニー

家庭菜園用などとしてよく販売されている品種。黄にんじんの中でも栽培しやすく、五寸にんじんに近い形をしている。しっかりとした甘みが感じられ、見た目もキレイなので生食がおすすめ。

ゴールドラビット

ゴールドラビットは黄にんじんの中でも、ひときわ美しい色をしている。黄色よりも黄金に近い色合いで、中心部分がやや白みがかっているのが特徴だ。甘みがとても強く、やや高級なにんじん。

3. 黄にんじんはどんな味がする?

黄にんじんは品種によって味が異なるが、基本的には甘みが強い。とても食べやすい味わいなので、にんじんが苦手な人もぜひ試してみてほしい。

見た目がキレイなこともあり、生食がおすすめだ。しかし、加熱してはいけないわけではない。にんじんしりしりなど、黄色が映える料理であれば問題ないが、煮物などにすると本来の色が損なわれてしまう可能性が高いことは留意しておこう。煮物なら一般的なにんじんでも十分なので、あえて黄にんじんを使う必要はないだろう。

やはりサラダや野菜スティック、ジュースなどにして食べるのがよさそうだ。いろいろなアレンジをしながら、自分好みの食べ方を探してみてほしい。

結論

にんじんはオレンジ色のイメージが強いが、じつは品種によってさまざまな色のものがあることが分かった。黄にんじん以外にも紫にんじんや黒にんじんなど、カラフルなにんじんがたくさん存在する。いろいろな色のにんじんを購入して、カラフルで華やかな料理を作るのも楽しいだろう。料理は味だけでなく見た目もとても重要なので、黄にんじんのような鮮やかな色合いの食材を使って、食欲をそそる料理を作ってみてはいかがだろうか。

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  • 公開日:

    2019年9月 2日

  • 更新日:

    2020年4月10日

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